Episode7 Creme de Menthe
【ざっくりあらすじ】
ジェイミーの帳簿を捜していた男に襲われたクレアは、ナイフをつかみ抵抗した。バランスを崩した男は床に頭を打ち付けてしまった。事情を聴いたジェイミーはそのまま男を死なせようとするが、クレアは医師として助ける努力はすると言い張った。
医師クレア
男は、ジェイミーが賄賂を渡している収税吏パーシヴァルの手先バートンだった。ジェイミーが販路を広げていると気づいたパーシヴァルは賄賂の増額を断られ、その証拠を捜していた。ジェイミーは娼館から酒樽を運び出し、安値でいいから売りさばけとファーガスとヤング・イアンに指示を出した。
クレアはバートンを硬膜外血種と診断した。必要な物を手に入れたクレアはウイロビーの助けを借り手術したが、バートンを助けることはできなかった。未来の自分なら救えたはずと落胆するクレアを、ジェイミーは「前と同じように、また人を救える」と慰めた。
ケンカの理由
薬草店で知り合ったキャンベルの妹を診察したクレアが娼館の部屋へ戻ると、すでにバートンの遺体は片づけられていた。遺体は買い手のつかない“クレーム・ド・マント”の樽の中だ。
クレアが治療師として働く計画をジェイミーに話していると、ラリーブロッホからイアンがやってきた。クレアと再会したイアンの目には自然に涙が溢れ、ジェイミーは「誤解のせいで離ればなれになっていた」と説明した。
イアンは数週間前家出した息子のヤング・イアンを捜していた。ヤング・イアンはジェイミーの仕事を手伝っていたが、ジェイミーはヤング・イアンがここにいることを教えなかった。イアンの前ではジェイミーに従ったクレアだったが、ふたりになると「心配する親の気持ちがわかるわけない」とジェイミーを責めた。クレアとジェイミーは、再会後はじめて口論をした。
燃えた印刷店
娼館から運び出した酒樽は、ファーガスとヤング・イアンが売りさばいた。買い手と交渉したヤング・イアンは、“クレーム・ド・マント”も一緒に売ってしまった。
酒場でファーガスと商談の成功を祝っているヤング・イアンの瞳は、店で働くブリジッドに釘付けだった。イアンの気持ちを察したファーガスは女性の口説き方を伝授し、ブリジッドをテーブルに呼んだ。ファーガスの教えたとおりブリジッドを口説いたイアンは、ジェイミーの印刷屋へブリジッドを連れていった。
印刷屋にパーシヴァルの手下の隻眼の男が侵入した。娼館で証拠を見つけられなかったパーシヴァルは、ジェイミーの店を調べることにしたのだ。
物音に気付いたヤング・イアンはブリジッドを裏口から逃がし、男に立ち向かった。イアンに酒樽のありかを吐かせようとした男は、偶然ジェイミーが隠していた扇動活動の冊子を見つけてしまった。冊子を取り返そうとするイアンに男は銃を放ち、火事になった。
火事の知らせを聞いたジェイミーとクレアが店へ向かうと、すでに建物は炎に包まれていた。ヤング・イアンが店で寝ていると知っているジェイミーは、燃える店へ飛び込んだ。ジェイミーはウィリーの肖像画を持ち、倒れたヤング・イアンを担ぎ脱出した。ジェイミーの印刷屋は焼け落ちてしまった。
ヤング・イアンは、パーシヴァルの手下の隻眼の男に冊子を奪われたと知らせた。扇動活動は重罪で、大金を得られるパーシヴァルがジェイミーを見逃すとは思えない。ジェイミーはクレアの意見に従いヤング・イアンをラリーブロッホへ帰すことに決めた。
ジェイミーは金を渡し、ウイロビーにほかの仲間とともに隠れるよう指示した。隻眼の男をパーシヴァルに近づけるなと指示されたファーガスは、「もう一人の妻のことを話した?」と心配した。
おちゃのま感想 ★★★
ジェイミーにとってクレアは疫病神…と思ってしまう展開でした・・・( ̄  ̄;)
印刷屋も燃え、扇動活動もバレ、死体入りの酒樽も商才を発揮した甥っ子が売ってしまった~。クレアのせいじゃないのはわかっているんだけど・・・ねえ。
ジェイミーはクレアといられることが何よりの幸せなんでしょうが、ジェイミーの商売に関わってる人たちはフクザツですよね~(´・ω・`)
ところで、ジェイミーには妻がいるらしいですよー。ジェニーとイアンの息子のヤング・イアンは死んだことになってるはずだから、誰かと結婚してジェイミーの子供ということにしてるんでしょうか?と、妄想中(;^_^A
前回書き忘れたけど、ファーガスは俳優さんがチェンジしましたね~。可愛かったファーガスから、ハンサムファーガスへ。