Episode8 Yesterday
【ざっくりあらすじ】
2043年の世界はコアが不安定で、コールを呼び戻せずにいた。ジョーンズは、ラムゼとウィットリーにかつて自分がいた『スピアヘッド』という施設に、コアを安定させるための部品を調達に行かせた。スピアヘッドは、フォスターが支配している施設だった。
ジョーズンの語るスピアヘッド
スピアヘッドは、疫病発生後大統領や国の要人たちが避難した場所だった。
ジョーンズはそこで20年もの間治療法を研究していたが、ある日ウイルスが変異し感染者が出てしまった。妻を亡くしたフォスター大佐は治療法の研究に固執するようになり、自分に従わない人間を次々と殺し、他の土地へ移ろうとした軍の上層部や将校たちも殺してしまった。
疫病を止めるには過去を変えるしかないと考えたジョーンズはスプリンターの研究を始め、2つあったコアをフォスターと1台ずつ管理することにしたのだった。
スピアヘッドでの再会
スピアヘッドに到着したラムゼとウィットリーを出迎えたのは、ウィットリーの父親だった。
ふたりはフォスターにジョーンズの研究が成功していると説明し、過去に送った人間を呼び戻す為に安定装置の予備を譲って欲しいと頼んだ。しかし、フォスターは手放したくないと断り、施設内を案内した。
ラムゼは、生き別れになっていた恋人エレナと再会した。エレナはスピアヘッドで研究室の手伝いをしているという。エレナは、5歳になる息子にラムゼを引き合わせた。名前はサミュエル。サミュエルはラムゼの息子だった。ラムゼはサミュエルに話かけ、囲碁を教えた。サミュエルはラムゼに懐き、その様子をエレナが微笑ましく見つめていた。
ジョーンズの決断
ジョーズンはふたたびコールを帰還させようとするが、コアが壊れ失敗した。コールを呼び戻せる時間の猶予は、最長であと48時間しかない。ジョーンズは自らスピアヘッドへ足を運び、直接フォスターと交渉することにした。
ジョーンズにコアを貸して欲しいと頼まれたフォスターは、コアを貸す条件として、ジョーンズがスピアヘッドに戻り一緒にワクチンを開発することを求めた。ジョーンズは死んだフォスターの妻を取り戻せると説得してみるが、フォスターは「過去は過去だ」と言いジョーンズの説得には応じなかった。
スピアヘッドから地下基地へ戻ったラムゼは、フォスターの研究が成功すれば過去へ戻る必要はないと主張し始めた。珍しくウィットリーもラムゼに賛成した。しかし、ジョーンズは「フォスターの研究はスピアヘッドの人々の幻想を守るための嘘」だと言い、「コアを奪う」と宣言した。
2015年 キャシーとアーロン
全てが終わったのか信じられないと言うキャシーに、アーロンはロイス上院議員に会って確認しようと提案した。
ロイスから見つかった遺体はウェクスラーのみだと聞いたキャシーは、自分をチェチェンに行かせて欲しいと頼んだ。アーロンもキャシーを支持し、キャシーはCDCの職員として現地へ向かうことになった。
チェチェンに着いたキャシーは、チップをはずみ爆破現場まで近づき確認した。
キャシーは「生存者も遺体もない」とアーロンに連絡し、未来が救われ彼が消えたと話した。
コールの所在
コールは爆破された建物の中で目を覚ました。
柱のようなものが邪魔で脱出できないコールは、頭上に空いた穴に向かい助けを求めた。英語が通じる女性の父親が助けを呼び、コールは救助された。外へ出たコールは、マスクをつけた人々を見て不安を覚えた。
コールは助けてくれた女性にウイルスについて質問した。女性は「もちろん疫病が世界中に広まってる」と不思議そうに答えた。焦るコールは、女性に西暦を尋ねた。コールが今いる時代は2017年だった。
おちゃのま感想
コールは2043年に戻ることができず、タイムマシンのコアが壊れ『2017年』へ到着してしまってるという困った事態になってました。
しかもウイルス壊滅には失敗してたという事実。
茫然とするわ(´・ω・`)
コールを呼び戻すためにはコアが必要で、ジョーンズは手段を選ばず奪うことを宣言しました。どうしてもフォスターとは一緒に研究するなんて出来ないようです。
手段は選ばずですが、残す時間は多くても48時間。戦力もなさそうなジョーンズたちは、どのような手を使うのでしょうか。そして、この決定にラムゼは猛反発しそうなのですが・・・。そもそも、ラムゼはコールが過去へ行くことにも反対してたし。
エレナの登場で、またまたラムゼの印象が変わりました。
ラムゼはどうしても荒っぽいイメージ(わたしの中で)なのですが、エレナという存在でそれがまたしても覆されました。