ウォーキング･デッド 8 第8話「暗夜の口笛」【あらすじ感想】

Episode8  How It’s Gotta Be

【ざっくりあらすじ】
聖域のウォーカーは排除され、救世主の反撃が始まった。聖域で攻撃を受けたジェイディスはリックを見捨て、リックは戦いに戻ったキャロルとジェリーに救出された。反撃を知らないマギーは、ジーザスやヒルトップの仲間とともに集合場所へ向かっていた。

マギーの覚悟

道を塞ぐ倒れた木を見たマギーは、作戦の失敗を悟った。車を停めたマギーたちは救世主に囲まれていた。

マギーの前には、王国のジェリーを人質にしたサイモンが現れた。サイモンは銃をとりあげ、マギーの車に乗っていたニールを見せしめに射殺した。次にジェリーを殺そうとしたサイモンをマギーは止め、指示に従いヒルトップへ戻った。

ヒルトップに戻ったマギーは、まっすぐ捕虜を入れた柵へ向かった。捕虜の一人を殺したマギーは、ジーザスに監視を増やすよう命じた。ヒルトップが最後の砦になると覚悟したマギーは、準備を開始した。

王の行動

王国に入ったギャビンは住人たちの前に立ち「王国とその住人はニーガンに属する」と宣言した。

救世主の侵入を知ると同時に行動を起こしたエゼキエルは、火をつけることで救世主を住人たちから引き離し、住人たちを王国から逃がした。

王国へ戻ったキャロルは、逃げてきたナビラにフェンスのある家を教え、みんなの避難を任せた。住人たちを逃がしたエゼキエルは「私を助けたように彼らを助けよ」と言い、キャロルの前で門を閉じた。

ギャビンに捕らえられたエゼキエルを、塀の外からモーガンが伺っていた。

アーロンとイーニッド

アーロンとイーニッドは、戦いに加わるよう説得するため浜辺の村へ向かっていた。

警戒心が強い浜辺の住人と話し合うことは危険なことだったが、エリックの死を無駄にしないと心に誓ったアーロンは覚悟を決めていた。

手土産の物資を手に入れたアーロンとイーニッドは、慎重に場所を選び車を停めた。夜、ふたりの乗った車に銃を持った人影が近づいた。銃でアーロンを狙う人物をイーニッドは迷わず撃ったが、それはこれから訪ねようとしている浜辺の村のナターニャだった。

カール

塀の向こうで脅しの演説を始めたニーガンの声を聴いたカールは、住人たちに避難の指示を出した。話し合う時間はなく、みなカールの指示に従った。

ひとり街に残ったカールは見張り台に立ちニーガンと対峙した。今度こそリックを殺すと息巻くニーガンに、カールは「もうやめよう」と冷静に話した。

カールの「誰かを殺したいなら僕を殺せ」という言葉はニーガンを黙らせたが、住人が逃げたと知らされたニーガンは激怒し、攻撃を開始した。

ドワイト

カールの指示で脱出した一行の先にはドワイトのチームがいた。ダリルたちを追跡したドワイトは、ワナだと訴える仲間の意見を無視し、ダリルが合図した場所へ救世主たちを導いた。

銃撃戦が始まり、ドワイトはついに救世主たちに銃を向けた。しかし、全員を殺すことはできず、裏切りを知ったローラに撃たれてしまった。ローラを取り逃がしたドワイトは、もう救世主には戻れない。

作戦失敗後も裏切らなかったドワイトだったが、ダリルとタラがドワイトを許すことは難しい。作戦に従わず聖域の壁を壊したことを気に病むダリルに、ドワイトはユージーンがウォーカーを排除したと教えた。「俺はまだ役に立つ」と言うドワイトにロジータが手を差し伸べた。

ユージーンの懺悔

聖域のウォーカーを排除したユージーンは、自分の選択に苦しんでいた。

ユージーンは、ゲイブリエルの「マギーのもとにカーソン医師を戻す」という使命に協力すると決め、ゲイブリエルとカーソンに脱出の手順を説明した。

ゲイブリエルは一緒に行こうと誘うが、ユージーンは残ると決めていた。ユージーンは準備した車のカギをわざと落とし、部屋を出ていった。

悲しい事実

アレクサンドリアの家に戻ったリックは、待ち構えていたニーガンに襲われた。ニーガンに投げ飛ばされ窓を突き破ったリックはそのまま逃走し、救世主を倒していたミショーンと合流した。

ミショーンに連れられ下水管へ入ると、そこにはすでに避難した仲間たちがいた。

リックとミショーンは、憔悴した様子のカールのもとへ向かった。カールは、セディクに気づいたリックに自分が連れてきたと説明した。「それでこうなった」とカールが父に見せたものは、噛まれた痕だった。

おちゃのま感想 ★★★