Episode5 Cry Luison
【ざっくりあらすじ】
半年前から狼の幻覚に悩まされているエヴァ・ディアスが事故を起こし入院した。エヴァが描いた狼の絵を見たモンローは、ブルットバッドとは別の狼型ヴェッセン『ルイソン』だとニックに教えた。夫がルイソンの可能性が高く、モンローの協力で調べることになった。
『嘘つきは 真実を話しても疑われる』
ルイソン(南米に起源をもつ狼型)
オオカミの仮面
エヴァは家業の貿易商を相続した資産家だった。 サンパウロで医者をしていたガブルエルと結婚し、現在はエヴァの生家の豪邸にふたりで住んでいる。エヴァが幻覚を見始めたのは、半年前この屋敷に越してきてからだった。
ニックがガブリエルを監視し、モンローが自宅へ侵入してガブリエルがルイソンかどうか確認することになった。ルイソンのニオイを嗅ぎ取ったモンローが屋敷内を調べていると、ガブリエルが帰ってきた。窓から脱出したモンローがニックに連絡すると、ニックの目の前にはちゃんとガブリエルがいるという。ニックたちは、ガブリエルは双子の兄弟と共謀してエヴァにヴェッセンの姿を見せ精神的に追い詰め財産を奪う計画だと考えた。
ガブリエル兄弟逮捕にエヴァ宅へ向かったニック、ハンク、モンロー。双子だと思っていたガブルエルは実は4つ子だった。屋敷から出て来た3人のガブリエルの兄弟を逮捕し、残りはエヴァと一緒にいるはずのガブリエル本人だ。屋敷の中では、ちょうどガブリエルがエヴァを脅す為ヴォーガしたところだった。
ニックたちと対峙したガブリエルは「何も証明できない」と強がるが、結局兄弟たちと一緒に逮捕された。 エヴァはニックが用意したルイソン似の仮面を見て、全てガブリエルが財産狙いでしたことだと納得した。ニックはエヴァを混乱させず夫の犯行を知らせる方法を考え、ルイソンに似た仮面を用意していたのだ。
ヴィクトルの罠
王家の地下牢から脱出し、壁の涙で溺れそうだったアダリンドは、突然水のない場所に移動した。
アダリンドは、再度どこからともなく現れたホフマンに指示された部屋へ入り、ベビーベッドに寝ていた赤ちゃんに惑わされてしまう。罠だと気づき出口に向かうが、ドアを開けることができない。すると、部屋の床は消えアダリンドは最初の地下牢へ戻ってしまった。
絶望しているアダリンドのもとへヴィクトルがやってきた。涙を流し「何でもする」と訴えるアダリンドに、ヴィクトルは「お互い探しているものは一緒だ」と話した。ヴィクトルはアダリンドを使い子供を手に入れるつもりだ。
ニックとジュリエットの選択
エリザベスの作った解毒薬の使い方は、アダリンドがニックにした行動をジュリエットがなぞる事だった。すなわち、ジュリエットがアダリンダに姿を変えてニックと寝なければならない。
ニックはグリムに戻りたい気持ちが強かったが、ジュリエットへの影響を考えると決心できずにいた。そんなとき、モンローとロザリーの異種結婚に反対するヴェッセンたちが、モンロー宅の庭先に火をつけた。ヴェッセンたちの悪質な嫌がらせを見たジュリエットは、ニックをグリムに戻す決心をした。
グリムではないグリムの息子ジョシュ
ニックにグリムの鍵を託したロレックの息子ジョシュ(シーズン3 第21話「受け継がれるもの」)が、父の遺灰とともにフィラデルフィアの実家へ帰宅すると、ヴェッセンの男たちが待ち構えていた。
男たちに追われたジョシュは、ニックに連絡を取りバスに飛び乗った。
狼型ヴェッセンの4つ子なのだけど、戦うことなく簡単に逮捕されちゃいました。手の込んだことをしていたわりには、あっさりと。
モンロー&ロザリーの別種婚に反対するヴェッセンたちの悪質な嫌がらせを見たジュリエットはニックをグリムに戻す決心をし、ニックも本心ではグリムに戻りたかったので、ニックはグリムへ戻るという事になりそうです。
ただ、簡単に戻れるのかは不明で、副作用的な事も不明。姿を変えるという魔女的な行為をするジュリエットへの影響がないわけがないと思うのだけど・・・大丈夫かな。
アダリンドを地下牢から脱出させようとしていたホフマンは王家の手先(というか存在するのかも怪しい)で、「ヘクセンビースト用の牢」という名の通り、魔術でアダリンドを自分の配下へ置くヴィクトルの罠でした。これでまたアダリンドは暗躍するんでしょうね・・・。
亡くなった老グリムのグリムでない息子ジョシュも再登場。ジョシュの家をあさっていたヴェッセンたちは、ビクトルの手下なのか、また別の組織なのか・・・。ジョシュがポートランドに住んで、チームグリムに加わるという展開にはならないのかなぁ・・・。