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エレメンタリー 3 第14話「女たちの戦い」 | あらすじ感想

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Elementary

 

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Episode14  The Female of the Species

【ざっくりあらすじ】
ジョーンの飲み物を間違えて飲んだアンドリューは救急車の到着を待たずに死亡した。ジョーン殺害を企てたのは、以前ジョーンが逮捕し服役中のイラナ(シーズン3 第1話「ヤマアラシのジレンマ」)だった。アンドリューの葬儀を終えたジョーンは憔悴した様子で仕事を休んでいた。シャーロックはジョーンを心配し、足しげく食事を届けジョーンを支えていた。

エレメンタリー 3 第1話「ヤマアラシのジレンマ」 | あらすじ感想
【新】シャーロックがMI6の仕事を受け、突然姿を消して半年が過ぎた。ジョーン(ワトソン)は...

 

 

 

誘拐されたシマウマ

動物園で働くジョセフは、繁殖のため借りていた出産間近のシマウマ2頭が誘拐され、シャーロックに捜査を依頼した。養蜂家サイトの運営もしているジョセフに何度もメールを送り無視され続けていたシャーロックは、即答で依頼を断るが、ジョセフのサイトにシャーロックの論文を載せる事とジョセフのユーザー名を変更するという条件で依頼を引き受けることにした。

 

 

シャーロックは、ちょうど有給消化で休暇中のベルとふたりで事件を調べることにした。動物園へ行ったふたりがつかんだ手がかりは、柵についていた犯人のものと思われる車の塗料だけ。その塗料は運送会社のAPDが特許を取っている色で、シマウマを盗んでいったトラックはAPDから8日前に盗難されたものだった。

 

 

シャーロックはAPDから盗難車に積まれていた荷物の目録をもらい、ひとつずつ品目と重量を調べ、その中にGPS付のペットの首輪がある事を見つけ出した。そのGPSを追跡し、犯人が積み荷を捨てた場所に行き着いた。トラック自体を追うことはできなかったが、捨てられたゴミの中から馬科獣医サービスのレシートを発見した。

 

 

 

シマウマの仔馬

馬科獣医サービスの厩舎で、盗まれたトラックとシマウマを発見した。シマウマは見つかったが二頭ともすでに出産を終えていて、仔馬だけを犯人は連れ去っていた。そして厩舎には獣医師の死体が放置されてあった。

 

 

犯人が乗り捨てたトラックにあったシマウマの糞を調べたシャーロックは“フェデラル飼料店”と書かれた紙切れを見つけた。その店の店主は「エサを購入した男は180センチくらいの白人で、前夜降った雹(ひょう)について愚痴っていた」と証言した。

 

 

ジョーンへ食事を届けたシャーロックは事件の話を聞かせていた。雹の降った場所の地図を見たジョーンは、その地域に閉鎖された精神科病棟があると指摘した。その施設は街から離れ、患者のための農場も併設されており、仔馬を隠すには絶好の場所だった。

 

 

 

伝説の絶滅種

シャーロックたちは、ジョーンが教えた施設で仔馬を発見した。仔馬は1頭しかおらず、しかもシマウマではなかった。その仔馬は100年以上も前に絶滅した「クアッガ」という種だった。犯人は最新のバイオ技術を使い、絶滅したクアッガの遺伝子を種の近いシマウマに仕込み出産させていたのだ。闇市場では高値で取引される事と、シマウマの妊娠期間は13ヶ月と長く見守る必要がある事から、犯人は借金のある動物園の飼育係に違いなかった。

 

 

シャーロックとベルは、ジョセフにシマウマ飼育係を集めてもらい犯人探しを行った。シャーロックは犯人の特徴と全く合わない男性を犯人だと名指し、職員たちの反応からレイノルズが犯人だと特定した。

 

 

署へ連行されたレイノルズはDNAの提出を拒み弁護士を要求し、釈放されてしまった。シャーロックは令状を待たず、動物園のゴミ箱からレイノルズのDNAを採取し、殺害された獣医の爪にあったDNAと照合させた。その結果、レイノルズが犯人と確定した。

 

 

釈放されたレイノルズは警察の監視下にあったが、自宅地下の抜け道から逃走し姿を消してしまった。シャーロックは希少動物を売買する広告の隠語を解読し、クアッガを購入すると騙しレイノルズに罠をかけた。シャーロックの罠にはまり、まんまと現れたレイノルズは張り込んでいた警察に逮捕された。

 

 

今回はベルとコンビを組んで事件を解決したシャーロックは、感謝を込めて「マーカス」と初めて名前で呼んだ。

 

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ジョーンの覚悟

ジョーンのもとにモリアーティからの手紙が届いた。モリアーティは、自分とシャーロックのゲームの重要な存在であるジョーン殺害を企むイラナを獄中で殺害していた。

 

 

ジョーンは、自分の人生すべてをこの仕事に捧げる覚悟ができたとシャーロックに話し、再びシャーロック宅へ戻ると決心した。

 

 

 

おちゃのま感想

やはりアンドリューは亡くなっておりました。
この事件の捜査シーンは描かれず、冒頭のジョーンと殺人を指示したイラナの短い対決シーンだけで詳細が語られ、それだけでした。

そして、そのイラナもモリアーティに殺害されるというあっけない幕切れ。モリアーティがイラナをどんな方法で殺害したのかは、謎のまま。これから描かれるのかもわかりません。なんだかとても中途半端だけど、イラナの件はこれで終わりになりそうな感じ。

 

結局この事件を経て、ジョーンは探偵の仕事に全人生をささげる覚悟ができ、再びシャーロック宅へ戻り同居することを決めました。いろいろあったけれど、これでドラマの原点に戻ったということのようです。ジョーンが生涯シャーロックとともに生きる決心をするためには、これまでの紆余曲折は必要だったということなのでしょう。アンドリューは可愛そうだったけれども。

 

今回のシャーロックとベル刑事改めマーカスのコンビは、なかなか面白かったです。シャーロックの変人っぷりにマーカスがひとことつっこみを入れるトコなんて、わたしのツボ押しまくりでした。いっそのこと、マーカスがシャーロックのルームメイトになってもよかったかも。

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