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グッド・ドクター~名医の条件~3 第16話「心の解剖」【あらすじ感想】

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The Good Doctor
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Episode16 Autopsy

【ざっくりあらすじ】
ショーンは、手術中に亡くなった60代のホームレスと思われる身元不明女性の死因特定に強くこだわる。メレンデスもリムも解剖を認めず、「患者の遺族の許可を取ります」と宣言したショーンは遺体を調べ、小さなハチドリのタトゥーを発見する。

 

 

 

 

身元不明の女性

カーリーと別れたショーンを気に掛けるパクは警察のツテをあたり、身元不明女性はマリベル・ヴォンテインだと判明する。次に診るべき患者を“単純な症例”と言い、マリベルの死因にこだわるショーンに、メレンデスは「生きてる患者に集中しろ」と注意する。「バレないようにやるしかない」と助言したパクと共にマリベルの過去を調べたショーンは、別れた夫が親権を得た息子ジュールズを見つけた。

 

 

11歳のときに母と別れたジュールズは、突然訪ねて来た医師を名乗るショーンたちに母が亡くなったと知らされても関心を示さない。「どうでもいい」と突っぱねられたショーンは「これで終わりなんてダメだ」と激しく食い下がり、通報されてしまった。

 

 

逮捕されたショーンを保釈したグラスマンは「二度と彼には近づくな」と諭すが、諦めないショーンは、病理のトップであるカーリーを頼る。「この件が片付かない限り、君にしろと言われたことに向き合えない」と訴えるショーンにカーリーは解剖を許可し、ショーンはマリベルの死因を突き止めた。

 

 

マリベルの死因は遺伝性の難病だった。逮捕の危険を冒し、再びジュールズを訪ねたショーンはマリベルの死因を報告する。病気は遺伝性で、見落とされると命取りになると説明されたジュールズは「母が唯一遺したものは難病か」と嘆く。そんなジュールズに、ショーンはマリベルの最期の言葉は“コリ”だったと伝える。コリは家じゅう飛び回っていた息子にマリベルがフランス語のハチドリからつけた愛称だった。マリベルの体にはハチドリのタトゥーがあったと教えたショーンは「たぶん、あなたに愛してると伝えられなかったのは怖かったから」と、マリベルの気持ちを代弁した。

 

 

 

昼と夜の顔を持つ患者

クレアとモーガンは、スケボーのケガで搬送された学生のエイデンを担当する。酒やドラッグだけでなく、スケボーもしたことがないと話していたエイデンは、手術後、別人のように変わる。エイデンはクレアとモーガンを覚えておらず、ふたりは頭部外傷かドラッグの影響を疑うが、別人格の原因は夢遊病だと判明する。真面目で勉強漬けのエイデンは、睡眠中、真逆の性格になり、本来しないことを楽しんでいたのだ。

 

 

エイデンの夢遊病は嚢胞の水さえ抜けば治るとわかるが、エイデンは手術を望まなかった。モーガンの提案で、睡眠中、別人格になったエイデンに事情を説明すると、それまで利己的な発言ばかりしていた睡眠中エイデンは自分を消す手術に同意した。

 

 

手術を終えたエイデンに、クレアとモーガンは睡眠中エイデンが残した動画を見せる。手術の同意書にサインしたと説明する睡眠中エイデンは「力を抜いて生きろ」と助言し、きっとこの先、幸せになれると本来の自分を励ました。

 

 

 

クレアとメレンデス

モーガンから自分が密告したと教えられたクレアは「悔し紛れに告げ口なんて、珍しく子供じみた攻撃」と皮肉を言い、モーガンは「また攻撃しなきゃ」と言い返す。しかし、患者の診断で口論するクレアとメレンデスを見たモーガンは後悔し、「密告は間違いだった」と謝罪した。

 

 

口論はクレアとメレンデスの芝居だった。病院で不仲なフリを装うふたりは、陰で会うことをやめていなかった。

 

 

 

ショーンの告白

ショーンがマリベルの死因にこだわった原因は、カーリーにフラれたからではなく、「リアに告白すべき」と言われたからだった。告白したら、恋人になれないだけでなく友情も終わるかもしれない。その恐怖に立ち向かえないショーンの背中を押したのは、「リアは特別な存在でしょ?」と聞くカーリーだった。

 

 

ショーンに「君を愛してる」と告げられたリアは「私も愛してる」と言いながら、恋人にはなれないと返事する。「メチャクチャな自分をあなたに押し付けるなんてできない」と言うリアの説明を聞いていたショーンは、問題は自閉症だと気づく。「自閉症だから彼女になりたくないの?」という質問に、リアは涙を浮かべるだけで何も答えなかった。

 

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おちゃのま感想

3.0

 

ショーンの三角関係の展開にモヤっとしております。唐突な印象だったショーンのカーリーへの恋愛感情をやっと納得できるようになってきたところで、カーリーは2番手だったというオチ。これまでウソをつけないショーンを強調して描いてきたのは何だったのサ。と、かなりガッカリモードです。

 

そもそもこだわりが強く、妥協もできず、皮肉さえも通じないまっすぐ人間のショーンが、本命への想いを封印し、2番目に好きな人と付き合うなんてできるんだろうかと疑問です。さらに、カーリーとの関係修復のためにリアを部屋から追い出すなんて、できないと思うんだけど。愚痴が止まらず、すみません。

 

さて、ふたりだけの秘密を持ったクレアとメレンデスは、一歩踏み出した感じです。友情だとしても、秘密は誤解を招くよね( 一一)

 

ちなみに、今回のエピソードの監督はショーン役のフレディ・ハイモア(Freddie Highmore)さんでした。恋愛模様の好みは別として、ショーンの感情が伝わる演出でした。
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