Episode21 The Waking Dead
【ざっくりあらすじ】
女性が殺された現場に踏み込んだウーたち警官は、襲い掛かってきた犯人のマルパスを射殺した。マルパスは3日前に死亡診断書が提出されている人物だった。野次馬に紛れハット姿の男が現場の様子を伺っていた。
ハットと黒衣でキメた パパ・ゲーテ宮殿から戻ったら 晩餐の始まりだ!
毒吐くヴェッセン
マルパスの死亡診断書を書いた医師は、診た時にはマルパスはすでに死んでいたと話したが、確認すると遺体は安置所から消えていた。
その頃、検視解剖されようとしていた被害者のオハラが突然息をふきかえし起き上がった。オハラはICUに運ばれたが、ニックたちが向かうとオハラもまた姿を消した後だった。
オハラを連れだしたのは、犯行現場に来ていたハット姿の男だった。 ニックはグリム辞典を調べ、男爵と呼ばれる”クラシェイ・モーテル”というヴェッセンが今回の犯人だとつきとめた。クラシェイ・モーテルは唾液で仮死状態を招き、本に描かれた仮死状態から蘇った人々の図はゾンビのような姿だった。
真実を知るジュリエット
ジュリエットはモンロー宅へ行き、昏倒前にモンローが自分に見せようとしていたものを見せて欲しいと頼んだ。
モンローが頭を抱えていると、奥から冷蔵庫修理に来ていたバドが現れた。 バドの強い希望で、ジュリエットにヴォーガを見せる場所はスパイスショップになった。
ロザリーとモンローは、バドの反対を無視してジュリエットに真実を見せることにした。 しかし、ジュリエットがショックを受けることは間違いなく、ロザリーはヴォーガしようとしていたモンローを止め、まず自分のフクスバウ姿をジュリエットに見せた。
初めてヴォーガするヴェッセンを見たジュリエットは、いったん店を出て行ったがすぐに戻り、ロザリーがフクスバウというヴェッセンで、ヴェッセンが何かを理解しようとした。次にバドがアイスビーバー姿を(不覚にも)披露し、最後にモンローがブルットバッドを見せた。
ジュリエットを家に帰したモンローたちは、ニックとハンクにジュリエットに「見せた」と報告した。
これで嘘をつかなくて済むようになったニックは、花を持ちジュリエットの家へ向かった。ジュリエットはヴォーガのジョークでニックを出迎えた。
アダリンドとシュテファニアの黒い契約
シュテファニアはアダリンドに健康に生まれた赤ちゃんと引き換えに、ヘクセンビーストの力を取り戻す方法があるともちかけた。
厄介で不快な方法だと前置きされても、アダリンドは力を取り戻す事を強く願っていた。シュテファニアとアダリンドは、ロマのやり方で契約を結んだ。
アダリンドとシュテファニアが密会していると知ったペッチは、アダリンドを脅迫した。ペッチは王家に仕えるレナードの密偵セバスチャンに、一族以外の者が王家の血を引く子供を宿していると話し、エリック王子との謁見を希望した。セバスチャンはエリックに知らせる前にレナードへ連絡を入れた。
王子現る
ポートランドにエリック王子が降り立った。
エリックは「一族の問題を話し合おう」とレナードに連絡した。エリックの渡米はセバスチャンも知らない事で、隠密に渡米したエリックの企みはわからない。
エリックの執務机を調べたセバスチャンは、写真を添付してない偽造パスポートとトーマス・シーラッハと書かれた死亡証明書一式を発見した。
エリックのホテルの部屋にクラシェイ・モーテルの男爵が訪れた。 ポートランドでの男爵の働きは、エリックの指示によるものだった。
おちゃのま感想 ★★★★
男爵、不気味すぎ(-_-;)
異様な姿のヴェッセンたちより、この男爵の姿や声や話し方の方が気持ち悪いと感じております。不気味な笑い声が耳に残り、嫌な気分。
今回のわたしのお気に入りはシーンは、ジュリエットにヴォーガを見せるとこ。このシーン、モンローとロザリーだけに任せず、バドを絡ませた事でジュリエットのダメージが軽減されたと思うんです。
バドは登場回数以上に貢献してる・・・と思うのは、わたしだけ?(;^_^A
次回はシーズンフィナーレです。