Episode17 #FindKaylaWeber
【ざっくりあらすじ】
FAを宣言したジム・ウェバー投手の5歳の娘ケーラが自宅から消えた。ケーラ失踪の夜、ジムはダウンタウンのスパに泊まったと説明していたが、携帯のGPSはビバリーヒルズの高級高層ビルを示していた。嘘をついたジムをシャロンたちは疑うが、ジムは肩の手術を受けていたのだった。ジムは、娘を取り戻せるなら1億ドルの腕を切り落としてもいいと涙を浮かべ訴えた。
ケーラの行方
現在のジムの住まいは契約交渉期間だけの仮住まいで、誤作動を繰り返していた警報は修理せず切ったままだった。妻のロリも、ジムのボディガードのカーティスも、門もドアも施錠されていたと話していたが、ケーラの部屋の窓は外側からこじ開けられていた。
ジム宅周辺の防犯カメラ映像から不審な車が見つかった。車の情報を公表しようとしたところ、ケーラ愛用のぬいぐるみがSNSにアップされた。その画像にはジムの名と「#ケーラを捜せ」とタグが付けられていた。身代金の要求も指示も何もなく、犯人の目的は不明のままだった。
画像の投稿者は、アイク・ギブソンというジムやカーティスと幼馴染の人物だった。アイクの車はジム宅周辺の防犯カメラで確認されていた不審車と一致し、部屋の中にはケーラのぬいぐるみがあった。アイクの部屋のテーブルにはコカインが置かれており、冷蔵庫からダンボールに入ったケーラの死体が見つかった。
死の真相
ケーラの死因はコカインの過剰摂取だった。胃に夕食のピザが残っていたことから、死亡時刻は9時半頃。アイクの車が防犯カメラに映っている時刻は深夜1時すぎ。ケーラは自宅で死亡したのち、運びだされたのだ。アイクはカーティスに呼ばれジムの家へ行き、ケーラの死体が入ったダンボールとぬいぐるみを渡されたと話した。
シャロンはジム夫妻にケーラが遺体で見つかった事、死因がコカインの過剰摂取だった事を告知し、カーティスだけを残しジムたちを自宅へ帰らせた。
事情聴取されるカーティスは「ケーラは誘拐された」と主張していたが、アイクが喋ったと聞き、ケーラが母親ロリのコカインを飲み死亡したと話し始めた。ロリはケーラの前で「ママのお砂糖」と言い、ドラッグを使用していたのだ。以前にもケーラは誤飲事故を起こしていたが、ロリはドラッグを止めず、ジムが見ないケーラのクローゼットにコカインを置いていたのだった。
ロリを”過失致死”で逮捕する為ジムの屋敷へ行くと、ジムがロリを殺した後だった。
スライダーの量刑審問
ラスティの主治医でもあるジョー医師も法廷に呼ばれ、スライダーの性格を陪審員に説明した。ジョー医師は、スライダーにとってマリアナを殺した事よりも自分が逮捕された事の方が重く、その為マリアナへの反省の言葉もないと話した。
スライダー側の証人であるラスティは、取材を通しスライダーが不遇な幼少期を過ごした事を知ったと話し始めた。弁護人のモンローは、その事が減刑の理由になるとラスティに語らせようと水を向けるが、ラスティは自分も15歳でホームレスになった事を持ち出し、スライダー自身が選んでドラッグに手を出しマリアナを殺害したと言い、被害者はマリアナだと締めくくった。
最後にスライダー本人が証言台に立った。マリアナに起きた事について「残念に思う」と切り出したスライダーは、あくまで自分のことばかりを話し反省も謝罪もなかった。モンロー弁護士はスライダーへの質問を諦めた。
ラスティの証言を聞いたガスは、何も聞こうともせず怒りをぶつけた事をラスティに謝った。ガスの気持ちに応えられないラスティは、自分には関わらない方がいいと思うと正直に話した。ガスは好きな気持ちは自分の問題だと言い、話してくれてありがとうと告げ、ラスティの前から立ち去った。
モンロー弁護士は、この人からどんな言葉を引き出そうと思っていたのかな。
ラスティはスライダーの生い立ちと自分を重ねてはいたけれど、だからといって同情するのではなく、スライダー自身に責任があるときっぱり発言しました。重い量刑審問だったけど、曖昧さを残さず自分の考えを述べれてよかったです。
そしてガスはやっぱりラスティが好きだったんですねー。いったい、いつどこでそんな気持ちになったのか・・・。マリアナを埋葬した後は接点がなさそうだったけど、描かれなかったトコで何かあったのかな~。いずれラスティの恋愛も描かれそうです。