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11/22/63 第2話「ウサギの穴 PART2」【あらすじ感想】

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Episode2 The Rabbit Hole 2

【ざっくりあらすじ】
賭けで派手な勝利をおさめてしまったジェイクは、身の危険を感じテキサスへ向かった。さっそく歴史の舞台となった“テキサス教科書倉庫”前に立ったジェイク。バッグを忘れて去ろうとした女性に声をかけると、女性はセイディと自己紹介し読書に夢中でよく忘れると明るい笑顔で挨拶した。過去へ来て以来、疎外感を感じているジェイクは束の間セイディと読書や映画の話を楽しんだ。

 

 

過去の抵抗

ダラスに着いたジェイクは、アルから聞いていた食事付の下宿に落ち着いた。下宿先の女主人は、アルのことは全く覚えていない様子で、ジェイクは「執筆中の本のリサーチで来た作家」だと自分を紹介した。部屋に飾られているカレンダーは1960年10月だ。

 

 

ジェイクは「人と親しい関係を築くな」とアルに言われ、過去は変えられるのを嫌がると聞いていた。しかし、過去の世界で人との距離を感じるジェイクは、公衆電話からこの時代に居る父へ電話をかけてみた。繋がったものの混線しているのか会話はできず、父の声も聞き取れない。諦めて一旦は公衆電話から離れたジェイクだったが、もう一度と振り返ると、猛スピードの車が公衆電話につっこみ大きな事故を起こしてしまった。

 

 

自分の行動を拒否する力の存在を見たジェイクは、自室で吐くほど恐怖を感じ動揺してしまった。

 

 

 

1960年 ジョージ・デ・モーレンシルト

1960年でやるべき事は、オズワルドの支援者だったジョージ・デ・モーレンシルトを調べる事だった。

 

 

ソ連からの亡命者で、ダラス石油クラブのメンバーでもある金持ちのジョージが、1962年にはオズワルドの親友になるのだ。貧しいオズワルドの家へジョージが入り浸った理由は、オズワルドにJFK暗殺をさせる為だった可能性もある。ジョージは、1977年の暗殺調査の特別委員会で「オズワルドの住所はCIAに聞いた」と証言した翌日、自殺したとされている。まずは、ジョージとCIAが繋がるのか調べる必要があった。

 

 

ジェイクはアルの注意を思い出しつつ、アルが調べきれなかった部分を補足しようと行動開始した。アルは過去の強い抵抗を感じた“夜”が重要な場面だと確信していた。

 

 

アルが重要だと言っていた夜。ジョージは町一番のレストランで正体不明の男たちと密会していた。予約がないと入れないと断られたレストランに、アルから聞いたとおりチップをはずみ、ジョージの近くのテーブルに案内させるジェイク。以前この場面に来ていたアルは、店の階段を下りたところで大やけどを負い、ジョージに近づくことができずにいた。

 

 

ジェイクは注意して進み、アルに襲い掛かった炎も手に持っていたジャケットで防ぎ、先へ進んだ。今度は天井から何かが落下してくるが、ここもなんとかクリアして席へ着くことができた。

 

 

ジョージと男たちの会話は、周囲の雑音で正確には聞き取れない。イラつくジェイクの耳に「オズワルド」という単語が入ってきた。ジェイクは、ジョージが会っていた男たちはCIAだと確信した。

 

 

 

そして過去のハリーへ・・・

ジョージとCIAの接触を確認したジェイクが下宿へ戻ると、建物が燃えていた。消防士が救出した下宿の女主人の息子ヘンリーは息をしていなかった。

 

 

猛烈な過去の抵抗に、茫然とするジェイク。自分の部屋も焼けてしまい、アルが何年もかけて調べ上げた資料も焼けてしまった。ジェイクはメーンへ帰ると決め、車を走らせた。

 

 

メーンへ帰る途中で、ジェイクはケンタッキーへ立ち寄った。
そこは、社会人クラスの教え子ハリーが幼い頃に過ごした街だった。課題の作文で自分の少年時代の悲惨な事件を告白したハリーの当時の姿を、ジェイクは一目見ようとしていた。

 

 

笑顔で楽しそうな幼いハリーの弟妹と母親は、この数日後に父親にハンマーで殴り殺される事になる。ひとり生き延びたハリーも障害を背負う事になるのだった。

 

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おちゃのま感想 ★★★★☆

原作では確かダラスに向かうまでいろんな事があったのだけど。そうかー、いきなりダラスへ向かった~。

今回は、歴史を変えようとしているジェイクを阻む見えない力の存在が描かれてました。おそらく重要な事実は変えることはできないという設定なのか、変える事はできるけれど想像以上の代償を伴うって解釈でいいのか。うーん。

ウサギの穴出口付近で「ここにいてはダメ」と声をかけてくる不気味な男性を、ジェイクは他の場所でも見てしまうのだけど、これは現実ではなく幻のような感じなのかな。アルはその男は気にするなとジェイクに言ってたけど、ジェイクはメチャ気にしてます。ジェイク自身「この場所にいてはいけない」と感じているからなのかな。

そもそも、アルはベトナム戦争を阻止したいという目的でJFKを救おうとしていると思うのだけど(わたしの想像)、ジェイクには特別な思い入れがあるわけでもなさそうなので、危険を冒し死者を出してまでこの任務を続ける意味はあるのだろうかと感じてしまいます。ジェイク自身もそう思うんじゃなかろうか。

ジェイクがケンタッキーに立ち寄ったって事は、ハリーの身に起こる惨劇を防ごうとしているのかな。これ、もしここで防いだとしても、一旦現実の世界へ戻り、再度ウサギの穴を通って過去へ来るとリセットされちゃうんで、意味ない事になるのだけど・・・。それとも、このときのジェイクは、JFK暗殺阻止は諦めてるのかな。

原作とは違う流れなので、いろいろ想像しつつ楽しんでます(*^^)v

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