Episode6 The King, the Widow and Rick
【ざっくりあらすじ】
アレクサンドリア、ヒルトップ、王国は、決めていた方法で互いの状況を共有した。マギーは捕虜問題、キャロルは制圧したが戦闘員がほぼ全滅したことを報告した。計画は順調だと知らせたリックは「2日後に聖域に集結し、終わらせる」と指示を出した。攻撃に参加できなかったミショーンとロジータは、孤立した聖域を確認するため出発した。
ミショーンとロジータ
聖域へ向かう途中、賑やかな音楽に気づいたミショーンとロジータは、発生源の建物に侵入した。建物の中では、救世主の男女が「戦闘が起きたらしい」と話をしていた。近づいたミショーンが気づかれ、銃撃戦になった。男は倒したが、女は大量のスピーカーを積んだ車で逃げてしまった。
悔しさをにじませ車を見送ったミショーンとロジータの前で、突然現れた車が救世主の車に衝突した。衝突させた車に乗っているのは、ダリルとタラだった。救世主の女は、大量のスピーカーを使い聖域からウォーカーを排除しようとしていたのだ。
ダリルとタラはミショーンとロジータを連れ、聖域へ向かった。聖域は計画通りウォーカーの群れに囲まれ孤立している。「どうする?」というロジータの問いに、ダリルは「今すぐケリをつける」と答えた。
ヒルトップの問題
ジーザスが連れてきた救世主の捕虜たちは、ヒルトップの外に繋がれていた。ジーザスは救世主が受け取らなかったカブを捕虜に与えたが、マギーは食料を捕虜に与えることに良い顔はしなかった。
捕虜を絞首刑にしろとグレゴリーが騒ぐ中、マギーはフェンスで区切った場所を作り、捕虜たちをヒルトップの敷地へ入れた。
マギーに取り入ろうとするグレゴリーは、相変わらず自分本位で救世主に寝返ったことも正当化した。グレゴリーに”羊”にたとえられ「オオカミを放置できない」と言われたマギーは、グレゴリーこそフェンスに入れるべきだと判断した。捕虜たちの中へ入れられることになったグレゴリーは抵抗するが、マギーは容赦しなかった。
ジーザスは捕虜を拘置したマギーに感謝するが、マギーは仲間を救う切り札に利用するつもりだった。マギーは「不要なら生かしておけない」とジーザスに告げた。
傷心の王
王国に戻ったエゼキエルは引きこもり、誰とも会おうとしなかった。それでもジェリーは変わらず王に使え、王を守っている。
「戦う者を集める」というキャロルの声を聴き、ベンジャミンの弟ヘンリーが志願した。森へ入り、棒でウォーカーと戦うヘンリーを見つけたキャロルはヘンリーを助け、きつく叱った。しかし、兄の敵を討つというヘンリーの意思は固く、キャロルはヘンリーに銃を握らせた。
エゼキエルは”王”を演じる気力も失い、「もうできない」とキャロルに話した。他人を拒むエゼキエルに、キャロルはなぜ自分を気にかけたのか質問し、エゼキエルは「君といると、演技ではなく本物の自分でいられた」と答えた。
王国のみんなにとって”王”はエゼキエルだけで、キャロルは「できる限り役を演じて」と涙を流し訴えた。
新たな出会い
カールは、攻撃の準備中出会った男を森で発見した。初対面のときリックが威嚇射撃したことを謝ったカールは、男に水と食料を渡した。カールは男をアレクサンドリアに誘うつもりで捜していたのだった。
セディクと名乗った男は「彼ら(ウォーカー)を殺せば魂が解放される」という母の教えを守り、ひとりでウォーカーと戦っていた。森の中で動物に群がるウォーカーを見たカールは、セディクの母の教えを尊重し、ふたりでウォーカーを倒した。
自分を連れていくことでカールが困ることになるのではとセディクは心配するが、カールは「知り合ったからには責任がある」ときっぱり告げ、アレクサンドリアを目指した。
リックの計画
リックはジェイディスを訪ね、救世主を攻撃した写真を見せた。リックは「救世主は終わる」と宣言し、ニーガンとの取引をやめ自分たちと組むように求めた。
「仲間が攻めてくるかは、君の選択にかかっている」と、リックに迫られたジェイディスの答えは「NO」だった。
リックを捕らえたジェイディスは印をつけたトレーラーに閉じ込めた。
おちゃのま感想 ★★
えーーーっと。
話が先へ進まず、ちょっともどかしい気持ちです(´・ω・`)
「2日後に聖域に集結し終わらせる」ということで、シーズン前半の残り2話は、この2日間の話になるんでしょうかね~。ダリルは「今すぐ・・・」って言ってましたけど。
マギーのお腹のふくらみ具合から察するに、シーズン6後半くらいからあまり時間は経過してないですよね。マギーの赤ちゃんはいつ産まれるんだろう?(-.-)
今回は、各共同体の攻撃報告のようなエピソードだったけど、モーガンを案じる声がなかったことが残念。まさか、モーガンがいなくなったこと、報告してないってないですよね~。モーガンについては今後の情報も流れておりますが、このまま…ってことにはならないで欲しいです。