Episode11 Uncharted
【ざっくりあらすじ】
海へ飛び込んだクレアが着いた先は、アネカが教えた島ではなかった。水も食料もないクレアは過酷な自然と戦いながら島を歩き、風変わりな神父フォグデンに助けられた。
駆け落ちした神父
フォグデンは、クレアが来た日に数年ぶりに子ヤギが生まれたと喜び、クレアを聖女だと称えた。夫を捜していると説明したクレアに、フォグデンはこの島はサン=ドマングで、ジャマイカへ渡るには歩いて1日の距離にある村へ行き、そこからジャマイカまでは船で2日ほどだと教えてくれた。
夕食の席で、フォグデンは伝道師として訪れたキューバでエルメネヒルダと恋に落ち、駆け落ちしたことをクレアに打ち明けた。人妻だったエルメネヒルダと神父のフォグデンは、エルメネヒルダの母ママシータとともにサン=ドマング島へ逃げたのだった。エルメネヒルダは亡くなり、今はママシータと二人暮らしだ。
クレアを歓迎するフォグデンとは対照的に愛想のないママシータだったが、蟻に噛まれたクレアを治療し、クレアの汚れた衣服を洗い、クレアのために風呂の準備をしてくれた。
明日にでも出発するというクレアをフォグデンは引き留め、2週間は休養が必要だと一方的に決めつけた。ママシータはクレアを気に入った様子のフォグデンを批判し、早く追い出せと怒っている。口論を始めたふたりから離れたクレアは、部屋に置かれていた小さな鏡を手に入れた。
サン=ドマング島での再会
翌朝。フォグデンとママシータが育てているヤギが船乗りたちに食べられる事件が起きた。船乗りの中に中国人がいたと聞いたクレアは、ジェイミーたちだと確信した。ママシータはクレアに道を教え、急き立てるように追い出した。
浜辺に着いたクレアは、沖にアルテミス号を発見した。クレアはフォグデンの家から持ち出した鏡を使い、船のジェイミーに合図を送った。光はジェイミーに届き、ふたりは思いもしなかったサン=ドマング島で再会した。暗礁と強風に遭遇したアルテミス号は船長をはじめ多くの船員を失い、漂着した島で折れたマストを修理していたのだった。
クレアからお尋ね者になったことを知らされたジェイミーは、危険を恐れることはなかった。ジェイミーはヤング・イアンを捜すためジャマイカへ向かうつもりだ。
島の結婚式
この島でファーガスとマーサリの結婚式をするとジェイミーから知らされたクレアは、ジェイミーたちを連れてフォグデンのもとへ戻った。
フォグデンのヤギを食べてしまったウイロビーは真摯な態度で謝罪し、フォグデンに鶏を贈った。ウイロビーの謝罪を受け入れたフォグデンはファーガスとマーサリの結婚式を引き受けてくれた。
マーサリは支度を手伝うクレアに「ふたり(クレアとジェイミー)のように喜びを分かち合える夫婦になりたい」と本音を打ち明けた。抱擁さえ怖がる母の姿を見てきたマーサリは、不安を抱えていたのだった。避妊について教えて欲しいと率直に頼んだマーサリに、クレアは船に戻ったら教えると約束した。安心したマーサリは、心を開いた笑顔をクレアに見せた。
とんちんかんなフォグデンだったが、神父としての勤めを果たしファーガスとマーサリの結婚を宣言した。姓もなく“ファーガス”という名前だけで生きてきたファーガスは、ジェイミーの息子“ファーガス・C・フレイザー”として、マーサリを妻に迎えた。
やっと船に戻ったジェイミーとクレアの船室には鍵がかけられた。
おちゃのま感想 ★★★
序盤のクレアのサバイバルシーンに背筋がぞぞぞ~となってしまいました~((+_+))
水も食料もなく、厳しい自然の中で死の危険が迫っても、クレアにもとの時代に戻りたいとか、過去に来なければよかったなどという後悔は見られませんでした。ほんと、この人は芯が強いです。
それにしても、無事ジェイミーと合流できてよかったです~。
今シーズンも残り2話となりました。
ヤング・イアンを救出できたとしても、お尋ね者のジェイミーに帰る場所はあるんでしょうか。先の展開が気になります。