Episode13 Revelation
【ざっくりあらすじ】
モンローの両親と気まずい初対面をしたニックは、モンローに頼りすぎていたと反省し、当分頼ることをやめるとジュリエットに話した。ジュリエットは、ニックを少しでも助けようと「頭皮を剥された事件」の記述を探しまとめてくれていた。ジュリエットは、警官でグリムのニックが狙われると心配している。
『だが すぐにまた 一家は閉塞感に襲われた』
モンローの決心
家を飛び出したロザリーを追ってスパイスショップで一夜を過ごしたモンローは、両親に自分の生き方を認めてくれないなら縁を切ると告げる決心をする。
モンローの父バートは、縁を切ってもいいと宣言したモンローに対しても自分を曲げることはしなかった。しかし、モンローの母アリスは、今回は自分の思うようにすると言い、バートに従うことを拒んで行動を別にした。アリスはロザリーを訪ね、歩み寄る努力をしようとしていた。
ヴェッセン界の童話にも登場していた”ヴェルデスヘーア”
ロザリーのスパイスショップには、モンローとの事を心配したジュリエットがやってくる。ジュリエットは、ついニックが頭皮剥ぎ連続殺人を捜査している話しをしてしまう。
「頭皮を剥ぐ」と聞いたロザリーは、顔色を変えた。ちょうど店に戻ってきたモンローもそれを聞き、ニックと話すと言い店を飛び出してしまった。モンローはニックに電話し、人間には危険すぎる相手だからひとりで自宅へ来るよう指示をした。
モンローが自宅へ戻ると玄関先でバートが待っていた。バートはローズが空港にも現われず心配になったのだ。またまた父とニックが鉢合わせするのを避けたいモンローは、父に帰るように言う。ニックとの信頼関係を聞いたバートは、いずれにしてもヴェッセンを殺すことは許せないと怒るが、ニックの今回の敵が「カッチャ・モルタ(ヴィルデスヘーア)」と聞き、心配になった様子だった。
ニックが到着し、モンロー宅から追い出される形になったバートは外で悲痛のおたけびを上げていた。 モンローは、今回の敵はかなりマズいとニックに説明した。カッチャ・モルタことヴェルデスヘーアは、ヴェッセン界の童話でグリムを殺した英雄として描かれるヴェッセンだった。ヴェルデスヘーアは、雷鳴と風の音とともに地獄から吹き出し姿を現すとされていた。
モンローが言うには、ヴェルデスヘーアがポートランドに現れた目的はニックだ。確かな退治方法はなく、ふたりはトレーラーで武器を調達することにした。ニックはモンローが武器を物色している間、グリム事典を調べヴェルデスヘーアの弱点が”髪”であるらしいという記述を見つけた。確証のない説だったが、ニックはナイフが必要になるかもと準備をした。
ニック&モンローが、トレーラーを出ると雷鳴が鳴り響きヴェルデスヘーアが二体現われた。頭皮で作ったコートを着たヴェルデスヘーアに銃は全く効果なく、モンローとニックはそれぞれ髪を狙うことにする。しかし、さらにもう一体別のヴェルデスヘーアが現われ、ふたりは窮地に追い込まれてしまう。そこに様子を見ていたバートが戦いに参戦した。形勢が変わり、自由に動けるようになったニックに髪を切られたヴェルデスヘーアは、力を失い人間の姿に戻っていった。
バートはグリムと協力し合ったことに、我ながら驚いている様子だ。
協力してヴェルデスヘーアを倒したニック、モンロー、バートは、ロザリー、ジュリエット、アリスとともにモンロー宅で一緒に夕食をとっていた。まだまだぎこちない雰囲気だが、お互いの違いを受け入れ前進した様子だった。
アダリンドを守るレナード
ヴィクトルとステファニアが手を組んだと知ったレナードは、アダリンドに連絡しマイズナーとともに逃げるよう指示を出した。
マイズナーの準備した隠れ家に身を隠したアダリンドは産気づいてしまった。
アダリンドの傍にはマイズナーしかいないんだけど、やはりマイズナーが赤ちゃんを取り上げるのだろうか(*_*)
いろいろ考え方の違いはあったけど、一緒に敵を倒したことでバートのグリムに対する認識に変化が生じたみたいです。モンローの気持ちも汲み取り、ロザリ―とのことも受け入れた様子。
グリム、ブルットバッド、フクスバウ、人間の集合した食卓は賑やかそうでした。ヴェッセンのみなさんは、誰かが変身するとつられて変身してしまうのかな??バートの変身につられて、一斉に変身しニックに落ち着くよう注意されてました。ジュリエットだけは姿を見ることができず「?」状態・・・。