Episode19 The Taming of the Wu
【ざっくりあらすじ】
記憶の欠落のあるウーは入院し検査を受けたが、医学的に稀な血液の抗体があるくらいで、健康に問題はないと診断された。
劇的で突然の変化ほど
人の心を苦しめるものはない
ウーの記憶
ウーは「森を駆け回り、狩りをする夢を見る」と、ニックとハンクに打ち明けた。ウーはヴェッセンと過ごしすぎたせいだと解釈していたが、心配したニックはロザリーに相談することを勧めた。
再び何かに変化しそうになったウーは、ニックの助言通りロザリーに助けを求めた。スパイスショップへ向かっていたウーは、自分を監視している男に気が付いた。男はウーが逮捕したことのあるチンピラのセオだった。
ロザリーから「店に来る約束のウーが現れない」と知らせが入り、ニックとハンクがウーの部屋を訪ねると、ウーは血まみれ状態でベッドに倒れていた。ウーにケガはなく、ウーのアパートの近くでは惨殺されたセオの遺体が見つかっていた。
ニックとハンクに促され記憶をたどるウーは、自分を見張っていたセオと対峙し、セオがスカレンゲックにヴォーガし襲ってきたことを思い出した。ウーの話し通り、セオの車には食べ物のゴミが散乱しており、長くウーを監視していたことがわかった。トラブルに確認を頼むと、セオは鉤爪だと判明した。
変身の原因
ウーの症状を聞いたロザリーは、”レヴォカリ・テネブリス(暗闇の回視)”という脳がようやく忘れた記憶まで思い出す薬を使うことにした。
薬で意識を失ったウーは、セオと対峙した記憶を話し始めた。セオに襲われたシーンを話していたウーは、突然ブルットバッド風な何かに変身した。ウーの姿は”ライカンスロープ”に似ており、意識の戻ったウーに確認するとライカンスロープに襲われたときに傷を負ったことが判明した。
「ライカンスロープの突然変異はウイルス感染が原因」という説を読んだことのあるロザリーは、ウーは傷から感染したのだと判断した。人間のウーは感情の変化で変身し、モンロー曰く「サバイバルモード全開」になっていたのだ。治療法はなかったが、ロザリーは調べると約束した。
モンローが撮影した”何か”になった自分を見たウーは「自力で抑えることを早く覚えないと」と言い、心配そうに見守る仲間たちに「何とかできる」と話した。
からまる呪い
母アダリンドが自分のもとへ来ることを望むダイアナは、魔力を使いアダリンドに呼び掛けた。ダイアナの制御できない強烈な魔力を見たアダリンドは、ニックにヘクセンビーストに戻ったことを知らせた。ニックとアダリンドは互いを傷つけることはないと確認しあうが、アダリンドは「邪魔が入りそうで不安」と本音をもらした。
アダリンドに呼びかけるダイアナの声は、絡まる双子の呪いでアダリンドの姿に変身したことのあるイヴにも届いた。イヴがダイアナと繋がったことで、アダリンドとダイアナが接触したことが判明した。ニックと会ったイヴは「何としてもケリーは守る」と約束したが、アダリンドは制御不能かも知れないと付け加えた。
鉤爪の策略
アダリンドの勤める弁護士事務所に鉤爪のボナパルトが現れた。ボナパルトはアダリンドのそばで眠るケリーを脅しに使い、鉤爪側に来ることを求めた。すでにダイアナやレナードを手に入れたボナパルトは「今日中に決断しろ」と迫った。ボナパルトの狙いはグリムのニックを鉤爪に引き入れることだった。
ニックが自宅に戻るとアダリンドとケリーの姿はなく、テーブルには「子供を守るため、苦渋の決断をした」というアダリンドの手紙が残されていた。魔力で書かれた手紙は「ニックを守りたい」というメッセージを伝え消えてしまった。
「ズーリとは慎重に進める」と言っていたハンクは、すぐにズーリに夢中になった。ズーリはボナパルトの指示でハンクに近づいた鉤爪だった。
おちゃのま感想 ★★★★
ウーはヴェッセンじゃなかった!
ヴェッセンじゃなかったけど、変身しちゃうんですよね。
しかも、治療法はないんですよね~。
どうなるんだろう、ウー・・・(´・ω・`)
そしてズーリも鉤爪でしたね。やっぱり。
ズーリの企みにハンクが気付いてくれてるといいけど・・・( 一一)
ところで、ダイアナは恐ろしい子に育ってませんか?
パパとママと暮らしたいだけかも知れないけど、レナードの声でアダリンドを呼び出すあたりには黒さを感じました。
確か、ニックママがダイアナを連れ去ったのは、ダイアナを正しい側で正しく育てるためだったんですよね~。あのパワーを見ると、普通の人間にダイアナは育てられないと思ったんだけど、どういう環境で育っていたんでしょうね。
あ~んなにママを求めるダイアナが弟のケリーをどう受け入れるのか、心配です。
シーズン後半は、いまのところ後手状態のニックたちがガツンと反撃するとこを見せて欲しいです!