Episode4 One Night Stand
【ざっくりあらすじ】
川から遺体があがり、ニックたちが捜査を担当することになった。被害者のダンの捜索願を出していた友人ジェイクの話から、アナとサラという姉妹に誘われ川へ入っているときに事故に遭ったことがわかった。ジェイクは水中へ引きずり込まれたと話していたが、警察は取り合っていなかった。
『姫は人間への憧れを募らせ
地上で暮らしたいと願いました』
魚のように泳ぐ少女
ニック&ハンクはジェイクを川へ同行させ現場検証を行った。
覗き見ていた少女にニックが声をかけると、少女は川に飛び込み逃げ去ってしまった。普通の人間とは思えない少女の水中での動きに、ニックはヴェッセンがらみの事件を疑った。
ニック&ハンクは、モンローたちにジェイクたちを襲ったヴェッセンに心当たりがないか尋ねた。ロザリーのシアトル時代の知人にナイアッド(人魚型ヴェッセン)がいて、魚のように泳ぐのが上手な種族の存在が判明した。
ジェイクに恋したエリー
ジェイクの紛失した携帯のGPSを追跡し、アンデルセン・マリーナにあることがわかった。ニックたちはジェイクにも同行してもらい、マリーナへ向かった。
そこはアナとサラが父親と妹エリーと4人で暮らすハウスボートだった。ジェイクの携帯は、ジェイクに恋した末娘のエリーが盗んで持ち帰っていた。ちょうど買い物から戻ってきたアナとサラを見たジェイクはふたりに声をかけるが、ふたりはジェイクを無視している。
ジェイクの携帯が家にあった理由が説明できないアナとサラを署へ連行しようとすると、父親はヴェッセンに変身してしまった。
警察署でもアナとサラの口は堅く、何もしゃべろうとはしなかった。ナイアッドであるふたりは次第に脱水症状が進み、このままでは命を落としてしまう。レナードは「ヴェッセンでも特別扱いはしない」と、釈放を認めない。
ニックは、自分が犯人だと名乗り出た父親を利用することにした。父が罪を背負うと知ったアナとサラは、ようやく重い口を開きナイアッドの掟を語り始めた。
ナイアッドの掟
ナイアッドには一族の決めた相手と結婚する掟があり、アナとサラにも半年前アラスカから婚約者としてドミニクとジェシーがやってきていた。
ナイアッドの男性には生殖能力がないため、男性は別の男の子供を育てる運命にあり、中には事実を受け入れられない人もいるという。ドミニクたちは、200年前の古い掟に従いダンを殺したと言うが、実際は憂さ晴らしの殺人だった。
ジェイクから、ドミニクとジェシーにエリーが拉致されたと通報を受けたニック&ハンクは、マリーナへと急ぐ。ドミニクたちは一族を裏切ったエリーの水かきを切ろうとしていた。ニック&ハンクが間に合いふたりを捕らえるが、エリーは重りを付けられ海中へ沈められた後だった。ニックは迷わず海へ飛び込みエリーを救出した。
海中でも呼吸に困ることなくエリーを助け出したニックは、死人のような青い顔色に変わっていた。
アダリンドの妊娠
セバスチャンからペッチ夫人と接点があったのはアダリンドだと連絡を受けたレナードは、アダリンドが王家の血を引く子供を身ごもっているかもしれないと疑いをもちはじめた。
エリックを亡くした王家では後継者争いが活発化するだろうと、ニュースが報じている。
ジュリエットはニックの健康診断の結果を見るためメールを開いた。ひとまず健康であることが証明され安心するが、他にニック宛てに届いたメールを見てしまう。そこには、王家に関する文章と、最後に「愛してるM」という署名が書かれていた。
モンロー宅へ引っ越してきたロザリー。今後はふたりの幸せで楽しそうな生活も見れるといいなー。種族の違うふたりがどんな生活を送るのか、楽しく描いて欲しいです。
ニックは進化してるんでしょうかね。
今回は、水中で呼吸しなくても平気でした。健康診断では大丈夫だったけど、気がかりな進化(変化)。
どうやらニックは、まだジュリエットにはママの存在を打ち明けてないようです。思えば、それどこじゃなかったけど。