Episode10 No Return
【ざっくりあらすじ】
グレイソンを亡くし引きこもり生活を送っていたジェーンは、グレイソンが生前気にかけていたペニーの弁護を引き継ぐと決心する。
グレイソンの残した手がかり
ペニーの弟は、飲酒運転をしたトム・ジョサップの車に追突され亡くなっています。加害者のトムが無罪になったことに怒るペニーは、トムの会社にハッキングし、従業員リストのトムの名前の横に「人殺し」と書き込んでしまいました。
ペニーが逮捕され、(グレイソンのことで)ジェーンはやはり冷静ではないとペニーの弁護をオーウェンに引き継ごうとしますが、逮捕されたペニーは引き続きジェーンの弁護を望みます。
ジェーンはグレイソンが残した新聞の切り抜きから、事故の起こった日、トムがニューポートコーヴホテルで警察本部長の息子の結婚式に出席していたことをつかみます。トムは花嫁のいとこでした。トムが有罪にならなかったのは、弁護士の腕が良かったからではなく警察幹部と検察がトムを無罪にしようとした為でした。
ジェーンは、ホテルの式場関係者に防犯カメラ映像の提出を求め、判事に事故発生数分前の酔って車に乗り込むトムの姿を見せます。判事はジェーンの主張を認め、ペニーは釈放され、トムは逮捕、警察本部長および検事補は調べられることになりました。
キムの依頼人は腹話術師
キムの依頼人は、腹話術師のグレッグ。彼は、飛行機に乗るときは相棒ミッキーの座席も購入しマイレージもそれぞれ貯めていました。航空会社からふたりがマイレージプログラムの規約違反だと通告され、キムに相談。すでに2百万マイル以上あったアカウントは削除されています。それがないと計画していた海外に行けなくなってしまうとグレッグは困っていました。
KB航空の主張は「グレッグ&ミッキーが迷惑行為をしたため、アカウントを削除した」です。そこでキムは、グレッグ&ミッキーと一緒の飛行機に乗り合わせたことのある乗客を法廷へ召喚し、当時の様子やその時受けた印象を語ってもらうことにします。きわどい発言や暴言を吐くミッキーのワルっぷりが明かされますが、乗客は誰ひとりとしてそれを不快には感じておらず、楽しかったと口をそろえて証言します。判事は、KB航空にアカウントの復活を命じ、無事マイレージは戻ってきました。
ミッキーと離れられない理由
KB航空は、今度はミッキーは機内に持ち込めないと通知してきました。ミッキーを機内に持ち込みたいグレッグは「ミッキーは盲導人形」とSNSサイトに画像をアップし、障がい者法違反で逮捕されてしまいました。
実は、グレッグは吃音症でミッキーがいないと普通に会話することが困難でした。子どもの頃うけた治療法で、人形を使うと自由に喋れるようになり、それを職業としたのです。しかし、このことは裁判では使いたくないと強く主張します。
ポールがKB航空が提出した証拠の中に『殺害リスト』なるものを発見。ポールは、その名の通りグレッグが殺害されるかもと心配しますが、それはKB航空の社外秘の内部文書でした。法廷で、KB航空にこのリストの内容を証言させることにするキム。最初は証言を拒否しようとしていたKB航空ですが、事実を隠し通すことはできず、社の利益を圧迫するマイレージ利用者リストを作り対策していたと認めました。
判事はKB航空がグレッグに起こした訴えを全て棄却し、『殺害リスト』を連邦検事局へ知らせると決定し、グレッグ&ミッキーの搭乗をすぐに認めるよう言い渡します。事件は無事解決しました。
天国に到着したグレイソン
天国に着いたグレイソンを迎えたのは、初代ジェーンの守護天使フレッドでした。
グレイソンを出迎えたフレッドは、懐かしさについジェーンの守護天使だったことを打ち明けてしまいます。グレイソンは、ジェーンから「リターンキーを押して戻った」と聞いたとフレッドに言い、自分も戻りたいと訴えます。
リターンキーは外されてしまったと話すフレッドですが、グレイソンが今のジェーンをジェーンとして愛してると知り、隠してた”リターンキー付きキーボード”を差し出します。グレイソン(の魂?)は、リターンキーを押し地上へと舞い戻ることに成功。
仕事を終えたジェーンに刑務所から電話が。その人物は「グレイソンだ」と名乗りました。
おちゃのま感想
ふー、やれやれ(*’ω’*)
戻ってきましたよ、グレイソン。
フレッドの登場は、嬉しいサプライズでした。天国に戻り、元気に天使をしていましたね~。
グレイソンが戻ってきたのは良いのですが、服役中の人物に入ってしまったようです。簡単には進まないってことですね。あと3話だけど・・・。
グレイソンの魂が別人に入ったので、元グレイソンは出てこないんでしょうねー。なんだか寂しいです~。
ストーリー上では、こういう展開の方が面白いかも知れないけど、最後の最後に役者さんが変わるなんて。ちょっと残念。