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パーソン・オブ・インタレスト 4 第4話「ブラザーフッド」 | あらすじ感想

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Episode4 Brotherhood

【ざっくりあらすじ】
今回マシンが知らせてきた対象者は、14歳のマルコムと8歳のトレーシー兄妹の番号だ。ふたりの母親は服役中で父はおらず、別々の里親の家で暮らしている。ショウとリースが手分けしてふたりの学校に向かうが、ふたりとも学校を欠席していた。通学ルートをたどったリースは、ブラザーフッドとアルメニア人の銃撃事件現場に遭遇した。麻薬取引のトラブルが原因らしく、現場からは50万ドル相当の麻薬と現金が消えていた。

 

 

 

 

ギャングの金を手にした子供たち

マルコムたちのメトロカードの履歴を追ったフィンチがふたりを発見した。ふたりは5番街の高級店で買い物中だった。里親で暮らすふたりが高級店で洋服を買える理由は、麻薬取引の金を盗んだ為だと容易に想像できた。

 

 

ふたりを保護するためフィンチが尾行していると、それに気づいたマルコムは現金をばらまき通行人たちの大騒ぎに紛れて姿を消してしまった。 目立つ行動をしたふたりはすぐにブラザーフットかアルメニア人に見つかるはずで、リースは捜査を担当するDEAのレノックス刑事にもマルコム兄妹の保護を要請した。

 

 

マルコムたちが高級服を身に着け向かった先は、大手法律事務所だった。大金を持っているマルコムは警備員に没収される事を恐れ、駐車場から建物に入ろうとした。しかし駐車場にはブラザーフッドが現れ、マルコムたちに銃を向けてきた。車の陰に隠れたマルコムたちを救ったのは、ブラザーフッドのミニという男を人質にしたショウだった。ショウのおかげでマルコムたちは助かり、そこに現れたリースとレノックスにより無事保護された。

 

 

 

マルコムの決意

リースはマルコムたちとレノックスをまだ封鎖中の事件現場の部屋(リースが担当した事件現場)へ連れて行き、ひとまず安全を確保した。

 

 

マルコムがギャングの金を盗んだのは、母親を刑務所から出所させるためだった。一流の弁護士が必要だと考えたマルコムは、門前払いされないように高級服を着て法律事務所へ向かったのだ。ふたりは母親が戻ればまた一緒に暮らせると信じていた。

 

 

マルコムの決意は固く、レノックスに説得されても奪った金を渡すつもりはない。 リースは頑ななマルコムに、犯罪組織の現実と妹まで犯罪に巻き込んでいる事実を突きつけた。マルコムは、リースに万が一の場合は妹の面倒をリースが見ると約束させ、現金の隠し場所を教えた。レノックスはひとりで大丈夫だと言い、現金確保へ出て行った。

 

 

 

ブラザーフッドの内通者

レノックスが部屋から出て行くと、銃撃現場で発見された携帯を調べたファスコから、ブラザーフッドと連絡を取り合っていた電話番号がわかったと連絡が入った。その番号はレノックスの番号だった。

 

 

ブラザーフッドの内通者がレノックスだとわかり、ファスコはすぐに応援に行くと言い、リースとの通話を終わらせた。 ブラザーフッドが迫り、ファスコ到着を待てないリースは、マルコムたちを連れて部屋を出た。

 

 

逃げる途中、マルコムは母親が逮捕されたのは自分をかばったからだとリースに打ち明けた。銃の不法所持で逮捕された母親の銃の本当の持ち主はマルコムだった。頑なに現金にこだわり母を出所させたかったのは、自分の愚かさが招いた事だったからだ。

 

 

ファスコも到着しリースたちを援護したが、ブラザーフッドは倒しても次々現れた。キリのない敵の襲撃に、マルコムはトレーシーをその場に残し、リースたちが敵の銃撃へ備えている間に消えてしまった。

 

 

マルコムはブラザーフッドのリンクに直接取引を持ちかけた。リンクが逮捕された時は自分が身代わりになる代わりに、妹は見逃して欲しいと言うマルコム。マルコムがリンクの車で連れ去られそうになったところに、リースが追いつき車を止めた。リースは、現金をリンクに見せ自分と取引しようと持ちかけた。リンクはマルコムを車から降ろしリースを車へ乗せ連れ去った。

 

 

リースが盗んだ現金を持っていないことはすぐにリンクにバレてしまった。 ショウは人質にしていたミニが逃げ出す様に仕向け、フィンチに追跡させドミニクの居場所を探ることにした。

 

 

ミニが向かった先はコインランドリーだった。 ミニは尾行していたショウに簡単にまた捕らえられた。そしてショウは、そこで盗まれたはずの麻薬を発見した。ショウはリースを連れ去ったリンクに電話し、麻薬を渡す代わりに、リース解放とマルコム兄妹から手を引くよう求めた。リンクはしぶしぶ取引に応じ、リースを解放した。

 

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そして事件後

マルコムとトレーシーは元気よく学校に通っていた。 リースはマルコムにソーシャルワーカーとの面談を知らせ、ふたりが一緒に暮らせるように気を配っていた。そしてマルコムが望むような弁護士を見つけてもいた。マルコムが将来は刑事になると言うのを、リースは目を細めて嬉しそうに聞いていた。

 

 

リンクと合流した“ミニ”は、マルコムが盗んだ現金を持ち逃げしようとしていたレノックスを射殺した。正体不明のブラザーフッドのボスドミニクは“ミニ”だったのだ。ドミニクは賢いマルコムを自分の組織へ引き入れようと考え、母親を出所させるよう命じていた。

 

 

 

おちゃのま感想

小学生に聞き込みするリースがなかなかツボでした。
子どものペースにはまり、お金で情報を得て痛い出費と愚痴るあたり。小学生相手にいくら払ったのでしょう。
フィンチにもグチグチ財政難を指摘されちゃうし・・・。
リースのこういう不器用な面は、このドラマの魅力でもあるなーと思います。

今回はドミニクが誰であるか明らかになりました。 事もあろうかショウがずっと連れまわしていた“ミニ”がドミニク。ショウはミニの事を下っ端の小物扱いしてたけど、すごーい恨みを買ってそうだわ~。

そして今回のエピソードで何より思ったのが、「なんで天下のサマリタンが、こいつら(ブラザーフッド)を泳がせているの?」ってこと。サマリタンが察知してないなんて考えられないので、理由あっての事・・・だと思うのだけど。その理由はきっとロクなことではあるまい。

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