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Major Crimes~重大犯罪課 3 第19話「運命の矢(後編)」 | あらすじ感想

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Episode19   Special Master: Part Two

【ざっくりあらすじ】
テイラーが独断で放火殺人犯の情報を公表してしまった。捜査するシャロンやプロベンザは、これで犯人は車と犯行パターンを変えてしまうと苦い思いをかみしめた。捜査にはフリッツに加え、新たにマクギニスも加わり、空からの捜索も開始された。しかし、捜索範囲は郡全域に広がり犯人の足取りは全くつかめない状況だった。

 

 

”占星術”放火殺人事件

タオがストローの本についた指紋を調べた結果、ストローが執拗に占星術ガイドの天体歴を読んでいたことが判明した。火星(マーズ)のシンボルはオス記号と同じだった。

 

ストローが占星術の本から犯人のパターンを読み解いたと主張するシャロンを、フリンやプロベンザは本気とは思えないと呆れるが、シャロンは大まじめで、ストローは犯人を知っていてこの本を手にしたのだと確信していた。犯人のパターンと占星術とのつながりがわからないシャロンは、タオの知り合い(正義のバッジの仕事で知り合った)クラリッサという占星術師にアドバイスを求めることにした。

 

占星術師のクラリッサは、自分は未来が見えるわけではなく、星の動きを読んでるだけと前置きし、犯行が行われた日付から、星の意味するところを読み解いた。そして、「殺人犯が味方だと思っている囚人がいて、その囚人は警察に協力しているのではないか」と、ストローの事を言い当てた。

 

占星術だけで事件の本質をズバリ言い当てたクラリッサに驚きながらも、重犯課の面々はシャロンの説が正しく、ストローが犯行を予告できたのは、この占星術を使ってだと信じることになった。

 

 

逃亡犯ストロー

首席検事がストローの提示した条件をのみ、取引成立が決まった。
あとはシェイファー判事立ち会いの下、ストローがサインをするだけだ。裁判所にはシャロン、エイミー、エマが待機し、ストローがサイン後、犯人の名を知らせるのを待っていた。

 

シェイファー判事の部屋で、いつものようにふたりきりでサインに臨むストロー。いつものようにペンを床に落とし、シェイファーに拾わせようとした。シェイファーが床に落とされたペンを拾おうとしたとき、ストローの待っていた瞬間が訪れた。ストローは迷わずシェイファーを羽交い絞めにし、いつも机に置いてあるエアーダスターを使いシェイファーを殺害し、自分を繋いでいる鎖を凍結させ破壊した。鎖から自由になったストローは、シェイファーのランニングウェアに着替え、裁判所から逃走していった。

 

 

シャロンたちが判事室の異変に気付いた時は、ストロー逃走後40分も経過していた。判事室の壁には「ナザレのイエス」とストローからのメッセージが残され、シャロンはエマにストローが担当した依頼人の中に「ナザレのイエス」と名乗っているものはいないか調べるよう指示をした。

 

 

星座に憑りつかれた殺人者

放火現場を印した地図を見たクラリッサが、その点を繋ぐと”射手座”のシンボルになると気づき、次の放火場所が特定された。その空家の天井には”火星”のシンボルが描かれ、今夜燃やす予定で発火装置も仕掛けられていた。

 

ストローの過去の依頼人を調べたエマが、当時未成年で記録が非公開だった「ナザレのイエス」と名乗り続け、記録にもその名前で記されているマルコス・クリスタキスという男を見つけ出した。マルコスは被害者の背中に”火星”のシンボルを刻み、少年院で電子工学を学んだ男だった。そしてマルコスの誕生日は射手座だった。

 

シャロンは、ストローがラスティに話した意味深な「”運命”は”矢”のごとく終わりに向かう」という言葉をヒントに、クラリッサに”射手座”の矢が狙う場所(さそり座の心臓”アンタレス”)を示してもらった。その場所は、マルコスが母親と住んでいた家がある地域だった。プロベンザの指揮で重犯課はその家へと急いだ。

 

 

かつてのマルコスの自宅では、監禁された女性が発見され救助された。窓から逃走を図ったマルコスは、怒りが抑えられないフリオに捕まり、暴行を受けた傷を負って重犯課へ連行されてきた。

 

マスコスは、ストローとは20歳以来会っておらず、時々電話で自分の仕事を褒めてくれただけだと話した。マルコスとストローはそれ以上の繋がりはなく、ただマルコスにわかるのは、ストローが逃亡したなら自分にしていた助言を実行したのだろうという事だった。その助言とは「逃亡はずっと前に準備しておく」「偽造IDと現金と武器を安全な場所に隠しておく」「何より重要なのは証人を生きて残さない」だった。

 

 

警察より先を行くストローの周到さ

逃亡中のストローは、モールで自分に似た体形の男性を雇い、自分が着ていた衣服に着替えさせ、シェイファーのカードでライフル銃を買わせていた。ライフルの購入手続きには30分はかかり、警察をひきつけるには十分の時間がある。

 

通報を受けたフリッツやマクギニス率いる警備部は、ストローを射殺する覚悟で現場を包囲し、その間にストロー本人は着々と予定通りの逃走を続けていた。ストローの罠だと知ったマクギニスたちは、無念の表情を浮かべ悔しさをにじませた。

 

ストローは事前に準備していた”偽造ID、金、ナイフ”を手にし、スーツに着替え、配車サービスを利用してソルトン湖からさらにはパームスプリングスを目指していた。

 

 

ラスティの強い意思

ラスティはストローの預言通り、大学にも通えなくなり警護される事態となった。

 

逃亡したストローがラスティを狙う可能性がある以上、シャロンはラスティの安全第一を考えている。しかし、ラスティはストローの思惑通り自分の人生が変わることを認めず、今まで通りの生活を送ると決めていた。

 

 

 

おちゃのま感想
シーズン最終話。
クリフハンガーで終わっちゃいましたよー。やっぱり・・・そうなるよね・・・
ストロー逃げちゃったし。続きが気になって仕方ありまっせんっ。

ストローのシェイファー判事殺害&逃亡は、あまりに簡単に実行できた印象です。
そんな身近なもので殺人を犯せるなんて。いいのでしょうかΣ(゚д゚|||) 

ストローが再びラスティをどんな方法で狙うのかも気になるのですが、ストーリーとは関係なく”ストロー”が再びドラマに出演するのかがわたしの最大の気になるトコです。
シーズン2で欠席裁判になってしまったことがトラウマかも。

こーんなクリフハンガーで終わって、また本人が登場しないままドラマが進んだら・・・視聴者が離れてゆきそうで、心配なのです。続いて欲しいドラマだから。

ラスティは通常の生活に戻るとシャロンに強く宣言しましたが、心配するシャロンはどうするのでしょうか。ラスティは落ち着いた生活はできるようになるのか。

そして、シャロン&ラスティの私生活の面も、続きがきになります。
塀の中のシャロン・ベック。
シャロンの元夫ジャック。
そしてわたしイチオシ、友達以上恋人未満のシャロンとフリンの関係・・・などなど・・・。

シーズン4は23話に拡大されたとのことで、どんな展開になるのか早く見たいです。(まだアメリカでの放送も終わってませんけど)
シーズン5(ファイナルの噂もありますが)も決定したし、先が楽しみです。

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