Episode11〜15
この記事は第11〜15話までをまとめたものです。
医療面での詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。
第11話 駆り立てるもの(We’re All Crazy Sometimes)
第12話 大きな決断(Teeny Blue Eyes)
第13話 父と子(Spilled Milk)
第14話 痛みを知る者(Gender Reveal)
第15話 長い夜(Waiting)
このところ様子がおかしかったリアに「妊娠した」と知らされたショーンは戸惑うこともなく事実を受け入れる。ショーンがさっそくグラスマンに報告する一方で、リアは予定外の妊娠に動揺していた。
変わる関係
今の生活を気に入っているリアにとって、妊娠は人生が一変する出来事だ。ショーンのASDが遺伝するのかというリアの悩みを知ったクレアは「小さいショーンを想像してみて」と助言する。一方、共感力がないせいで子供の気持ちがわかってやれず、子供がいじめられたらと思い悩むショーンもクレアが励ました。
リアは迷いがある今は子供を迎えるときではないと結論を出したものの、土壇場で思い直し出産を決意する。ショーンは妊婦のリアを支えようとするが、それは医師としての視点からだった。リアに「ドクターじゃなく父親でいて」と指摘されたショーンは、いつもようにグラスマンに相談する。親子3人の関係に適応する必要があると諭されたショーンは困惑する。今のショーンにはお腹の赤ちゃんは胎児でしかなく、リアのように繋がりを感じられないのだ。
母になろうとしているリアとの関係も変わり、ショーンは孤独を感じるようになる。同じように、医師として接するショーンに不満を抱くリアも孤独を募らせていた。「どのみちあなたは何も感じないから健診に来なくていい」とリアに言われたショーンはグラスマンを頼り、亡くなった娘との関係を後悔しているグラスマンはできるだけ子供の傍にいるよう助言する。
グラスマンやクレアに励まされたショーンは、自分なりにリアを支えようとする。しかし、医師の視点は変えられず、リアは出産をサポートしてくれるヘルパーを雇う。頑なにへルパーを拒否するショーンはお得意のリサーチをし、リアにとって必要なのだと受け入れるようになる。そんな中、妊娠糖尿病の検査結果も問題なかったリアが倒れる。
クレアと父
幼い頃、家を出て行った父親のマイルスがクレアを訪ねる。会うなり脳卒中を起こしたマイルスは、末期がんだった。効果のあった化学療法を途中でやめているマイルスは「死ぬのは怖くない」と言い、手術を拒む。自分を捨てた父を許せないクレアは治療に関わるつもりはなかったが、リムやジョーダンに諭され、父と向き合った。
クレアを前にしたマイルスは、自分の不甲斐なさを認めるのが怖くて会いに行けなかったと説明し、ずっと思っていた証に子供時代のクレアの写真を見せる。しかし、父の言い訳も後悔も受け入れないクレアは「手術は受けてもらうから」と告げるだけだった。
その後、手術で摘出したポリープからマイルスは遺伝性のがんだと判明し、リムはクレアに遺伝子検査を受けるよう勧める。困惑するクレアは、「お父さんがどんな人か知ろうとしてみたら」と言うショーンの助言に従い、麻酔で眠る父に話しかけてみた。
パクとモーガン
多くの医師が断った難手術に挑戦するグラスマンのチームに選ばれなかったパクは焦燥感にかられる。自宅で手術の練習を重ねるパクを成功に導いたのは、モーガンの辛辣かつ適切なアドバイスだった。自分を成長させてくれるモーガンに、いつしかパクは惹かれていく。
パクの想いを知ったモーガンは「面倒なことは嫌なの」と言い、パクとのルームメイトを解消する。部屋を追い出されたパクはモーガンと関係を持つようになるが、“遊び”の付き合いを望むモーガンは違う女性とも寝るよう求める。深入りしないモーガンのルールに従っていたパクだが、自分はモーガンが望むような付き合い方はできないと悟る。新たな相手とのデートを始めたパクは、モーガンとの関係を終わらせた。
エンリケの旅立ち
自由を愛するエンリケは、患者として病院を訪れた尊敬するチェンバース医師を担当したことで、外科医の目標を見直すことになった。ショーンが自閉症スペクトラムだと見抜いたチェンバースは他人を寄せ付けず、孤独な人だった。チェンバースは「成功したいなら私のようになれ」と言い、クレアも「いずれにしろ変わる必要はある」と指摘する。自分ではなく周囲を変えたいと考えるエンリケは、世界各地に派遣する医師を育てている病院へ移ると決めた。
おちゃのま感想
この展開についてゆけません(涙)
ショーンの次なる成長のステップは“父親”になるという事のようですが、ひねくれ者のわたしは、ショーンとリアは避妊してなかったの?とツッコミをいれてます。これまでリアとの性生活を開けっぴろげに語ってたショーンが愚かに見えるし、第6話でジョーダンを通じ望まぬ妊娠で苦しむ女性を描いたのは何だったんだろうと考えてしまいます。
ショーンに困難な問題を乗り越えさせて、人間的な成長を描こうとしてるのだと思うのですが、劇的な展開を意識しすぎてる気がしてなりません。人生を左右するようなことを、ショーンが計画的に考えないのは不自然に思えるんですよね〜。しかも医師…。
さらに、試練だらけのクレアも、見てて辛すぎます。ママの死から立ち直ったと思ったらメレンデスで、今度は自分を捨てたパパ登場ですよ。しかも、遺伝性の末期がん…(涙)ついでに、親しくなりそうだったエンリケ退場…。クレアの笑顔を見たいと思うのは、わたしだけなの?
せめてもの明るい話題・・・と思ったモーガンとパクもグダグダでした。わたし、モーガンのキャラが好きなんですが、深すぎて理解不能です〜。あの境界線ありきの恋愛へのこだわりの理由は何なんでしょうね?