Episode8 Identity Crisis
【ざっくりあらすじ】
ジェーンはポールが守護天使であることをグレイソンに打ち明けることにした。最初は反対するポールだが、守護天使として幸せを願うとジェーンにお別れを告げる。思えば楽しかったと、涙を浮かべお別れをするジェーンとポール。
サムの性別は?
ジェーンの今回の依頼人は、性同一性障害の11歳のサム。 サムは女の子として生まれたものの、ずっとその性に違和感があり今は男の子として生活しています。
学校のトイレでズボンを下ろされ、身体は女子であることがみんなに知られてしまったサム。校長はサムの事情を承知のうえ入学を認めていましたが、知らなかった理事で弁護士のブレンナーはこのことに激怒。サムに女子トイレを使用するか退学かと迫りました。
ジェーンとキムは、学校が公的資金を利用していたことで、公立校と同じく『トランスジェンダーの子は、その子の認識する性の施設を使うことができる』という法律が適用されると主張します。しかしその公的資金は、学校ではなく別の法人が受け取ったことになっていたため、ジェーンたちの主張は認められません。
閃いたジェーンは、サムは自分の着ている制服(男子)と同じ『マーク(男子)』のトイレを使い、校則に従ったと主張。判事もそれを認め、サムは男子トイレを使用できるようになりました。
それを受けて、理事ブレンナーは入学時に偽りがあったということでサムを退学処分にし、事実を知って入学させた校長もクビにしてしまいました。法廷で争うつもりのジェーンに、理事は「その場合は反訴」すると告げました。サムは入学書類に虚偽の申請をし全額奨学金を受け取っていたため、その返還を求めるというのです。その金額は6万ドル!
サムの居場所
ジェーンは、サム自身の言葉で主張することを勧めました。
法廷で、自分について語るサム。自分はずっと男の子だったと語り、判事もサムを男子と認め、奨学金返還は棄却するものの理事側の訴えは正しいと判決を出しました。
ジェーンが控訴を両親とサムに助言していると、裁判を欠席したキムが解雇された校長を連れてやってきました。校長は、新たに別の私立校の校長へ職が決まり、そこでサムを受け入れるというのです。もちろん全額奨学金も支給されます。自分の求めている勉強ができる学校だと、サムは大喜び。
殺人犯の弁護
パートナーに昇格するため、グレイソンは女性を殺害した容疑で逮捕されたドリューの弁護をすることになりました。
オーウェンからの着信に気づかず(ジェーンといちゃいちゃしてた)、ドリューに接見に行くのが遅れてしまったグレイソン。接見できないまま、罪状認否の席で初めて会うことになってしまいます。罪状認否では、ドリューの自白ビデオが証拠に出され、保釈は却下。
ドリューを犯人と確信しているグレイソンは、弁護士としての仕事に悩みます。しかし、オーウェンに諭され、弁護士として証拠を調べ、違法な取り調べが行われた事実を見つけ出しました。これで、検察の証言や証拠は排除されることになりますが、グレイソンは殺人犯を釈放することになってしまうと悩みます。
悩みぬいた結果、グレイソンは保釈させることはできないとオーウェンに報告し、オーウェンは大激怒。オーウェンはグレイソン代わりに弁護を務め、裁判でグレイソンを証人として召喚し、ドリューは保釈されることになりました。
オーウェンとステーシー
オーウェンは、持ち前のサービス精神でステーシーをサポートしようとしますが、これにはステーシーもうんざり。
オーウェンがステーシーにしていたことは、まるで過保護な夫そのものでした。オーウェンも、そのことに思い当たり、チャンスを逃さすその場でステーシーにプロポーズ。答えはもちろん「YES!」。
グレイソン
オーウェンの弁護とグレイソンの証言で保釈されたドリューは、ふてぶてしい笑顔でオーウェンを弁護士の鑑だと褒めてます。
裁判所前でドリューを待っていた殺されたメーガンの父が撃ったのは、グレイソンでした。
グレイソンはジェーンの目の前で撃たれてしまいました。
おちゃのま感想
なんてこと!
グレイソンが撃たれてしまった!!
これまでの流れからすると、ジェーンがグレイソンと結ばれると悪いことが起こるはず・・・。でも、グレイソンに真実を話すときポールや天国からの妨害もなかったわけだし、大丈夫なのかと思っていたのに・・・。こんなところで、撃たれてしまうなんて。
ファイナルシーズンは登場人物が激減しているものの、ほんわかハッピーでいいわぁ~と思って余裕こいてしまってました。