映画感想ブログはこちら
記事内に広告が含まれています

エレメンタリー 3 第10話「世界にひとつだけの花」 | あらすじ感想

この記事は約5分で読めます。

 

Elementary

 

スポンサーリンク

Episode10 Seed Money

【ざっくりあらすじ】
自宅で就寝中に死亡したと思われる老夫婦の遺体が発見された。老夫婦が同時に自然死することはまず考えられず、他殺か自殺の可能性が強い。部屋のニオイを敏感にかぎ取ったシャーロックは「彼らはこの建物で起きた犯罪の犠牲になった」と言い、建物の地下へ降りて行った。

 

 

 

マリファナ栽培師クレイの死

シャーロックは老夫婦宅の換気口から臭う、ゴムを燃やしたときに発生する有毒ガスのニオイをかぎとり、向かった地下室で燃やされた男性の遺体を発見した。死亡していたのは同じ建物に住むクレイ・ドゥブロヴェンスキーという男性だった。クレイは、植物学と遺伝子工学の博士号を持つ研究者だ。

 

 

クレイの緊急連絡先の元恋人コートニーは「クレイはマリファナの遺伝子操作する芸術家だ」と言い、自分では吸わないがSDSという麻薬カルテルの栽培担当をしていたと話した。しかし、クレイの栽培場所のマリファナは枯れかけていて、SDSはまだクレイが死んだことを知らないようだった。

 

 

 

世界にひとつだけの“はず”の花

シャーロックは、栽培場所にあった一輪の花に目を止めた。それは『霧台郷(むたいきょう)欄』という世界に1株しかない貴重な花で、1年前品評会で盗まれたものだった。花の値段は、推定で25万ドル。闇サイトを調べたシャーロックは、オークションサイトでクレイの花を落札した『アグリネクスト社』のバーバラ・コンウェイという遺伝子組み換え部門の役員を見つけ出した。

 

 

バーバラは落札した目的は花を乗せてあったタンスで、花はタダでもらったと説明した。捜査に必要なら花を持って行ってもかまわないと言うバーバラは、『霧台郷欄』とその肥料をシャーロックに手渡した。

 

 

シャーロックは意を決して、花の根を調べることにした。するとふたつの花は全く同じで、根の状態から半年以下の花だとわかった。『霧台郷欄』は5年物のはずで、しかも全く同じ個体が存在することはなく、シャーロックは「これはクローン花」だと断言した。植物学と遺伝子工学の博士号を持つクレイならできることだった。

 

 

 

新たな被害者

またクレイと同じ手口で殺された死体が発見された。被害者は『アグリネクスト社』のCFOケラーと重役シェルビーだった。

 

 

シャーロックはバーバラには動機があると主張し、署で事情聴取が行われた。昇進して収入も増えたから10年前から花を収集するようになったと話しはじめたバーバラは、クローン花を作ったクレイの技術を称賛した。内密にマリファナ合法化後の戦略準備をしていたバーバラは、クレイと連絡をとり仕事をオファーしていたのだ。

 

 

重役たちの殺害犯が逮捕され、バーバラの見解通りSDSが殺害に関わっていた。犯人の男は、SDSから依頼を受け殺したと話し、重役殺し以外の犯行も自白した。しかし男はクレイ殺しについては、自分ではないと主張した。

 

 

シャーロックは、バーバラの話しを信用できなかった。ジョーンも、もしバーバラの発言が嘘でクレイはSDSを辞めるつもりがなかったとしたら?と疑問を口にした。

 

 

 

クレイの恋愛流儀

クレイの元恋人コートニーから連絡があり、ジョーンはクレイの自宅へ呼び出された。コートニーはクレイからもらった花(黄花クンシラン)の肥料を取りにクレイ宅へ来ていたが、管理人から警察がいないと入れないと断られていたのだ。コートニーの話から、クレイが寝た女性全員に同じ花を贈っていたとわかる。コートニーが手にした肥料は、バーバラが間違えて手渡した肥料と同じニオイがした。ジョーンはシャーロックに「彼女(バーバラ)が犯人よ」と連絡を入れた。

 

 

署へ呼び出されたバーバラに「あなたがクレイを殺した」と、ずばり迫るジョーン。弁護士を呼ぶというバーバラに、ジョーンは「後悔の念を示せるのは今だけだ」と説得を始めた。計画的な犯行とは思えないと話すジョーンに、バーバラは「バカだと思うだろうけど、彼を愛していた」と涙を浮かべ、自白を始めた。

 

スポンサーリンク

 

新たなステップへ

ジョーンは保険会社の調査員として働く事に決めたことを、シャーロックへ報告した。このところシャーロックが不安定な状態だった為、なかなか知らせることができずにいたのだった。保険会社との契約は、今まで通り市警のコンサルタントは続け、シャーロックとの協力関係も認めること。保険会社はジョーンの要求を認め、ジョーンはもう契約を済ませていた。「保険会社」と聞いたシャーロックはあっけにとられていたが、ジョーンの選択を邪魔するようなことはしなかった。

 

 

シャーロックもまた、キティを弟子から卒業させ相棒にしようと決めた。ジョーンは「すばらしい考えだわ」と賛成し、シャーロックは「今後もお互いの協力関係は今まで通りだ」と念を押した。

 

 

グレグソン警部から死体が見つかったと連絡を受け、現場にはひとりで来るように言われたシャーロック。グレグソン警部がシャーロックひとりだけでと言った理由は、殺害された被害者の背中にある傷が、キティがレイプされた時につけられた傷と同じだったからだ。

 

 

 

おちゃのま感想

なんと、ジョーンが就職?を決めました。
フリーの探偵業を辞めて、保険会社の調査員へ。今まで通り市警の顧問やシャーロックとの仕事は続けるという契約らしいのですが、市警の顧問はそんなに暇だったのでしょうか。
・・・もしくはお金にならないのか。

 

シーズンも中盤になり、キティを襲ったレイプ犯がNYに来て同じ手口で殺人を犯していることが判明しました。キティの抱える闇の部分も今後描かれていきそうです。

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。