Episode5 The Truth
【ざっくりあらすじ】
ベンは他の転入生とともに、メーガンのオリエンテーションを受けた。そこで街の驚くべき真実と、自分の置かれた立場を知らされるベン。テレサは不動産会社で働き始め、イーサンはボイシの街を目指している。
ウェイワード・パインズの真実
ウェイワードパインズの学校は、これまでベンが過ごした学校と違い生徒たちがとてもフレンドリーだった。戸惑いを感じるベンに、エイミーは「ここはどことも違う。みんな一緒よ」と話した。
ベンは、他の転入生たちとオリエンテーションを受けることになった。壇上に立ったメーガンは、オリエンテーションを終了すれば、この街の『第1世代』の一員に加われるとみんなに話した。それには真実を受け入れる準備が必要だと言い、オリエンテーションが始まった。
”アビー”と呼んでいる遺伝子変異によって進化したミュータントの説明が始まった。それは、ポープを引きずっていった生物だった。”アビー”は現在地球上で食物連鎖の頂点に立ち、群れで行動し、人間では太刀打ちができない生物だという。アビーは人間の進化した結果の生物だった。
ベンはメーガンの話に納得できず、ランチ時に「理論的におかしい」とエイミーたちに話した。ランチの後もメーガンのオリエンテーションは続き、今度は古い硬貨をベンたちに見せた。それは2095年発行の硬貨だった。
メーガンは、人類の文明は今から2000年前に滅び、現在は4028年だと教えた。2000年前に世界の変異を予見した科学者ピルチャーは箱舟(機能停止装置)を作り、人類存続のための計画を実行したのだ。ベンたちは、メーガンによると”選ばれた特別な人間”ということだった。
メーガンは、このことは親や大人には話してはならないとクギをさした。大人は現実を受け止めることができず死を選んでしまうと、脅迫した。
オリエンテーションを終了したベンたち転入生を、ロウソクを持った在校生たちが迎え入れた。生徒を代表してベンたちのロウソクに灯りを灯す役目を担っているのは、エイミーだった。
テレサの仕事
テレサは、(勝手に)採用通知が届いた不動産会社で働くことになった。出勤すると、パートのヘンリエッタを差し置いて、自分が採用されたことを知った。テレサは自分が採用されたことに疑問を感じるが、代表(?)のビックビルは、テレサの疑問にはとりあわず、初仕事のファイルを手渡した。
テレサの仕事は、決められた人に決められた家を提供することだった。選択の自由もなければ金銭のやりとりもない。
テレサの最初の客ウェイン・ジョンソンも事故に遭った後、街で目覚めた人だった。ウェインは絶望した様子でテレサを警戒していたが、自分も事故に遭ったと言うテレサに事故後恐ろしいものを見たと話始めた。
ウェインが街の秘密を話そうとしていることに気づいたテレサは、この街は安全じゃないと知らせ、慎重に小声で話してと注意した。立ち聞きしていたパムは、テレサたちが小声になったことで病室へと入ってきて会話を中断させた。
ウェインを新しい家へと連れて行ったテレサは、不動産業者らしくふるまいつつ、洗濯機を動かし、ウェインに監視カメラや盗聴器があると教えた。ウェインは目覚めたときにカプセルのようなものの中に居て、同じようにカプセルに入れられた人々を見たと話した。テレサが信じると言うと、ウェインは安堵したようだった。
壁の外の世界
街から脱出したイーサンは、謎の生物アビーに狙われていた。銃で威嚇するが、アビーは動きが早く、とても鋭利な何かを持っていて、イーサンは無傷ではいられなかった。
ボイシを示す朽ち果てた標識を見つけたイーサン。地図によると、ボイシの街が見えるはずなのに、見えるのは廃墟だった。
途方に暮れたイーサンの前に、ヘリコプターに乗ったジェンキンスが現れた。ジェンキンスは「ここまで来た者は誰もいない」と言い、自分の本当の名は『ピルチャー』だと教えた。
ピルチャーは、文明が残っているのは『ウェイワード・パインズ』だけで、一緒に物事を良い方向へ変えようとイーサンを誘った。アビーの群れが迫り、イーサンはピルチャーのヘリに乗った。ヘリには、イーサンの傷の手当をするためパムも乗っていた。
おちゃのま感想
とんでもなく予想外の展開でした。
『ウェイワード・パインズ』が存在する世界では、人類は滅亡して(進化?)、アビーという凶暴な種が支配してる未来ということでした。
住人たちは、ピルチャーが作った箱舟で過去から連れて来られたんですって~。
想像を超える謎のドラマです。
ベンに近づいてたエイミーは、街のことをベンに教えてなかったようです。エイミーは洗脳されてるみたいなのですが、イーサンの息子であるベンに近づいたのはメーガンの指示なのでしょうか。親しげな雰囲気が、よけい怖いわ~。ベンも洗脳されたのかな?されてないといいな(´・ω・`)