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ニュー・アムステルダム 1 第3話「ラスト5分の決意」【あらすじ感想】

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New Amsterdam

 

 

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Episode3 Every Last Minute

【ざっくりあらすじ】
病院の支援者だったアーサー・ライランドが亡くなり、ニュー・アムステルダムの医療ネットワークに1000万ドルを遺した。ライランドの遺言には『寄付する先は1つの組織だけ』という条件が示されていた。

 

 

1000万ドルの使い道

無視し続けるマックスをオフィスで待ち構えた院長はクビを言い渡すが、病院を改革したい気持ちは院長にもある。手柄はすべてあなたのものにしていいと言われた院長は、マックスに3か月の猶予を与えた。

 

 

1000万ドルの寄付先を決めるのはアーサーの妻、ライランド夫人だ。夫人の院内見学の案内役を務めるマックスに、「私に協力しろ」とプレッシャーをかけた院長は、大学の付属施設『アーサー・ライランド心臓センター』の計画書を夫人に送り、アピールする。院長は1000万ドルを大学に使いたいのだ。

 

 

ライランド家とニューアムステルダムの付き合いは長く、心臓発作を起こしたアーサーを心臓外科のメリットが救っていた。マックスがメリットを解雇したと知った夫人は解雇の理由を質問し、マックスは「金儲けに走ってた」と率直に答えた。

 

 

「あなたの望みは?」とマックスに質問された夫人は、結婚後気が変わった夫の意向で子供が持てなかったことを寂しそうに打ち明けた。「従うんじゃなかった」とつぶやいた夫人には、子供を諦めた後悔が滲んでいた。

 

 

 

妊婦の受刑者

ライカーズ刑務所から妊婦の囚人、ジャネールが搬送されてきた。すぐに出産しなければ母子ともに危険だと説明されても、ジャネールは出産を拒否した。自身も里子だったジャネールは子供が里子に出されることを恐れていた。家族も頼れる人もいないジャネールは「6週間後の出所まで産まなくて済むようにして」と頼むが、出産を拒否し続ければ裁判所が命令を出すことになる。君と子供を守る方法を見つけるとマックスに説得されたジャネールは、無事女の子を出産した。

 

 

マックスは市長にかけあっていたが、出産前に問題を解決することはできなかった。「生まれちゃった」と嘆くジャネールは、取り上げられるのに抱けないと涙を流す。そんなジャネールに朗報が届く。マックスと院内を見学したライランド夫人は、「多くの者の人生を変える」とマックスが勧めたライカーズ刑務所への寄付を決めたのだ。1000万ドルの使い道は刑務所内の保育施設だ。賛成できない院長は故人の遺志を訴えてみるが、ライランド夫人の考えは変わらない。マックスは「人を助けるためにはリスクを負う覚悟を持たねば」と、納得しない院長にスピーチした。

 

 

刑務所へ戻るときは赤ちゃんも一緒と教えられたジャネールは、やっとわが子を腕に抱いた。

 

 

 

墓を掘る男

裸で墓を掘っていたレイが搬送されてきた。婚約者のマディを失ったと話すレイの腕には注射痕がある。ERでレイを受け入れたローレンは薬物検査をオーダーし、精神科のフロムに診察を任せた。

 

 

レイは腕の感覚がなかった。「腕って?」と不思議そうに聞き返したレイは、自分は透明だと話す。診断がつかないフロムがカプールに相談している間に、レイが病室から消えてしまった。レイを捜すフロムの前に、警察から連絡を受けたというレイの婚約者マディが現れた。

 

 

マディの話では、レイの奇行が始まったのは1週間前からだ。マディがレイを最後に見たのは2日前で、突然連絡を絶ったレイは会社も無断欠勤していた。薬物検査は陰性だったが、結果を確認したカプールは死体の防腐剤が検出されていると気づく。レイが掘っていた墓は、自分のためのものだったのだ。自分は死んだとレイが思っていることがわかり、フロムは遺体保管室へ向かう。案の定、遺体用の冷蔵庫の中にレイが見つかった。

 

 

MRIの結果、レイの脳に腫瘍が見つかった。腫瘍のせいでレイは死んだような感覚に陥っていたのだ。ステロイドの投与で幻覚は明日には治り、腫瘍については時間をかければ治療できると説明されたマディは「先生が明日には生き返られせてくれるって」と、レイに知らせた。

 

 

 

父親になるために

仕事優先で自分の病気と向き合わないマックスを腫瘍専門医のヘレンは心配するが、マックスは「医者の僕に主治医はいらない」と言い、助言だけ求める。しかし、退院の許可が出たジョージアがコネティカットの実家へ戻ると知り、ジョージアの夫として子供の父親になるため治療を決断した。

 

 

マックスは「僕の命を君に委ねる」と、ヘレンに主治医を依頼した。化学療法が始まるまで3週間。マックスはコネティカットへ帰るジョージアを引き留めた。

 

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おちゃのま感想

3.8

刑務所へ1000まんドル!
そりゃ、院長のへそも曲がりますよね~。病院とは無関係ですもんね~。

 

まだまだこの病院の巨大さは実感できませんが、あの刑務病棟を見ると、かなりな大きさが伝わってきます。どうやって全体を把握してるんでしょうね。組織的にも複雑そう。

 

やっとマックスも自分の病気と向き合う決心をしました。妻のジョージアにはまだ告知できずにいますが、今のマックスが最優先すべきことは仕事じゃないはずです。マックスの病状はどのくらい深刻なんでしょうか。

 

まだ3話目ですが、フロムとカプールのコンビがツボにはまりつつあります。このふたり、かなり優秀な医師ですよね~。自分の墓を掘ってたレイも、ふたりに出会えてよかった。

 

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