Episode4〜6
第4話 キング郡(King County)
第5話 あなたがくれた時間(More Time Than You Know)
第6話 過去との闘い(All I See Is Red)
【ざっくりあらすじ】パドレから逃げたモーガンは、死人になったまま置き去りにした息子デュエインのもとへ向かう。はじまりの場所に戻ったことで混乱状態に陥ったモーガンを助けたのは、グレースとモーだった。
モーガンの家族
デュエインを探すモーガンたちの前に、ドワイトとシェリーが現れる。死人に噛まれた息子フィンチを人質にとられたふたりは、再びシュライクの手先になったのだ。7年前、モーガンに裏切られたドワイトたちは「交渉の余地はない」と突き放すが、モーがいたことで思い直す。
ドワイトはモーガンたちを逃がそうとするが、デュエインの埋葬にこだわるモーガンはグレースたちを連れて逃走し、かつて暮らした家に身を隠す。自らの銃で眠らせたデュエインを埋葬したモーガンは、パドレを倒しグレースとモーの家族3人で暮らすと誓う。そんな中、死人に襲われるモーをかばったグレースが噛まれ、モーガンは再び愛する人を失うことになった。
シュライクの失策
グレースの死を受け入れられないモーを懐柔したシュライクは、造船所を埋め尽くす死人の排除を命じる。しかし、シュライクの思惑通りにはいかず、死人の群れが沼に流れ出たことでパドレの島も危険な場所になった。
新たな場所が必要になったシュライクは、父がどこかに隠したパドレ拡大計画の座標を探す。座標は父が身につけていた双眼鏡の中だと確信したシュライクは、沼で死人に追い詰められているモーたちパドレの子どもに捜索を命じるが、見つけたのはモーガンだった。
自らモーガンのもとへ向かったシュライクは、死人の父と再会する。何よりも重要な“パドレ”を託し、子どもを守るため死んだ父の遺志を思い出したシュライクはひたすら謝罪し、死人の父に噛まれ命を落とす。
それぞれの進む道
モーを取り戻したモーガンは、古い友人リックを捜す旅に出る。一方、息子フィンチを亡くしたドワイトとシェリーは、悪循環を断ち切るため別れを決意する。
シュライクを失ったパドレの子どもたちを前にしたマディソンは、彼らの親を探し、パドレを理想の地にすると約束する。安全なパドレを広めるマディソンの声は、アリシアの義手を持つ何者かにも届いていた。
おちゃのま感想
FTWDファンのみなさま、ごめんなさい。今回も愚痴多めな感想になりそうです。
さっそくですが、この前半エピソードで非常に違和感があったのが時間の流れと移動の位置関係です。パドレの島がTWDの始まりの地に近かったとしても、容易に行き来できる位置関係にビックリ。さらに、世界が崩壊して12年という設定はよしとしても、壮絶な戦いを生き抜いた彼らが正体不明のパドレに7年も屈したとは思えず、なんだか納得できない気持ちでモヤ〜としております。
良かったと感じたことは、ファイナルシーズンということで、主要キャラたちの進む道を描いてくれてる点です。シーズン5で登場したときから死期が近いと言い続けてたグレースの最期は、ファイナルにふさわしい“美しくも悲しい死”でした。最期の時、傍らにモーガンがいなかったことが残念ですが、モーとの絆を描きたかったんですよね。願わくば、本当の両親が命がけでモーを愛し守ったことを伝えてほしかった・・・かな。
わたしのFTWDを観るモチベーションだったドワイトとシェリーは、別れを決意しました。ふたりの息子を殺すというアイデアを思いついた人を呪いたい気持ちですよ〜。そりゃないぜ〜〜と、心の中で絶叫してしまいました(涙)
メインであろうモーガンの選択は、モーガンらしいとも思えるけど、まったく共感できないものでした。モーガンを信じたルシアナとかサラとかラビの人とかでなく・・・いまさらリックを探すって。しかも、モーガンはルシアナたちをパドレに売ったんですよね〜。なんだかな〜と思いつつも、ここでモーガン劇場が終わったことに、ある意味、ホッとしています。
シュライクのあっけない最期も、パドレの兵士がダヴ率いる子どもたちだったことも、ガッカリな展開でしたが、復活したマディソン中心に進むであろう後半で盛り上げてほしいです。ビクターとマディソンの再会も楽しみです。アリシアのサプライズは無理でも、ビクターなしで終わるなんて許されないはずと信じております(~_~;)
後半はラストにチラっと映った謎の人物がキーになるのかな?手の感じは女性っぽかったですよね。あと6話。観てよかったと思える結末でありますように(祈)