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ウェイワード・パインズ 出口のない街 1 第10話「救世主」

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ウエイワードパインズ10

 

Episode10   Cycle

【ざっくりあらすじ】シーズン最終話
送電が切られたフェンスにアビーの大群が押し寄せた。電力が回復しない限り、アビーの侵入から街を守ることはできない。安全な場所に居るピルチャーは、住人を見捨てるつもりだった。

 

 

 

 

 

暴走するピルチャー

すでにピルチャーの心は次の”Cグループ”に向いており、現在の住人たちを助けるつもりはなかった。ピルチャーは、パムを機能停止装置へ入れる指示を出し、パムに賛同したスタッフたちも捕えた。

 

パムは、スタッフたちに当初の目的を訴えてみるが、ピルチャーを神と崇めるスタッフにパムの言葉は通じなかった。パムはあっけなくカプセルに閉じ込められてしまった。

 

 

 

 

 

メーガンの信念

アビーが街へ侵入し、住人を襲い始めた。

 

イーサンの指示で住人たちは33区画の地下に避難した。病院にいたベンとエイミーもテレサやイーサンに助けられ避難していた。

 

メーガンはこの期に及んでもピルチャーを信じ、管理施設へのルートを教えようとしない。ピルチャーが助けに来るはずと言うメーガンに怒ったベンは、ピルチャーが見守っているのなら、どうしてアビーが侵入したことを警告してくれなかった?と問い詰めた。その理由を答えられないメーガンは、やっと自分も見捨てられたと気づいたようだった。

 

 

イーサンたちはメーガンが教えた管理施設へ向かった。しかし、メーガンは誰かが避難してきた場合に備えてその場に残ると決めていた。夫(町長)は一緒に避難しようと説得するが、メーガンの決心は堅かった。

 

入口を叩くような音がしたかと思うと、それはアビーたちだった。アビーは一瞬にして入口を破壊し地下へ侵入した。

 

 

 

箱舟

保安官事務所の牢に入れられていたジェイソン(イーサンに撃たれたが生きてた)たちを学園の生徒たちが助け出した。

 

ジェイソンたちは仲間たちと学園へ向かった。学園には生徒たちが集合し、ジェイソンの到着を待っていた。

 

ジェイソンが開けた扉の先には、食糧はじめ必要な物資が十分保存されている部屋があった。ジェイソンは、ピルチャーはこうなることを予測して”箱舟”を準備していたと言い、与えらた使命に燃える表情をしていた。

 

 

 

 

イーサンの守るべきもの

アビーが33区画に侵入し、イーサンは家族と残された住人たちを守りながらエレベターに乗り込んだ。アビーが追ってきていると知っているピルチャーは、エレベーターを止めてしまう。距離はあったが、イーサンはみんなに壁の梯子で登るよう指示を出した。

 

 

イーサンは自分を犠牲にして、アビーをエレベーターごと爆破するつもりだ。ベンは必死に反対するが、アビーを阻止する方法はこれしかない。覚悟を決めたイーサンは、爆弾をセットしアビーがエレベーターに迫るのを待った。

 

ベンやテレサたちは、管理施設へ無事に到着した。イーサンはアビーがエレベーターの床を破壊し始めるのを待ち爆弾を起爆させた。すさまじい爆音が鳴り響き、避難した住民たちはイーサンが身を挺して自分たちを守ったことを知った。

 

 

テレサは唇をかみしめ嗚咽をこらえた。エレベーターの穴を覗き父の名を叫んでいたベンは、爆風で吹き飛んだコンクリが頭に当たり意識を失った。

 

 

 

パムの奮起

ピルチャーはケイトに銃を向けられても、電力を戻そうとしなかった。延々と自分の理念を語るピルチャーを殺したのは、仲間に救出されたパムだった。

 

電力を回復させたパムは、手伝いたいというケイトに機能停止装置に入った最後の人類を見せた。パムは、今後は「真実を隠さず監視もせず処刑もしない」と話し、強い決意を見せた。そんなパムにケイトも肯いた。

 

 

 

そして3年後

ベンが目覚めると病院のベッドだった。そばには化粧をした看護師のエイミーが立っている。

 

ピルチャーを失った第1世代たちは、残りの大人とベンを機能停止装置に入れたのだった。エイミーは、ベンを目覚めさせるために3年も仲間たちを説得し続けたのだと説明した。

 

エイミーが止めるのも聞かずベンは外へ飛び出した。街にはピルチャーの銅像が建ち、掟を掲げた人柱が存在した。そこはかつてと同じ『ウェイワードパインズ』だった。

 

 

 

おちゃのま感想

終わっちゃいました。
第1話を見た時は、今まで見たような「不思議な街の物語」かと思い期待してなかったのですが、全く予想できなかった「街の真実」から、のめりこんでしまいました。

内容的には、「2000年後」という点が何よりの驚きポイントでした。(人間の進化の果てがアビーっていうのよりも!)

結局、最後は(ベンの夢とかじゃなく現実だとして)、ピルチャーの洗脳した子供たちが彼の遺志を引き継いで街を運営しているという、救われない感じで終わってしまいました。うーん、これは残念なラストでした。どのみち2000年後だし、アビーはうようよいるしで、救いはないのでしょうけど。

あんな不気味だったパムが改心し、人間らしい街づくりをしようとしてたのに、そちらはすぐに第1世代たちによって阻止されたということなんですね~。パムやケイト、テレサたちが作った新しい街を見たかったな~。少しモヤっとしてしまったラストでした。

 

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