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エレメンタリー 3 第9話「時の支配者」 | あらすじ感想

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Elementary

 

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Episode9  The Eternity Injection

【ざっくりあらすじ】
ジョーンの医師時代の同僚ショーンがシャーロック宅へ探偵の依頼にやってきた。依頼の内容は、先週から行方不明になっている友人の看護師マリッサの調査だった。マリッサには借金があり、警察は悪い奴に関わったんだろうと決めつけていた。

 

 

 

殺害された看護師

シャーロックは、マリッサが最後にクレジットカードを使用した場所を調べ、周辺のゴミ箱にマリッサの遺体を発見した。失踪前、マリッサはパーガトリアム社というルクセンブルクの会社から15万ドル受け取った記録が残っていた。マリッサの遺体のポケットから、何かの薬の投与量が書かれたメモが見つかり、シャーロックは「このメモは正式な治療用のリストではない」と考えた。

 

 

検視結果、マリッサは失踪直後に頭部を殴られ絞殺されたと判明した。爪から犯人のものと思われるDNAが検出され、照合の結果クリストファー・ジャコービーという人物と一致した。ジャコービーは妻から失踪届が出されている人物だった。

 

 

 

マリッサ殺害犯

ジャコービーは、公園で殺害されていた。ジャコービーの姿は妻が用意した写真とはまるで別人で、ホームレスのような風貌になっていた。

 

 

ジャコービーもマリッサと同じパーガトリアム社から15万ドル受け取っていると判明し、シャーロックはジャコービーの死とマリッサが持っていた投薬量リストに関連があると推測した。検視結果、ジャコービーは最近深刻な脳障害を起こしたことがわかり、体内から見たこともないような薬物が検出された。

 

 

 

シャーロックの推理

お金に困っていたジャコービーとマリッサは“パーガトリアム社”が開発中の新薬の治験に参加したと考えたシャーロックは、マリッサの投薬量のメモから他に4人の被験者を捜しだした。4人の被験者のうち、1人はジャコービーと同じように脳障害で死亡し、ふたりは失踪届が出されていた。最後のひとりルイス・カーライルはこの1週間勤務先を欠勤し、「誰かに追われてて命が危ないから隠れる」と同僚にメールしていた。

 

 

亡くなった母親のアパートに隠れていたカーライルは、治験の事を話せばあなたを守るというシャーロックを信じた。ネット広告で治験を知ったカーライルは、15万ドルが振り込まれたのち、賃貸オフィスで投薬を受けていた。「長い時間を過ごした感じになるが、大丈夫だ」と説明されていたが、2日目で脳障害の症状が出たカーライルはメールで助けを求め、追われることになってしまっていたのだった。

 

 

 

時間を増幅させる薬

シャーロックは大手製薬会社の年次報告書から、カーライルの協力で作成した似顔絵に似た人物、ドゥワイア・カーク医学博士を見つけ出した。カークは、ウビエント製薬会社の研究所の所長で神経化学分野の先駆者だ。カーク宅を捜索した警察は、ジャコービーから検出されたものと同じ薬品と治験データを発見した。

 

 

逮捕されたカークは、研究内容や死なせてしまった被験者については責任をとると罪を認めたが、治験の資金源については黙秘を続けていた。カークの尋問を見ていたシャーロックは、カークが守っているのは製薬会社ではなく、ある特定の人物だと指摘した。

 

 

シャーロックは、カークの関係者の中からジャック・コノートンという人物を見つけ出した。コノートンは、肺高血圧症の余命短い老人だった。全ての黒幕はコノートンだと見抜いたシャーロックは、犯行を認めれば最後の日々を穏やかに過ごせるようにすると言い、自白を促した。しかし、コノートンは取引には応じない。

 

 

シャーロックとジョーンは、コノートンの看護師のフレッドに話を聞くことにした。犯罪行為に秘密保持契約は無効になると言われ、被害者たちの写真を見せられたフレッドは、決心したようにコノートンが“パーガトリアム社”の書類を持っていて、呼び出した男ふたりに被害者たちを始末しろと命じていたと証言した。コノートンは逮捕される前に、自らカークの薬を投与し深い眠りについていた。

 

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不安定なシャーロック

依存症の集会での発言を無断でブログに載せらた事で、匿名性を重要視していたシャーロックは集会への参加を渋るようになった。ジョーンも相談役のアルフレードも、そんなシャーロックを心配していた。

 

 

シャーロックは、最近気分が落ちているとジョーンに打ち明けた。もしまた薬に手を出すとしたら何か劇的なことが原因ではなく、期待外れの日々のせいだと思うというシャーロックに、ジョーンは「あなたが望むならしばらく(シャーロック宅へ)戻ろうか」と提案した。ありがとうと言ったシャーロックは、自分は大丈夫だと返事した。

 

 

 

おちゃのま感想

シャーロックは不安定な状態になってました。

表情からは、かなりの気分の落ち込みが感じられました。
心配するジョーンに、本音を話し危うい状態だと正直に知らせたシャーロック。
正直に話せたことはよかったけれど、どうやったら気持ちを立て直せるのか、そのきっかけはつかめない様子です。

 

ジョーンはまたしばらくシャーロック宅へ戻ろうか?と聞いていましたが、シャーロックは感謝しつつも断ったみたい。しばらく付き添いをしてもらった方がいいと思うけれど、もう探偵として一人前に働いているジョーンに、再び自分の付き添いをしてくれとは言えないんだろうな。フクザツ・・・。
助手とはいえキティが同居してる事が救いでしょうか。

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