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ニュー・アムステルダム 3 第12話「落ちてきた脅威」【あらすじ感想】

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New Amsterdam
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Episode12 Things Fall Apart

【ざっくりあらすじ】
来られなくなったベビーシッターの代わりが見つからないマックスは、義理の両親カルヴィンとグウェンに助けを求める。朝からテイクアウトの食事に呆れるふたりにルナを預けたマックスは大慌てで出勤する。そんな始まりの日に、ERの天井が崩落し、有毒な液体が大量に降り注ぐ事故が起きる。

 

 

危険な物質

崩落した天井の真下にいた剪定バサミが腹部に刺さった患者のバーサは頻呼吸になり、周辺の患者たちの皮膚に炎症があらわれる。液体は化学物質だと気づいたローレンが対処し始める一方で、マックスは液体の流出源を探す。

ローレンの指示で安全な場所へ移動した患者たちは曝露量の多い者から除染シャワーを浴び、液体を大量に浴びたバーサはレイノルズたちが引き受ける。ケイシーは崩落時バーサを診察していたローレンを心配するが、ローレンは患者を優先する。

一方、法的責任が生じることを危惧するヘルスケア委員会のドナは「“危険物調査報告書”を見つけて」とヘレンに頼み、報告書を管理しているマックスを探したヘレンは有害な液体が流出するタンクを押さえているマックスを見つける。手を離せば大勢が曝露すると説明したマックスは、助けを呼んできてと頼む。しかし、マックスの目が見えなくなっていると知ったヘレンはそばを離れず、排水口を塞ぎマックスを連れ出した。

大切なもの

病室で目覚めたマックスの傍らにはヘレンがいた。治療法はないと思われていたが、手遅れだと承知のうえでバーサからハサミを摘出したレイノルズが重曹が効くと突き止めたのだ。

ヘレンを“何よりも大切”と呼んだマックスは、目を潤ませるヘレンに触れる。見つめ合うふたりが顔を近づけたそのとき、ルナを見ているグウェンから電話がかかる。ルナを連れ帰ると知らせたグウェンは、親権を申し立てると告げた。

それぞれの選択

フロムはチャンスの問題と向き合おうとせず、夫のマーティンは今日中の対処を求める。マーティンに「子供たちの安全がかかってる」と指摘されたフロムは、病院専属の弁護士に相談する。チャンスの自傷を恐れるフロムは接近禁止命令の申立に消極的だったが、問題を抱える我が子に悩む親たちと接したことで、問題解決には事実を認めることが必要だと悟る。

レイノルズは“友人”としてマルヴォに接しているが、会話の流れからうっかり飲みに誘ったことで、マルヴォの自宅に招かれてしまう。「街を出ているときはお互い自由」という夫との取り決めを説明されたレイノルズは困惑する。互いに惹かれ合っていても、既婚者のマルヴォとの関係を進めたくないレイノルズは外で飲むことを提案する。

条件の良い私立病院への転職を考えていたケイシーは、自分の命より患者を優先するローレンがいるERに残ると決める。

 

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おちゃのま感想

3.0

 

有毒な化学物質が漏れるという大惨事の内容でしたが、岐路に立つメインキャラが大切な人を自覚し、その相手との絆を深めるエピソードでした。マックスとヘレン、ローレンとケイシー、レイノルズとマルヴォ。それぞれ意味は違うけど、“大切”な相手には違いないですよね。

 

ヘレンと気持ちが通じ合ったように思えたところで衝撃の電話が・・・というマックスでした。かなり理解ある祖父母だと思ってたのですが、やはりいろいろ思うところはあったんですよね〜。もともとマックスがニューアムステルダム病院の医療ディレクターを引き受けたことで、ジョージアとの仲もこじれてましたものね。仕事と育児の両立が難しいマックスはどうするでしょうか。

 

さて、こちらも深刻なフロムとチャンスの問題。フロムは医師として、チャンスを助けたいんですよね。ストーカー化してるチャンスに接近禁止命令を申し立てるのは当然のように思えますが、自覚してない様子のチャンスがどう受け止めるか心配です。
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