Episode20 Bad Night
【ざっくりあらすじ】
アダリンドとケリーを捜すニックは、レナードの家へ向かった。しかし、レナード宅はもぬけの殻で、レナードの荷物も消えていた。
裏切りから身を守る
唯一の方法は不信よ
鉤爪の勧誘
ニックは自分を監視している鉤爪を始末し、モンローやロザリーとともにHWの本部を訪ねた。マイズナーは鉤爪の組織図をニックたちに見せ、レナードがトップに近い幹部だと教えた。
ケリーを連れ戻したいニックはレナードの居所を知りたがったが、マイズナーは「行けば確実に死ぬ」と止め、イヴも「感情で行動すればワナに陥る」と忠告した。トラブルはニックに手を貸すべきだとマイズナーに訴えるが、マイズナーは慎重だった。
マイズナーの指示で自分を見張っているトラブルに、ニックは「アダリンドを信じる」と打ち明けた。トラブルは「アダリンドがニックを愛していることはわかってた」と言い、今すぐレナードを倒そうと提案した。ケリーが心配なニックはトラブルを止め、レナードと会うことにした。
ニックと会ったレナードは「愛する者を守るため、手放すべきときもある」と説得を始めた。レナードはニックを鉤爪に勧誘し、仲間になれば何でも思いのままだと話した。ケリーやアダリンドを奪われ、勝ち目がないと言われても、ニックは「勝者もいない」ときっぱり誘いを断った。
自宅へ戻ったニックは万一に備え、グリムであるトラブルにドイツから持ち帰った”グリムの宝”を見せ、その隠し場所を教えた。
ズーリの正体
ズーリの家へ男が侵入し、ちょうど居合わせたハンクが男を逮捕した。指紋から、男はハッカー団に関わり逮捕されたことのあるトニー・タラモンティだと判明した。トニーがヴェッセンだったことから、ハンクは「トニーは鉤爪で、狙いは自分だったのでは」と考えた。
ニックとハンクの聴取を受けるトニーは、「ヴェッセンだろう」と挑発されても冷静にその場を乗り切った。ヴォーガしなかったことで、ニックはトニーは鉤爪だと判断した。
スパイスショップでトニーの種族を調べると、”カッケンコプフ”だと判明した。”カッケンコプフ”の”トニー”と聞いたロザリーは、驚きの声をあげた。トニーは、アダリンドの魔力を蘇らせるきっかけになったあの”トニー”だったのだ。
トニー登場のエピソード↓
トニーは自分のPCにハンクの携帯をコピーしており、ハンクはズーリが協力したと疑った。ハンクとニックは、ズーリが鉤爪か確かめるため、ズーリをワナにかける作戦を考えた。
ニックから「鉤爪がハンクを狙っていて、安全のために隠れ家で保護する」と告げられたズーリは、ハンクが背後にいることに気づかず鉤爪へ電話をいれた。ハンクに正体がバレたズーリは、言い訳をしてみたが通じなかった。ヴォーガしたズーリを倒したハンクは、身柄をHWへ引き渡した。
HWで拘束されたズーリは、イヴの尋問を受けることになった。
レナードの”家族”
アダリンドとともにケリーを手に入れたレナードは、息子として接するとアダリンドに約束し、「自分、アダリンド、ダイアナ、ケリーの4人は家族だ」と話した。
脅されて鉤爪側へ来たアダリンドは”家族”だというレナードに同意せず、ニックを裏切ることはしなかった。そして、再会を喜びつつも、アダリンドはダイアナの潜在能力に恐れを感じていた。
テレビに市長に当選したレナードが写し出され、その隣にはダイアナのほかにケリーを連れたアダリンドがいた。アダリンドを「最愛の女性」と紹介し、笑顔で喜ぶレナードを見たニックは「殺してやる」とつぶやいた。
おちゃのま感想 ★★★★
権力を好むレナードは、どっぷり鉤爪でしたね~。
市長になったレナードは、何をするんでしょう。
ニックを裏切るまいと孤軍奮闘状態のアダリンドは、踏ん張れるでしょうか。そばには子供らしい欲望と恐ろしい力を持つダイアナもいるし、この状況でケリーを守れるのかも心配です。いくらヘクセンビーストだとしても・・・( 一一)
ダイアナといえば、望みは「鉤爪」など関係なくパパとママと一緒にいることなんでしょうね~。なので、ダイアナにとって邪魔者はニックではなく、目の前にいるレイチェルですよね。あの冷めた眼差しをレイチェルに向けたあたりに、鉤爪内で何か「思わぬ事態」が起きないかな~と期待したいです。
捕らえたズーリから、何か情報を得ることができるでしょうか。
ハンクは過去にアダリンドにも騙されたし、女性恐怖症になりそうですよ(´・ω・`)