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GRIMM/グリム 3 第15話「古代の神々」| あらすじ感想

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グリム3_152

Episode15    Once We Were Gods

【ざっくりあらすじ】

ポートランドで古代エジプトの物と思われる棺が発見された。棺を調べる事になったゲイツ教授はさっそく自分の大学に棺を運び、ニュースでは『アヌビス』を象った棺に大興奮する教授の様子が流された。そのニュースを見て憤慨した二人組の男が大学に侵入した。警備員に見つかり男のひとりは射殺され、もうひとりは警備員の銃を奪い警備員を殺し逃走した。棺を置いてある研究室には、強盗犯が書いた象形文字の落書きが残されていた。

 

『汝 腐敗せず
悪臭を放たず 虫も沸かじ』

 

 

 

 

 

ミイラにされたヴェッセン

死亡したのはカナダ人のテイラーという男で、警備員を殺し逃走した男はスイスとアメリカの二重国籍を持つハーマンだと判明した。ハーマンは博物館へ侵入し「使者を敬え」と落書きをした前歴もあり、テロリストの疑いもある人物だった。

 

ハーマンを目撃した警備員が「棺(アヌビス)に似ていた」と証言した事から、ニックたちはヴェッセンを疑い、モンローとロザリーに相談した。モンローとロザリーは、ミイラにされた姿のヴェッセンの写真を見てショックを受けた。

 

モンローたちによるとヴォーガした状態でミイラにする事は可能だが、その為には強い恐怖や興奮の中で生かされ続ける必要があり、それは非道で屈辱的な行いだった。ミイラは『アヌビス』というヴェッセンで、古代エジプトの多くの神はヴェッセンだった。

 

現場に”使者を守る”というメッセージがあったと聞いたモンローたちは、「ベアティ・パオリ」と顔色を変えた。「ベアティ・パオリ」とは、ヴェッセン文化の保護を掲げる17世紀から続くシチリアの復讐組織で、博物館や遺跡発掘現場、競売会場、ヴェッセン収集家にも制裁を加える過激集団だった。

 

トレーラーで『アヌビス』を調べたニックたちは、古代エジプトのファラオたちがアヌビスと一緒に葬られれば神になると信じ、ミイラにしていた記述を見つけた。アヌビスたちの怒りも納得できる酷い史実だが、目的のミイラを盗めなかったハーマンは再度盗みに入るはずだ。

 

ニック&ハンクはゲイツ教授に、賊がまた襲う可能性が高いと棺の移動を呼びかけるが、研究を優先する教授は警備も増やしたと言い、ニックたちの指示に従うことはなかった。

 

 

 

ヴェッセン評議会の暗殺者アレグザンダー

閉店作業をしていたスパイスショップに評議会のアレグザンダーが現れた。

アレグザンダーは、すでに「ベアティ・パオリ」が活動していることをつかみ、グリムと話したいとモンローたちに仲介を依頼した。

 

アレグザンダーと会ったニックは、ハーマンの情報を渡され殺害を依頼された。アレグザンダー的には、グリムであるニックが悪事を働くヴェッセンを処刑するのは当然だろうという事だ。アレグザンダーがニックに頼る行為はどこか不自然で、モンローやロザリーもその意図がわからなかった。

 

 

ハーマンは、ゲイツ教授を自宅で襲い研究室まで誘導させた。ニック&ハンクも研究室に到着した。自分の祖先を冒涜するゲイツに激怒したハーマンはアヌビスへと変身していた。ニックが到着し乱闘になり、ゲイツ教授は投げ飛ばされて失神してしまった。

 

ニックはハーマンを殺さず逮捕し、意識の戻ったゲイツ教授は、ストレスでおかしなものを見るというニックの言葉を受け入れ落ち着きを取り戻した。

 

ニックたちがハーマンを逮捕している間に、研究室のミイラをアレグザンダーが盗みだした。アレグザンダーの目的は、ミイラを自分たちの手で葬る事だった。その事を知ったニックは、自分を利用し盗みを犯したアレグザンダーに「今回だけは(見逃す)」と言い、ハンク、モンロー、ロザリーと共にアヌビスを送ろうとしているアレグザンダーに加わった。モンローたちは、悲しみの表情でヴェッセンへ変身した。

 

 

内通者セバスチャン

自分の側近に裏切り者がいると気づいたヴィクトルは、セバスチャンに疑いの目を向け拷問に処した。

 

ヴェッセンを使うヴィクトルに屈したセバスチャンは、マイズナーと別れた地点へ案内した。

 

セバスチャンと連絡が取れなくなったレナードは、マイズナーに至急小屋を出るように連絡した。ヴィクトルが小屋を見つける前にマイズナーたちは脱出したが、出産間もないアダリンドとその赤ちゃんを連れ、徒歩での山道の逃亡は険しかった。

 

 

立ち直るウー

自主入院をしているウーは、まだ混乱する日々を送っていた。

 

ウーを心配するハンクは、ウーにも真実を伝えた方がいいと主張するが、ニックやモンロー、ロザリー、ジュリエットまでも反対だった。

 

ジュリエットはウーを見舞い、自分の経験談を打ち明けた。(まだヴェッセンの事を知らず、アダリンドの罠にはまりニックを忘れてしまっていた頃の話し) ジュリエットは記憶が戻り始めた頃、幽霊を見ていると思い心底怖かったとウーに話した。当時は生き地獄だったと話すジュリエットに、幽霊は消えたかと尋ねるウー。ジュリエットは正体がわかったら消えたと答え、現実かどうかは気にせず怖さを捨て去ったら回復したと伝えた。

 

ジュリエットの話を聞いたウーは立ち直り、最悪な場所から抜け出した。

 

 

 

おちゃのま感想
今回は評議会のアレグザンダーが再登場。
この人は、また出てきそうですね。ニックとの関係も、”グリムとヴェッセン”という敵同士というくくりでは収まらない間柄になりそうです。まさかニックと友情が芽生えるということはないんでしょうけど。

いつか王家側にバレるんじゃとヒヤヒヤして見ていたレナードの手先セバスチャンが、ヴィクトルに拷問を受け裏切ってしまいました。まだ生かされてはいるけれど・・・風前の灯火のセバスチャンです。

徒歩で逃げるマイズナーとアダリンドも、逃げ切れるのかは疑問。赤ちゃんの謎のパワーで王家を撃退するのかな~。

そして、ウー復活。 よかったねー。
当分はヴェッセン界の事を知らずに過ごせそうです。

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