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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 2 第1話「ジューン」【あらすじ感想】

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The Handmaid’s Tale

 

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Episode1 June

【ざっくりあらすじ】
ニックを信じ守護者のバンに乗ったオブフレッドが連れて行かれた先は球場だった。そこにはジャニーンへの処刑を拒否した侍女たちが集められていた。

 

 

リディアの制裁

かつての球場は刑場になっていた。処刑台に並ばされた侍女たちは指示に背いた罰が絞首刑だと知り、逃れられない死に恐怖した。オブフレッドの首にも処刑の縄がかけられた。泣き叫ぶことも許されず、侍女たちは自然と隣の仲間と手をつないだ。守護者の男は何のためらいもなく「主の御手で」という言葉とともに刑を執行したが、死ぬ者はいなかった。

 

 

処刑は、侍女に恐怖を与えるためのものだった。侍女たちの前に立ったリディアは“主”に従い、これを戒めにしなさいと説いた。

 

 

貴重な侍女を殺さなかったものの、リディアの罰は続いた。冷たい雨の中、容赦なく侍女たちを罰していたリディアに、オブフレッドの妊娠が知らされた。リディアは“神”のあわれみに感謝し、オブフレッドのために部屋での食事を準備した。

 

 

「食欲がない」と、せめてもの抵抗を示すオブフレッドに、リディアはジャニーンがコロニーへ送られ、ジャニーンを助けるため反抗した侍女は妊婦のオブフレッド以外全員報いを受けると教えた。それでも屈しないオブフレッドを、リディアはオブワイアットという妊婦の侍女の部屋へ連れて行った。妊娠後、排水管の洗浄液を飲んだオブワイアットは、鎖に繋がれ、明かりのない部屋へ閉じ込められていた。反抗した侍女の悲惨な行く末を見たオブフレッドは、食事を受け入れた。

 

 

与えられた食事を口に運んでいるオブフレッドの前に、リディアは雨の中拷問の罰を受けていた侍女たちを整列させた。さらに、リディアはオブフレッドと親しい侍女オブロバートを拷問した。友の絶叫が聞こえても、オブフレッドは自分への罰である食事を続けるしかない。

 

 

 

自由へのしるし

健診を受けるオブフレッドのもとにウォーターフォード夫妻が現れた。「もう反抗は許さない」とセリーナに脅されたオブフレッドは、「興奮しないで、セリーナ」と冷静に返事した。オブフレッドの強い意志に驚きと怒りを感じつつも、医師の口から正式に妊娠を知らされたセリーナは、オブフレッドの額に祝福のキスをした。

 

 

診察室で身支度をするオブフレッドに「幸運を祈る」と声をかけた病院のスタッフらしき男性が、オブフレッドを“ジューン”と呼んだ。診察のため脱いだブーツの中に小さな赤い印のある鍵を見つけたオブフレッドは、それが合図だと理解した。

 

 

鍵を使い診察室から脱出したオブフレッドは、小さな赤い印に従い待機していた食肉用の冷蔵車に乗り込んだ。目的地までオブフレッドを運んでくれた人は、以前モイラが入手したメーデーの包みを手渡してくれた肉屋の男性だった。

 

 

 

オブフレッドからジューンへ

冷蔵車で運ばれた先にはニックがいた。オブフレッドを逃がす手配をしたのはニックだった。ニックの姿を見たオブフレッドは何も言わず、ニックを抱きしめた。

 

 

司令官たちが捜していると教えたニックは、慌ただしく準備を始めた。街からの脱出は厳しく、しばらくの間オブフレッドは隠れて暮らすことになる。

 

 

ニックに言われた通り、侍女の服を脱ぎ、髪を切ったオブフレッドは、自らの手で耳につけられた侍女の赤いタグを切り落とした。血まみれになりながら、オブフレッドはジューンとしての自由を取り戻した。

 

 

 

はじまりの日

前の世界で、ジューンは働く母親だった。

 

 

その日の朝、ジューンは熱っぽいハンナに薬を飲ませ登校させていた。ハンナの発熱に気づいた教師はジューンに連絡するが、仕事中のジューンは電話にでることができなかった。規定に従い、学校はハンナを病院へ搬送し、熱のある子どもを登校させたジューンは病院で厳しい質問をされてしまった。

 

 

自宅へ戻ると夫のルークがTVに見入っていた。その日、クーデターが起きたのだ。

 

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おちゃのま感想 ★★★★

ああ、この世界観。
すっかり忘れてました。

スペシャルバージョンかと思うほど見ごたえがあったけど、見終わった後のこの疲れ…。感情の揺れ幅が大きいエピソードでした。

 

さて。シーズン1ラストで、オブレッドを守護者のバンに乗せたニックは、偽処刑のことを知っていたってことなんでしょうかね?予想外の展開で、焦りました。

冷静に考えれば、この国にとって“侍女”は貴重な資産ですものね~。あの数の侍女を処刑することは、たとえ権力があるリディアでもできないんじゃないかなと思います。

今回、リディアの狂信的な行動が際立ってましたが、“おば”組織の中には拷問や恐怖で侍女を支配することに抵抗ある人もいるんじゃないかな~と、ふと思いました。

 

ニックの仲間がどのくらいいて、どの程度助けてくれるのか、まったくわからないので、ジューンが「自由だ」と思ったとしても、同じようには思えません。怪しまれないようにするためには、ニックはウォーターフォードの屋敷で働かなきゃいけないし。どうするんだろう?

 

今シーズンも世界観に浸りながら、ソフトなあらすじを書こうと思っております。よろしくお願いします(*- -)

 

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