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インポスターズ 愛しの結婚詐欺師【ドラマファイル】

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原題:Imposters

 

 

Imposters

 

 

作品データ

ジャンル:ドラマ&コメディ
シーズン:2(キャンセル)
エピソード:20
主な舞台:シアトル→メキシコ→いろいろ
アメリカでの放送:2017~18
メモ:最終話まで視聴済

 

 

 

ストーリー

思い描いていた女性エヴァと出会い、恋に落ちたエズラは電撃的に結婚した。幸せで満ち溢れていたはずなのに、結婚から約1か月、エヴァが姿を消し、エズラの全財産も消えてしまった。エヴァは結婚詐欺師だったのだ。

 

 

絶望のどん底のエズラの前に、同じく詐欺の被害者リチャードが現れた。有り金はたいてエヴァを捜したふたりは、エヴァの姿が確認されたNYへ向かい、同じく結婚詐欺の被害者ジュールズと知り合った。エヴァは女性のジュールズのことも騙していたのだ。

 

 

財産を取り戻すため手を組んだエズラ、リチャード、ジュールズ。詐欺師の本名は“マディ”で、現在シアトルにいることが判明した。マディに全財産を奪われ資金のない3人は自分たちなりの掟を作り、詐欺で資金を稼ぎながらシアトルを目指すことにした。

 

 

一方、シアトルのマディは“サフラン”という名で新たな任務の真っ最中。マディはマックス、サリーと組み、“ドクター”というボスの下で働く結婚詐欺師だった。カフェで出会ったパトリックに惹かれているマディは任務に集中できずにいた。

 

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おちゃのま感想

 

ネタバレしてます

5.0

モロ好みのドラマでした。なので星5つ。個人的に大ヒットです。

 

シーズン1は、騙され組み(エズラ、リチャード、ジュールズ)の3人が結婚詐欺師のマディを追いかけ、シーズン2では姿を見せない脅威の存在“ドクター”から逃れるためマディら詐欺師組とエズラたち騙され組が手を組むことに。そこにドクターを追うFBIもからみ、騙し騙されのいくつかのストーリーがやがてひとつになる。描き方そのものもエスプリの効いたドラマでした。

 

 

わたしのお気に入りは、なんといっても被害者3人組です。騙されるだけあって、みんな純粋。マディに盗まれたお金を取り戻すため手を組んだ見ず知らずの3人が、一緒に旅していくうちに兄弟のような関係になってゆくところ。ツボにはまりました~。同じ人物と結婚していたということもあり衝突ばかりしてたリチャードとジュールズが本心では互いを認め合ってたり、そのふたりがエズラのことを弟のように心配する姿には胸が熱くなりました。本気で愛した人に騙されたショックから立ち直ったのも3人で過ごした時間のおかげ。いつしか恋しかった妻(マディ)より互いの存在が大きくなってました。

 

Imposters

 

 

一方、騙す側のマディも犯罪者なのに憎めない魅力ある人でした。チームのサポートがあったとはいえ、まったく違うタイプの人と恋に落ち、結婚し、ドロンする日まで愛してると信じ込ませる凄腕の結婚詐欺師…なんですが、この人、映画などを参考に詐欺の腕を磨く努力家なんです。マディを見ていると、恋愛って相手に合わせることが重要なのかも・・・と、妙に納得してしまいます。マディの手法は誘惑するのではなく自然な恋愛。特にジュールズとの出会いは自然すぎて、ジュールズが気の毒になるほどでした。そして、シーズン1のクライマックス、ドクターを捕まえるためFBIが考えた作戦が、結婚詐欺師のマディに結婚詐欺を仕掛けるという大胆なもの。FBIの罠にまんまとはまってゆくマディなので憎めないんですよね~。

 

Imposters

 

 

キャンセルされたのは残念ですが、わたしはここで終わって正解かなと思ってます。ラストの続く感じは余韻のようなもの。“政治家”や“芸術家”といった(実現できるかどうかは別として)具体的な夢があったリチャードやジュールズと違い、漠然と刺激ある日々を夢見てたエズラが詐欺道にのめりこんでいく姿を見るのはちょっと辛い。この先があるとすればエズラがドクター化してゆくかも知れない流れでした。

 

 

マディ役は『ラストシップ』でラビットを演じてたインバー・ラヴィ。ラビットとはまったく違う役柄で、美しさと可愛さを存分に発揮してました。登場回数は少なかったけど、圧倒的な存在感だった詐欺師たちを恐怖に陥れたドクターの手先レニー役はユマ・サーマンが演じてます。お勧めは吹替版。より面白く、より楽しく、登場人物の魅力を引き出してます!

 

 

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