Episode8 End of the World as We Know It
クレバスに落ちたハリー、アスタ、ダーシーは窮地に陥る。一方、ペイシェンスの町には一瞬起動した宇宙船からエイリアンの居場所を特定したローガンとキャスパーが現れる。
本当の姿
身動きがとれない状況でも、ハリーは相変わらず不遜な態度をとる。そんなハリーに呆れながらもアスタとダーシーは脱出方法を考える。ダーシーが氷河の壁を登りはじめると、二度目の崩落が起きる。ダーシーは意識を失い、ハリーとアスタはさらに深い場所へ転落する。
怪我を負ったハリーは衰弱し、人間の姿を維持できない。子供だましの嘘はアスタには通じず、エイリアンだと打ち明けたハリーは人間を滅亡させる任務と人間ハリーを殺したこと以外の真実を語る。
ハリーがエイリアンだという事実にショックを受けながらも、アスタはハリーを見捨てなかった。気遣ってくれるアスタに本当の自分をさらけ出したハリーは肩の荷を下ろす。いつしか抱くようになった人間の感情に戸惑うハリーの本音を知ったアスタも、思い描いた道から外れた人生をやり直そうとしてると打ち明ける。
生きる目的
エイリアンハリーとアスタが心を通わせる一方で、氷河の壁を登るダーシーは過酷な闘いを続けていた。力尽きたダーシーはオリンピックで大怪我を負った時の夢を見る。夢の中で、「諦めちゃダメ」と励ますアスタの声を聞いたダーシーは自分を鼓舞し、ふたりを救出した。
アスタが防寒具で覆ったハリーの正体にダーシーは気づかず、町へ戻ったアスタは父ダンに助けを求める。寒いほど回復が早まるというハリーをダンのダイナーの冷凍室へ運んだアスタは「彼を助けてあげたい」と訴え、アスタを信じるダンはエイリアンハリーを受け入れる。
装置を失くしたハリーは死を望み、ハリーを励ますアスタは装置を見せる。何千年も前から地球の変化を観察してきたというエイリアンのハリーに、いまの地球の状況は腐った卵のようだと教えられたアスタは、ハリーが助けを呼ぶために必要だと説明した“無線機”を探したのだ。装置を見たハリーは生きる希望を取り戻し、毒が回っている脚の切断を指示する。
将官の手先
宇宙船の操縦士を探すローガンとキャスパーは、駆け落ちした新婚夫婦という設定でペイシェンスの町に潜入した。何の手がかりも見つけられないふたりは、意見も合わない。極秘任務を理解してないローガンを襲ったキャスパーは、風に飛ばされたポスターに目を留める。それは、マックスがリヴと作ったエイリアンを探すポスターだった。
おちゃのま感想
アスタに本当の自分を見せたハリーも、エイリアンのお腹に手を突っ込んだアスタも頑張りましたが、なんといっても今回の頑張りましたで賞はダーシーですよね!救助隊を待つのではなく、自力でアスタやハリーを救出したあの頑張り。惚れてしまった…(*´ェ`*)
ハリーの正体はアスタだけでなく、ダンにも知られてしまいました。なんだかジワジワとハリーの秘密が漏れてゆく流れのような・・・。もともとハリーを怪しんでたダンは秘密を守ってくれるかな?
さて、将官の手先ローガン&キャスパーもハリーに近づいてます。マックスから情報を聞き出そうとするんでしょうね〜。シーズン1も残り2話。ハリーに迫る危機とは別に、忘れそうなサム殺人事件のほうも気になります。