Episode9 Check Your Ed
【ざっくりあらすじ】
ウェラーはレミーを確保し、メキシコのリードとワイツもザパタを逮捕した。パターソンとリッチは計算論的神経科学と行動学が専門というFBIのナンシー・ウィリアムズとともにロマンのデータを分析し、ZIPの治療法を見つけ出した。
ジェーンのはじまり
ナンシーによると、ジェーンの脳内はZIPが人格を隔てる壁を作り、現在はスイッチがレミーに切り替わった状態だ。治療は死ぬリスクがあるうえ、いったん始めたら中断できない。しかし、ジェーンを救う方法はほかになく、ウェラーは治療に同意した。
脳の中で目覚めたジェーンは、ZIPで記憶を失くした日に戻っていた。タイムズスクエアに置かれたボストンバッグから現れたジェーンはウェラーと出会い、ウェラーを愛したことを思い出した。
レミーに支配されていると理解したジェーンは、レミーとの戦いを決意する。しかし、レミーの支配下にある脳の中で、ジェーンは記憶の部屋から出ることができない。助けが必要だと感じたジェーンの前にチームの仲間たちが現れた。家族と呼べる仲間との思い出を取り戻したジェーンは、脱出の鍵を手に入れた。
レミーの攻撃
思い出とともに力を取り戻すジェーンに、レミーはロマンを差し向けた。襲いかかるロマンを誘導し、ジェーンはレミーの支配が届かない取調室へ逃げ込む。椅子に座ったロマンはレミーが送った怪物ではなく、ジェーンの知る弟のロマンに戻た。ジェーンは幼いころからずっと守れなかったことを謝罪し、ロマンは姉を許した。子供のころの記憶を取り戻したジェーンに、ロマンはふたりの思い出のコインを渡した。
次に現れたのは、傭兵を従えたシェパードだった。シェパードは辛い記憶でジェーンを攻撃する。ブラックサイトで拷問を受けた日を思い出したジェーンに、「痛みは夢」というロマンの声が聞こえる。いつしか辛い記憶は幸せな記憶に変わり、シェパードも消えた。
ついにレミーのいる部屋の前まで来たジェーンに、助けを求めるウェラーの声が届く。ループのように続くウェラー救出はレミーの攻撃だ。「本物じゃない」と自分に言い聞かせたジェーンは、ウェラーを見殺しにすることでループを抜け出した。
ふたりの原点
レミーの部屋のドアを開けるため、ジェーンは「必要な時はいつでもここにいる」という仲間の言葉をヒントにタトゥーの謎に挑む。本当の名前“アリス・クルーガー”を思い出したジェーンの前に、レミーになる前の少女のアリスが現れた。
レミーの部屋へ入るドアの鍵はアリスの掌紋だった。レミーの傍らには“レミー”を作ったシェパードがいる。ジェーンはふたりの原点はアリスだと指摘し、レミーの中にあるジェーンの部分に訴える。シェパードの支配から自由にならなきゃと説得されたレミーはジェーンになった。
目覚めたジェーンの周りには心配そうに見守るウェラーたちがいる。“ジェーン”に戻ったと報告したジェーンは、レミーのおぞましい記憶に震えている。
シェパード
病院で検査を受けることになったジェーンにはリッチが付き添い、ウェラーとパターソンはレミーが逃がしたシェパードのもとへ向かう。しかし、その場所にシェパードはいなかった。
消えたシェパードはウェラーの部屋にいた。シェパードは、レミーが戻らないことでウェラーを疑ったのだ。シェパードは帰宅したウェラーを襲い、ちょうど病院から戻ったジェーンがシェパードを撃った。
「私なりに愛していた」と言うシェパードの言葉はジェーンの心に響かない。ジェーンは「さよなら」と、シェパードに別れを告げた。
復帰
FBIに戻ったジェーンをパターソンとリッチが迎え、ウェラーはFBI捜査官のIDを渡した。検査の結果、ジェーンは“ジェーン”に戻ったと証明されたのだ。
ジェーンを取り戻したチームのもとに、ザパタを逮捕したリードが戻ってきた。
おちゃのま感想
ジェーンとレミーを演じ分ける、ジェイミー・アレクサンダー(Jaimie Alexander)さんに見惚れました。こんなに表情作りがうまかったとは!頑張りましたね~。
ジェーンとレミーのふたつの人格問題を解決し、シェパードも退場し、一区切りつきました。ロマンもお別れかな。意外だったのが、シェパードがレミーを信じていたこと。逃げずにウェラーの部屋へ行ったのは、レミーを助けるためですよね~。逃げるためにレミーが必要ということもあるんだけど。
さて、次はいよいよザパタの問題ですね。ザパタが逮捕されたと知ったら、マデリンが大暴れしそう。マデリン担当はワイツでしょうか…(-_-;)