Episode2 Personal Day
【ざっくりあらすじ】
17年前、15歳のアナを殺害した罪で服役していたダンテ・ゴメスが仮釈放となった。20年の実刑のうち17年すでに服役し、模範囚だったダンテ。仮釈放審議会でも罪を認め深い反省を見せていたが、仮釈放されたダンテは当時捜査にかかわったフリオに無罪を訴えた。ダンテはアナを愛してたと話し、アナ殺害時に強盗をしていたと打ち明けた。
事件メモ
ダンテがアリバイを主張した店では、確かにアナが殺害された時刻2人の男が強盗に押し入っていた。アナ殺害現場からは遠く43キロも離れた店だった。当時の防犯カメラ映像では強盗犯の人相を判別することはできず、シャロンは共犯の男の身元を特定するよう指示を出す。
アナ殺害事件の目撃者で匿名で証言していたセザールに、再び当時のことを確認することになった。セザールは自分は匿名のはずなのにとビビってはいるが、ダンテがアナ殺害犯で間違いないと再び断言した。
セザールの証言に穴を見つけたシャロンは再捜査を指示するが、そこにダンテが撲殺されたと連絡が入る。ダンテは出所後祖母宅のカレージに住み、祖母の面倒を見て職探しもしていた。そして周囲に無罪を主張してまわり、アナ宅へも赴いていた。アナの兄弟たちは、妹を殺したダンテに対し木製バットで暴行を加えたことは認めたが、ダンテはそのまま家へ帰って行ったと話した。
ダンテの検視結果、致命傷を受けた後は全身が麻痺し動くことはできなかったことがわかる。アナの兄弟たちがダンテに致命傷を与えなかった理由は、ダンテを守っているヘクトル・ザモラというギャングの報復を恐れたからだった。
そのザモラは終身刑で服役中だった。
ダンテの死を知ったザモラは、ダンテは唯一の友人だったと言い、アナ殺害時刻のダンテのアリバイを認めた。その時刻に強盗していたふたりは、ダンテがアナ殺害犯となったことで強盗犯の容疑からはずされていたのだ。ダンテがアナ殺害を認めたのは、友人ザモラを守る為だった。もし強盗でこのとき逮捕されていたら、ザモラの終身刑は確実だったからだ。（結局現在は終身刑のザモラ）
このザモラの証言により、アナ殺害犯をダンテだと証言していたセザールは嘘をついていたことになる。再び、セザールを署へ呼び聴取を始める重犯課。怒れるフリオに詰め寄られたセザールは、簡単に偽証していたことを認めた。そして今度は脅迫されて偽証したと主張した。
しかし、その脅迫されていたという主張も嘘で、アナに気があったが取り合ってもらえなかったセザール自身がアナを殺害し、凶器の銃をダンテの車にしのばせ罪をかぶせていたのだった。釈放され無実を訴え始めたダンテを殺害したのもセザールだった。自宅からダンテ殺害に使われた凶器のバットも発見された。
シャロンは、セザールに弁護士を呼びアナ殺害とダンテ殺害を認め名前を変え遠くの刑務所へ入るか、ダンテ殺害だけを認めてザモラの待つ刑務所へ入るかと迫った。
ラスティとふたりのシャロン
ラスティは（プロベンザにせっつかれ）シャロンに母親が戻ったことを知らせた。驚いたシャロンだったが、ラスティの気持ちを汲み、母に謝罪させたいというラスティの願いを聞く。
プロベンザとラスティとともに重犯課へ現れたラスティママ、シャロン。重犯課メンバーたちは、突然のラスティママ登場に驚きと心配が入り混じった複雑な表情を浮かべていた。
ラスティママは、リハビリ施設へ自ら入ったとラスティに話していたが、それは嘘で本当は薬物所持で逮捕され、裁判か施設かという選択を迫られ施設へ入所していたのだった。
自発的に施設へ入ったと思っていたラスティはショックを受けた様子だが、シャロンは「自分で決めて入所したのよ」ととりなしていた。シャロンとラスティママの対面は、ひとまず穏便に終了した。
ラスティは、ママがリハビリ施設に入った経緯を隠していたことにひっかかりを感じている様子だ。週末にまた会いに来てとママに言われ、会いたいものの迷いを捨てきれないラスティを見てシャロンは自分も一緒に面会に行くことにした。
どんな感じのママなのだろうと思ってたのですが、イメージ通り。荒れた生活を送ってきた雰囲気が出てました。
ママシャロンの嘘にとまどうラスティ。
ラスティの揺れる心に、シャロン（レイダー）がポイントポイントで助言する言葉が的確で、ラスティはこの人に出会て本当によかったなーと感じました。
ラスティは、現在ジョー先生のカウンセリングを受けているのかな？ジョー先生への信頼度も前シーズン以上に大きいみたいです。
今後、またママに振り回されそうな予感のラスティ。落ち着いた生活を送って欲しいと願うばかり。