Episode5 The Night Room
【ざっくりあらすじ】
コールはキャシーと共に『ナイトルーム』にたどり着いた。しかし、ジェニファーを連れた謎の背高の男率いる12モンキーズもすでに到着していた。2043年では、危険な状態でタイムトラベルを強行するジョーンズにラムゼが不信感を持ち始めていた。
2015年 ナイトルーム
ナイトルームの建物には、すでに12モンキーズのグループが侵入し殺戮をしていた。コールとキャシーもすぐに捕まり、生き残りの研究員と3人で、研究室が見下ろせるコントロールルームのような部屋へ閉じ込められた。
キャシーは研究員に身分を名乗り、犯人の狙いは「リーランドが研究していたウイルス」だと教えた。研究員は『フロストM5-10』(ウイルス)は保管庫の中で、ここにいる人間には開けられないと話した。
部屋には、“ビッグ・バーン”と呼ばれる室内の生物物資を焼き尽くせる装置が設置されていた。作動させるには、2つのスイッチを押す必要があり、もうひとつは保管庫のそばに設置されている。コールとキャシーはウイルスを破壊する方法が見つかったと考えたが、研究員はビッグ・バーンを使うのは危険すぎると指摘した。
保管庫の開け方を知らない研究員は、背高にあっさり殺されてしまった。背高は「保管庫に入る方法をアンリから聞いただろう」と言い、コールに拷問を始めた。背高はコールがアンリを殺した事を暴露し、不気味な笑顔でキャシーを見た。
部下に呼ばれた背高は「上から見てろ」と言い残し、部屋から出て行った。背高が去ると、キャシーはアンリを殺したのかとコールに詰め寄った。コールは「仕方なかった」と答えるしかできない。すると部屋の隅から声がして、ジェニファーが「見たくない」と怯えながらたたずんでいた。
2015年 ウイルスの起源
保管庫が開けられ、中には“人のミイラ”のような姿をしたものが入っていた。ジェニファーはそれを「父のウイルスの起源」と呼んだ。
“ウイルスの起源”を取り出そうとすると、安全装置が作動してジェニファーが興奮した。背高たちは撤収を始め、コールとキャシーも逃げなければと焦り始めた。それを見ていたジェニファーは「そうね」と言い、暗証番号を入力した。ジェニファーは、保管庫の暗唱番号も知っていた。
コールとキャシーはジェニファーと一緒に保管庫を目指した。自分にウイルスの免疫がないと気づいたキャシーは、マスクを取りに戻った。
キャシーが元の部屋へ戻ると、そこには背高が待っていた。背高は撤退したと見せかけて、ジェニファーが保管庫を開けるよう仕向けたのだ。下の部屋のコールたちも一味に囲まれた。コールを人質に取られたジェニファーは保管庫を開け、背高は「あの中に何世紀も前のウイルスが入ってる」と満足そうだ。
コールはビッグ・バーンのスイッチを見て、キャシーに視線で合図した。キャシーが「わかった」と合図すると、コールは近くにいた男の銃を奪い、ウイルスの入った容器を撃ち、ジェニファーを守り、緊急用スイッチを押して部屋を出た。
コールたちが部屋を出たのを確認すると、キャシーも手元にあったスイッチを押した。ビッグ・バーンと呼ばれる火災が始まり、下の部屋一面を焼き尽くした。茫然とそれを見ていた背高は、キャシーを連れ逃走した。
ビッグ・バーンが終わると、確かに部屋はすっかり燃えつくされていた。ウイルスも燃やしたはずなのに、コールは存在している。コールがジェニファーを連れて建物を出ると、目の前でキャシーが連れ去られようとしていた。「キャシー」と叫び助けようとするが、コールは未来に呼び戻されてしまった。
誰もいない未来
コールが未来へと戻ると、誰もいない。
ジョーンズやラムゼの名前を呼びながら進むと、たき火の周りで身を寄せ合う人々がいた。その壁には『ウエスト7』のマークがあった。
おちゃのま感想
これでまた謎が膨らんでしまったようです。
そもそものウイルスを見つけることはできるのでしょうか。
この時点で、その謎を解明できそうな人は、ジェニファーくらいだと思うのですが・・・。うーむ。
今度はキャシーが背高につかまってしまい、ジェニファーも取り残されたのでどうなってるのか心配。
コールに至っては、ちゃんと2043年に戻れているのかもわからず。
・・・たくさんの謎と、続きを見なければわからん。という状態で終わりました。
今後は、タイムマシンを強行するジョーンズの問題も描かれそうな予感がする話でした。マックスの言っていた“怪物”って、ジョーンズのことなんですかねー。そうなるとジョーンズと『ウエスト7』も関係あるということになりそう。
あまり膨らませすぎずに、謎解きを描いて欲しいような気もするのですが・・・