Episode6 Personal Effects
【ざっくりあらすじ】
2年前に被害届が出されていたレイプ加害者のDNAと一致する人骨が発見された。頭蓋骨には22口径の銃で撃たれた銃創があったが、自殺か他殺かわからない。レイプ被害者の証言から、この人骨はレイプ犯テイト・ハリソンだと判明した。
謝罪のリスト
テイトの失踪届を出していたのは大家だった。 大家が保管していたテイトの荷物の中には、断酒会の支援者マーク・サダスから贈られた本と、まだ新しい子供用のグローブと、800ドルもする医療費の請求書が入っていた。
断酒会でテイトの支援者だったマークは、テイトが25人ほどの謝罪したい人リストを作っていたと話した。更生のステップで、テイトは「傷つけた人に埋め合わせをする」に取り組んでいた。
テイトは家族と疎遠で、実家の会社は兄ジョナサンが継いでいた。署へ呼び出されたジョナサンは、またテイトが何か犯罪を犯したと思っている様子だ。テイトの持っていた謝罪者リストのうち、ジョナサンが記憶していたのは「マロリー・グレッグス」という以前ジョナサンの会社で働いていた女性だった。テイトはなぜかその女性にこだわり、ジョナサンに協力を依頼したのだという。
鍵は”ミントティー”
マロリーの夫が凶器と同じ22口径の銃を所持していることが判明した。 マロリーの夫は、令状なしの捜査には協力しないと強気だった。しかし、テイトの写真を見た娘が「ママの友達」と、テイトがマロリーを訪ねていたことを明かしてしまった。
「ミントティーを飲むか?」と唐突な質問をされた夫は、妻も自分も飲むと率直に答えた。ミントティーはテイトのカード履歴から失踪前にカフェでラテとともに注文していたことがわかっていた。
テイトの所持品にあったグローブを見せると、息子が自分の物だと声をあげる。次々と夫には理解できない展開に、プロベンザが銃の提出を求めると、実は紛失していることが判明した。
事件の真相
マロリーの弁護士はあのロスマン(S2のストローの弁護士)だった。
シャロンもミークス検事に同席してもらい、事情聴取を開始した。 マロリーの供述は、テイトに横領の罪を着せられ解雇された事が許せなかったというものだった。謝罪を受け入れなかったマロリーをしつこく付け回すようになったテイトに、マロリーは大量の睡眠薬入りのラテを飲ませ車に乗せたと話した。
それなら第1級殺人だと言うミークスに、ロスマンはまず供述の裏を取れと提案する。ロスマンの提案に焦ったのはマロリーだった。 ジョナサンに確認すると、マロリーの解雇話は嘘だとわかった。そして、テイトの荷物にあった医療費の請求書は「親子鑑定」の費用だと判明した。
テイトは、謝罪に行ったマロリー宅で見た子供が自分の息子だと気づきグローブを盗んで親子鑑定していたのだ。 事実をつきつけられたマロリーは殺人を認め、テイトが息子との面会権を求めたと話し始めた。
テイトは会社の株を所得する為、息子を利用しようとしていたのだ。自分をレイプした犯罪者のテイトと息子をふたりきりで会わせる事などできないと涙を流すマロリー。マロリーは、テイトがレイプする為に自分にした手口を使い犯行に及んだのだ。 ロスマンはマロリーの全ての供述を撤回し、釈放しなければ民事で争うと強気だ。シャロンは古刹で十分だと考えていたが、ミークス検事は「夫にバレないようにテイトを殺した点」が気になると厳しい表情を浮かべていた。
プロベンザとパトリス
パトリスと一緒に住む事になったプロベンザ。
プロベンザの家へ越してきたパトリスは、さっそくプロベンザの愛用品を片づけ始めた。面と向かって拒否できないプロベンザはラスティを雇い、パトリスには処分すると嘘をつき自分の荷物を貸倉庫に保管する事にした。
事件も解決し、自宅へ戻ったプロベンザを迎えたのは、パトリスと居心地良さそうに変えられたリビングだった。プロベンザは正直に荷物を処分できなかったと打ち明けたが、パトリスはすでに知っていた。ラスティを手伝っていたTJ(登場した!)がうっかり「コンテナに入るかな」ともらした言葉を聞いたのだった。
パトリスも荷物を処分してないと打ち明け、この先どうなるかはわからないと微笑んだ。プロベンザはやっと安堵の表情を浮かべるのだった。
ストロー裁判では、いいとこなしだったロスマン弁護士再登場。
ロスマンは今回も自信満々な弁護士っぷりを披露してました。
またちょくちょく出てくるのだろうか・・・この人。
今回の事件は決着しないまま終わってしまいました。続きがあるとは思えないのだけど、重犯課の手を離れたって事なのかな。ちょっと残念。
さて。TJが初登場しました。 ラスティとの間にはなんだか友情以上の雰囲気が漂ってる感じだったけど・・・。アリスの調査は進展ないようで、今回のラスティはプロベンザの使いッパシリ(アルバイト?)。
ロマンティックな店でデートしたフリンとシャロンはなんだかよそよそしい・・・。プロベンザではないけれど、どうなってるんだろう。