Episode3 Truth Be Told
【ざっくりあらすじ】
今回の対象者はアレックス・ダンカン。殉職した軍人だった兄の極秘ファイルにアクセスしたアレックスは、CIAの標的になった。アレックスの命を狙っているのは、リースのCIA時代の上司ビールだった。死んだ事になっているリースが顔を見られるわけにはいかず、アレックスはビールに拉致されてしまった。
機密文書に隠された真相
リースは覆面を付け、CIAに尋問されていたアレックスを救出した。車で逃走するリースを見たビールは、その運転技術で覆面の男はリースだと気が付いた。
今はセーフハウスも使えず、リースはアレックスを高級ホテルの部屋へかくまった。アレックスは、戦地で死んだ兄ポールの情報が知りたくて機密文書にアクセスしたとリースに話した。ポールは反逆罪の容疑をかけられていたのだった。アレックスが盗んだ機密文書のポールの写真は、リースが任務で殺した人物だった。
フィンチはアレックスを国外へ逃がそうと提案するが、ビールをよく知るリースは完全にこの件から手を引かせない限り、ビールがアレックスを追い続けるとわかっていた。
リースの案で、タイムズスクエアにアレックスが居るように見せかけ、その隙にアレックスとリースで国防総省の機密文書にアクセスした。ポールの反逆罪は武器盗難事件への関与だったが、そもそもポールが盗んだ兵器は議会の承認なく実施された作戦のものだと判明した。アレックスが盗んだ機密文書が公表されると違法の作戦が露見し、関わったお偉方は失脚することになる。
過去を背負うリース
事件の真相を知ったリースはアレックスを連れて急ぎ逃げようとするが、すでにビールたちに追いつかれていた。リースとアレックスはビールに捕まった。
CIAの車に乗せられたリースの隣にはビールが座った。リースとビールが知り合いだとアレックスに知られてしまい、リースは「ポールを調査したのは自分だ」とアレックスに打ち明けた。そして「武器横流しの容疑でポールを尋問したが、潔白だった」と説明した。リースは「ポールは明日を変えようと最後まで努力した」と言い、ビールも「彼は英雄だった」とリースに話を合わせている。
ビールが「やり残した仕事がある」とメガネをはずすと同時に、リースは車を横転させアレックスと脱出した。リースは、車からはい出てきたビールに銃口を向け「これで終わりだ」と告げた。ビールはわかったと応え、アレックスの件は終了した。
後日、ビールはリースを尾行し再会した。事件の真相をなぜアレックスに教えなかったのかと尋ねるビール。リースは、アレックスに必要なのは「兄が英雄だったと信じる事だ」と話した。ポールは英雄ではなく、武器を横流しした犯人だったのだ。ビールは、リースが生きている事はCIAには報告しないと告げ、「亡霊としてなすべき事をやればいい」と立ち去った。
変わるマシン
今回、マシンはルートに宅配業者の身分を用意した。
マシンの目的はわからなかったが、宅配の仕事をこなすルートはやがて運んでいる荷物がサマリタンのものだと気が付いた。
宅配の車をサマリタンの監視できない場所に止め、フィンチと荷物の電子機器を調べると、ファームウェアの中に妙なコードが見つかった。フィンチは手早くそれをコピーし、地下鉄基地へ持ち帰った。
フィンチはサマリタンのマルウェアの取り扱いに慎重だったが、ルートは勝手に実行させてしまう。マシンの送ってきたパズルを解いたルートは、マシンが変化を望んでいると確信していた。ルートは、ショウを見つけてサマリタンを倒す為なら、何でもやる覚悟だった。
おちゃのま感想
そんなわけで、キャンベルさん出てきました。
リースを両親に紹介するほどまでの仲になったのかと驚いていたら、結局リースとは別れてしまいました。なんか、これでリースが思い残すことなくサマリタンとの戦いに臨めるようになってしまった・・・気がします。あ~、嫌な流れだわ~。
さて。ルートが「彼女(マシン)もそう望んでる!」と強く思い込んで、サマリタンのマルウェアをインストールしました。これでマシンに何か変化が訪れ、反撃に出るのでしょうか。まずはショウ救出ですよね。ショウをどうにかしないと、ルートが暴走しかねないもの。
フィンチも落ち着いた様子のグレースの姿を確認し、リースもキャンベル医師とケリをつけ、次はルートとショウ・・・。