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アブセンシア3~FBIの疑心~ 第10話「闇からの復活」【あらすじ感想】

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Absentia
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Episode10 Iterum Nata

【ざっくりあらすじ】シーズン最終話
自宅に戻ったエミリーとニックは、ふたりの帰宅を待ちわびていた家族と無事を喜び合う。エミリーはドーキンスに襲われたフリンを心配するが、「もう大丈夫」と答えるフリンは父を連れ戻してくれたエミリーに感謝する。FBIを辞めたエミリーが独自に捜査を続ける一方で、支局に戻ったニックとカルは現地でつかんだ情報を報告する。

 

 

 

 

黒幕の正体

メリディアンの施設にインターポールの部隊が踏み込む中、カイが盗んだファイルを見たエミリーたちは膨大なデータの中に薬品の購入歴を見つけ、エリオットの指示で施設から持ち出された物は“生物剤”と確信した。

 

 

支局に報告するニックとカルは医療業界が関与している可能性を示唆し、その答えがあるメリディアンのファイルはカントが調べることになった。一方、ガナーセンへの疑念が消えないエミリーは、切れ者捜査官だったウェッブが簡単にボロを出したことに納得できないクラウンと手を組む。

 

 

そんな中、エミリーがベルリンで会ったブリジッド・カーランがボストンに現れる。ブリジットと夫は世界でも屈指の規模を誇るカーラン製薬のCEOだったのだ。取締役会出席のためボストンを訪れたブリジットが“国境を超える会”の難民支援をアピールするニュースを見たエミリーは、難民を人体実験に使っていたエリオットが“国境を超える会”の資金集めの場にいたことは偶然ではないと確信する。

 

 

 

聴取

メリディアンのファイルの中にエミリーの研究報告書を見つけたカントは直にエミリーと会い、報告書を手渡した。メリディアンが大量に購入していた研究の中に『プロジェクト・クイル』があったのだ。エミリーの指示でブリジットとの関係に的を絞りファイルを調べたカントは、カーラン製薬とエリオットを繋ぐ送金記録を見つける。一方、ニックはカーラン製薬が大量の化合物を備蓄していることを突き止める。

 

 

アポなしで面会を試みたニックを追い払ったブリジットは、弁護士同伴で支局での聴取に応じる。聴取するニックとカルは、隙を見せないブリジットにファイルから見つかった送金記録を示す。ふたりが「カーラン製薬が犯罪者エリオットに送金した記録だ」と追及する中、慌てた様子で取調室へ入ったガナーセンは聴取を終わらせた。送金記録の件を知らされてなかったガナーセンは憤り、情報共有を命じた。

 

 

ニックとカルのおかげでブリジットの聴取を別室から観察していたエミリーは、支局のエレベーターでブリジットと対峙する。ベルリンで会ったときから正体を知っていたと言うブリジットは「覚悟なさい」とエミリーを脅した。

 

 

 

ニックの決断

エミリーが知人のジミーに復元を頼んだウォーレンが農場から持ち出したドーキンスの携帯から、ガナーセンの関与を裏付ける証拠が見つかる。1つだけあるボストンへの通話記録の相手はガナーセンの使い捨て携帯で、カイが殺された日、ガナーセンはカイの居場所を知らせるメッセージをドーキンスに送っていた。

 

 

着々と証拠が集まる一方で、暗にフリンを狙うと脅すブリジットからの警告を受けたニックは何か手を打たなければと考え、死の偽装を決断する。自宅の爆発で死んだことになったニックとフリンの葬儀を終わらせたエミリーとウォーレンは、今度いつ会えるかわからないふたりを見送った。

 

 

 

逮捕

フリンをニックに託したエミリーは、カイの名前でメリディアンのファイルをリークする。違法な研究と臓器狩りを暴露され、さらにボストン本社に隠していた生物兵器と思われる生物剤を押収されたブリジットは逮捕された。

 

 

監視されているとも知らず、サーバーからブリジットにつながる証拠を削除したつもりのガナーセンは、カントのPCから盗んだデータをブリジットの警備の男に届ける。男はガナーセンを襲い、ガナーセンを尾行していたエミリーが男に発砲する。男を倒したエミリーは意識を取り戻したガナーセンに怒りをぶつけるが、無抵抗のガナーセンを殺せなかった。

 

 

その後、刑務所のガナーセンと会ったエミリーは、アリスを殺した理由を質問する。「愚かなアリスは仲間を裏切りかねなかった」と答えたガナーセンは、カーラン夫妻のような連中は終わることがないと語る。ガナーセンがカーランにかかわった理由は特権階級への憧れだと納得したエミリーは、特別な存在になることよりも命を大切に思うことが大事と指摘した。

 

 

 

6か月後

カフェで働くエミリーの前に差出人のないハガキに導かれたカルが現れる。再会を喜び合うふたりだが、エミリーの無線に知らせが入る。「武器商人の闇取引」と説明したエミリーは任務に向かう。エミリーを見送ったカルは、コースターの下にホテルのカードキー見つけた。

 

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おちゃのま感想

3.0

 

シーズン3、終わりました~。は~、濃い内容でした。そういうわけで、脱力中です。

 

ガナーセンが内通者だった件は納得ですが、逮捕劇とその後はちょーっと物足りませんでした。殺人にも加担してるし、もっとぐいぐい追いつめて、精神的にボロボロになるガナーセンを見たかったです。

 

最終話はバタバタとまとめたかなという印象ですが、そこに至るまでの展開は非常に面白いものでした。また、今シーズンは、シーズン1からずっと作品にかかわってきた登場人物たちに見せ場が用意されてたのが嬉しかったです。ニック、フリン、ウォーレン、ジャック、そしてクラウンと、それぞれのキャラの思いが伝わる素晴らしい演技に感動しました。

 

特に、エミリーを思う父ウォーレンと兄ジャックの絆を描いてくれたことで、よりエミリーというキャラが掘り下げられた気がします。狡猾で抜け目なかった少女エミリーが愛を知る現在のエミリーになったのは、ウォーレンたち家族の愛情の中で育ったからなんですよね。

 

さて、ラストシーンはシリーズ終了を予感させるものでしたが、逮捕されたブリジットやカーラン製薬、メリディアンのその後は何も語らてません。次シーズンへ続くとするなら、シーズン1からひっぱってるエミリーをめぐる研究などをからめて疑問への答えを出してほしいです。ニックとフリンも戻ってきてくれねば!…(~_~;)
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