Episode3 Hero Fears Imminent Rot
【ざっくりあらすじ】
連続爆破事件が起きた。犯人が“ダイム爆弾”を使っているとわかり、パターソンがジェーンのタトゥーから手がかりを発見した。
犠牲になった島
ジェーンのタトゥーはプエルトリコのビエケス島をかたどっており、そこはアメリカ海軍がダイム爆弾やほかの兵器の性能試験をしていた島だった。がん患者の急増で試験は中止されたはずだが、ナズの情報では今も行われているという。
犯人がSNSへ投稿した声明から、島の被害者たちを弔うための犯行だとわかった。犯人たちは予約投稿を利用しており、ハッキングしたパターソンが次の爆破場所を突き止めた。犯人はホセとダレルのビエケス島出身の若者だった。
ウェラーは不安定なジェーンを現場に出すことに反対だったが、ナズが強引にジェーンを現場へ向かわせた。現場でダレルを見つけたジェーンはウェラーの「待機」の指示を無視し、単独で確保しようとした。後ろからジェーンを狙うホセをウェラーが撃ち、ジェーンはダレルを取り逃がしてしまった。
ウェラーはジェーンを無理に現場へ行かせたナズを責め、ナズは犯人ひとりを射殺できたと反論した。ふたりが口論している間に、ダレルが次の犯行のライブ配信を開始した。
不協和音
ダレルは海軍採用センターに爆弾ベストを着て押し入り、職員8人を人質にしていた。
ウェラーは単独でダレル説得へ向かい、爆弾ベストの着用を命じられてしまった。起爆装置を握るダレルには迷いが見られた。ウェラーの説得にダレルが応じそうになったとき、今回現場へ同行していたナズがダレルを狙撃した。
説得できたと怒るウェラーに、ナズは「チームを守るのが最優先」と言い、同じ状況になればまた撃つと告げた。
サイドストーリー
自分の記憶に欠落があると気が付いたリードは、ボーデン医師に相談した。ボーデンは、深刻な心的外傷に耐える手段として脳は記憶を抑圧することもあると説明した。放っておくべきかと悩むリードに、ボーデンは痛みは伴うがそのままにしておけばひどくなると答えた。
ボーデンと食事の約束をしていたパターソンは、忙しい仕事を理由に断った。
ザパタに励まされたパターソンがボーデンの部屋へ行くと、今夜ふたりで行くはずだったシリア料理がテーブルに並んでいる。本人は否定したが、ボーデンが電話でアラビア語を話しているところを見ていたパターソンは、レストランへ電話をしたのだと納得した。パターソンはボーデンにキスをした。
試されるジェーン
付き合いのある始末屋からケイドが生きていると知らされたシェパードは、ジェーンに組織への忠誠を示すテストを課した。
シェパードの命令は、ジェーンが組織にスカウトしたジェフリー・カンターを殺すこと。ジェフリーはジェーンが消えた後、待ち合わせに現れず消されることになってしまったのだ。実行にはロマンが同行し、ジェーンは窮地に陥った。
ジェーンは、ジェフリーを殺すよりも利用するべきだとロマンに訴えた。ロマンは「一理ある」と納得したようだったが、無表情にジェフリーを射殺した。
FBIへ戻ったジェーンは、忠誠心を試されて失敗したとウェラーとナズに報告した。ウェラーは動揺しているジェーンを心配するが、ナズは「(ジェフリーを)殺すべきだった」と冷酷だ。そして、何をしてでも寝返ったことは隠せと命令した。
サンドストームに呼び出されたジェーンに、ウェラーは「君はテイラーでもないし、殺人者でもない」と言い、直観に従えと送りだした。
隠れ家に戻ってきたジェーンをシェパードは温かく迎えた。ロマンはジェフリーを殺したのはジェーンだと報告したのだった。
おちゃのま感想 ★★★☆☆
ジェーンも悩んでおりましたが、シェパードやロマンが語るレミーが本当のジェーンだとしたら、どう考えてもサイコパスですよね~。
今のジェーンにとっては受け入れがたいことで、ボーデン医師に相談してましたが、結論はでませんよね~。
それにしても、今回もナズという人物にむぅ~ときました。
この人、立場は違うけど考え方はシェパードたちと変わりませんよね~。大義のためなら犠牲もやむなし・・・ってところ。
ジェーンが現在FBI側にいるのは、まだ自分をチームの一員だと感じてるし、仲間たちとの絆を信じてる部分があるからだと思うのです。しかし、ナズとの関係は脅されたうえでのことなので、このままの状態ではジェーンは組織側へ傾いてしまうんじゃないかな~。と、ちょっと心配。
ウェラーはナズと手を組み続けるしかないんですかね~。
ジェーンもナズを信用し続けることができるでしょうか。
わたしの大注目のパターソンは、ボーデンと付き合うことになりそうです。
シーズン1では恋人が殺されてしまうという悲劇に見舞われたパターソンですが、わたしにとってこのドラマで唯一ほっとできる存在の人です。
そんなわけで、幸せな恋愛をしてほしいと願ってるんだけど・・・大丈夫かな~。