Episode7 Two Options
【ざっくりあらすじ】
パトロール中のSWAT隊員が通報を受け、事件現場に駆け付けた。処刑スタイルで銃殺された老夫婦の死体が発見され、重犯課も捜査に加わった。近隣の住人は、老夫婦は3年前コロラドから引っ越してきて、孫たちが来るときは脱走癖のある猫を寝室に入れていたと話す。今朝も嫁のリンダが子供たちを連れて来ていたと聞き、孫たちの行方を捜すことになった。
事件メモ：合同捜査開始
捜査には、警備部のマクギニス警視とFBIのフリッツも加わった。老夫婦宅で見つかった今朝撮影されたビデオには、ブロックで楽しく遊ぶ子供たちの様子が映っていた。
重犯課に現れたリム検事は、重犯課が立て続けに被疑者に発砲していることを例にあげ、この事件はSWATに捜査させるべきだと主張する。捜査にいちいち口を挟むリムに、マクギニスが今回の事件は顔見知りの犯行の可能性が高いと説明し、今のところ子供たちの母親リンダとその婚約者が容疑者だと知らせる。
母親への連絡を優先させようとするリムは、母親は実の子を誘拐しないと言い「あなた（マクギニス）にも子供がいれば分かるわ」と失礼な発言をしてしまう。マクギニスは、4年前に娘と夫を交通事故で亡くしていた。シャロンに指摘されたリムは謝罪を口にするが、マクギニスの顔はこわばったままだった。
リンダはランチに出たまま職場に戻っていなかった。リンダの婚約者のジャクソンの車が、リンダの職場から13キロ離れた駐車場で発見され、中には殺害されたジャクソンがいた。
証人保護を受けていた老夫婦
老夫婦の背景を調べていたタオが、老夫婦には猫を除いて3年前の記録（写真や家具まで）がいっさいないことをつかんだ。シャロンは老夫婦の飼い猫の脱走癖に目をつけ、猫に埋め込まれていた追跡用チップから引っ越し前の住所が判明した。
老夫婦は「息子のポールは死んだ」と周囲に話していたが、本当は息子の事件の証人として保護されていたのだった。そのポールは6年の服役を終え、2週間前釈放されていた。
ポールの犯行だとわかり、協力者も判明した。
ポールが妻子を誘拐し潜んでいるマンションを密かに封鎖し、住民を退去させる市警。
現場では、子供たちの為に精神科医のジョー医師も立ち会っていた。
クーパーとともに地下駐車場の捜査に回されたフリオは、小さなブロックが落とされていることに気づく。それは今朝撮影されたビデオの中で子供たちが遊んでいたものだった。子供たちの生存を確信したフリオがクーパーから離れた隙に、ポールの協力者がクーパーに銃を向け近づいた。クーパーの危機に気づいたフリオは協力者に忍び寄り後ろから襲い掛かる。男は銃を発砲し、フリオは撃たれてしまった。
銃声を聞いたポールが部屋から顔を出した。
廊下にはフリンやフリッツ、SWATチームが待ち構えていた。ポールに包囲していることを知られたマクギニスは、突入を命じた。エイミーとフリンが隣室の住人を守り、ヘリからスナイパーが室内を狙う。ドアからはSWATとフリッツが侵入した。ポールは娘を人質にし、銃を撃ち放っていた。激しい銃撃の隙をつき、背後からポールに忍び寄ったフリッツが確実にポールを撃ちぬいた。
子供たちとリンダは無事保護された。
撃たれたフリオも入院し、命に別状はない。プロペンザはシャロンに、フリオが心配で今夜眠れなかったら、子供たちを救い出したことを思い出せばいいと慰めた。
ラスティの決断
”社会奉仕活動”が必要なラスティに、シャロンは前回の事件で見つかった行方不明の少女たちの写真を整理する仕事を言いつけた。少女たちの写真は1000枚以上もあり、ラスティは不承不承ながら作業を開始した。
ラスティは、シャロンに「もしまだ養子にしてくれる気があるなら」と言い、養子になる決心をしたと告げた。多くの少女が誰からも見つけてもらえない現状を知ったラスティは、もし自分が（少女たちと）同じような事になったら、自分を捜してくれる人がいると知っておきたいと、シャロンに話した。
ブレンダ（クローザーの）の後任人事を、マクギニスが断り続けているということで、フリッツにオファーをするつもりだと言っていたテイラー。どうなるのでしょう？？
ラスティは、シャロンの養子になる決心を固めました。
ママシャロンや、ジャックの妨害はあるのだろうか？スムーズに進むことを願うけど、家族の問題は複雑そう。