Episode4 Sous-Vide
【ざっくりあらすじ】
東京で入手したロマンのデータから見つけたレシピに食材を暗号キーに使った住所が隠されていた。アジトに最適な人里離れたその住所は、50年代に非人道的な治療で閉鎖された昔の精神科病院だった。
人形に仕込まれたもの
廃墟の精神科病院から大量の人形が見つかった。人形を守っていたのは、麻薬や武器などなんでも運んでいる密輸業者の“カルパチアン”だった。アジトに武器はなかったことから、麻薬の線で人形を調べることにしたパターソンは麻薬取締局の分析官ローレルをラボに招いた。
パターソンが国境なき医師団のボランティアが撮影した画像の中に同じ人形を見つけ、リッチが人形の“肌”に何かの微粒子が詰まっている空洞を見つけた。医師団が出血熱の流行に対応していたと知ったパターソンはローレルに危険を知らせるが、遅かった。人形にメスを入れたローレルの手は仕込まれていた粉に覆われてしまった。
バイオハザード
パターソンはバイオハザード対応システムを作動させ支局を閉鎖した。支局に到着した生物化学兵器部隊のベックは「症状の進行を抑える血清」と説明した注射をローレルに打つが、ローレルは助からなかった。
「考えるだけ無駄だ」とベックに言われたものの、調査を続けたパターソンは、人形に仕込まれていたものは『意図的に作られた完璧な生物兵器』と結論を出した。さらに、ベックたちの目を盗んで手に入れたローレルの血液から、ローレルは隔離後に別の病原体に感染したと判明した。
閉鎖エリアの外にいたウェラーは「“ローズマリー”をキーに暗号を調べ直せ」とラボに知らせる。ウェラーは、ベックの隊が付けている紋章に暗号を解読したレシピの食材“ローズマリー”が描かれていることに気づいたのだ。“ローズマリー”が導き出したものは、ベックの名前だった。生物兵器を作ったベックは証拠隠滅のため別のウイルスでローレルを殺したのだ。
レミーの作戦
FBIのサーバーにあるブラックサイトの情報を盗むため、レミーは自宅監禁中のボストンを利用した。『FBIがセキュリティーの欠陥を見つけるためハッカーを募集している』というレミーのウソを信じたボストンは、リッチのような仕事の極秘オーディションだと勝手に理解し、レミーに協力した。
バイオハザード対応システムが作動し、職員たちとオフィスに閉じ込められたレミーは、職員の不安を煽り、パニックを起こさせた。職員たちを部屋から追い出し、ボストンのデバイスをサーバーに繋ぐことはできたものの、職員を欺くためついたウソでレミーはベックに『血清』を打たれてしまった。
“ジェーン”が血清を打たれたと知ったウェラーは、防護服も着ず汚染エリアに入りベックを倒した。ウェラーはベックが“血清”と説明したものをベック自身に打ち、解毒剤を手に入れた。危険を冒し救ってくれたウェラーをレミーは抱きしめた。
それぞれの秘密
ウェラーは“ジェーン”が密会していた女性の調査を連邦保安官のアリーに頼んだ。「あなたの奥さんを調べるなんて嫌」と断ったアリーは、隔離エリアに入るウェラーを止めなかった“ジェーン”に不信を抱く。アリーはジェーンが密会していた相手を調べ、ウェラーに報告した。密会の相手は、ヴァイオレット・パクというニュージャージーの非営利団体の職員だった。
レミーは、ボストンが盗んだ情報を手に入れた。
マデリンの標的
アメリカ政府と巨額の契約をしている『ブラッドリー・ダイナミクス』の情報が欲しいマデリンは、FBIのリードに目をつけた。FBIなら私に任せてと言うザパタを退け、マデリンはクローディアに任務を命じた。クローディアの手法は“拷問”だと知ったザパタは、リードの部屋にあるPCからバレずに情報を引き出せると提案し、マディリンを納得させた。
クローディアを連れてリードの部屋に侵入したザパタは要領よく作業を進め、PCの指紋認証も突破した。しかし、FBIが閉鎖されたため、必要な情報を入手することはできなかった。ザパタは、拷問するためリードを捕らえるクローディアに従うしかない。
おちゃのま感想
ウェラーはジェーンがレミーに戻ったと気づいたわけではなかったです。単にジェーンが心配で・・・ってことみたい。ということで、パターソンたちも気づいてないんでしょうね~。アリーの調査で何か進展するでしょうか。
レミーはブラックサイトの情報を入手したのかな?場所がわかったとしても、ひとりきりでシェパードを取り戻すのは難しいと思うんだけど・・・。レミーに騙されてしまったボストンの今後も心配です。せっかく“リッチのように”なろうとしているボストンなので、このまま協力者として活躍してほしい。
思惑がわからないザパタのほうもスリリングな展開になってます。リード大丈夫かな~?(*_*)