Episode3 The Quantico Affair
【ざっくりあらすじ】
タトゥーの暗号を解き、“史上最悪の爆弾魔”のテッドを逮捕した支局に、HCIグローバルのCEOに就任したマデリンが現れた。「社の透明化を推し進める」と説明したマデリンはクロフォードの不正に繋がる情報を提供した。
史上最悪の爆弾魔
マデリンがFBIに渡したUSBにウイルスは仕込まれておらず、目新しい情報もなかった。捜査対象のマデリンを信用しないパターソンはUSBの情報とタトゥーとの照合を指示した。
チームが回収した爆弾魔テッドの携帯から、“史上最悪の爆弾魔”はテッドとラリーの二人組だと判明した。工学の学位を持つ元軍人のラリーは戦闘エンジニアで、1年前450キロ以上の爆薬を購入している。テッドが自宅爆破に使った分を差し引いても430キロの爆薬を手元に持っているはずだ。
テッド逮捕後も出勤したラリーの勤務先ホテルが標的だと思われたが、ホテルに爆弾は見つからなかった。しかし、ホテルの地下には禁酒法時代のトンネルがあり、車両基地に繋がっている。パターソンは、車両基地から出発した列車に乗っている乗客の避難をワイツに求めるが、「パニックは犯人の思うつぼだ」と言うワイツは応じない。乗客の避難を認めないワイツは、爆弾の位置を絞り込めと命じた。
英雄のいる場所
マデリンが提供したUSBから、ラリーがHCIの子会社『レーザーコム』に勤務していたことが判明した。マデリンが現れたのは偶然じゃないと考えるパターソンは「マデリンを呼び戻すべき」とワイツに訴えるが、ワイツは今回もパターソンの意見を聞き入れなかった。
パターソンはラリーが勤務していた『レーザーコム』を調べ、クロフォードが通信プロジェクトの研究開発で先を越されたガリステック社を執拗に攻撃していたことを突き止めた。ガリステック社のラボのあるビルの真下には2本の地下鉄が走り、ラリー出勤後に車庫を出発した列車がその下を通過する。
緊急ブレーキが解除され、避難できなかった乗客とチームを乗せたまま列車は発車した。ウェラーから逃げたラリーは死亡し、車内を捜索していたリードたちが爆弾を発見した。起爆装置のPCは列車の屋根に置かれていた。
市警が乗客を犠牲にしビルの爆破を阻止するつもりだと気づいたパターソンは、ワイツに「市警の権限を肩代わりして」と求める。またしても保身に走ろうとするワイツを、パターソンは「信じて進むの」と説得した。列車の屋根にしがみつき、レミーはパターソンがセットしたコードを入力した。爆破を阻止したレミーは“英雄”として支局のみんなに迎えられ、情報を提供したマデリンは記者会見を開き「テロを未然に防ぐ協力をした」とアピールした。
パターソンの生徒
支局にFBIアカデミーの研修生たちが来た。推薦がもらえた研修生はロス支局への配属が決まる。教官として研修生の前に立ったパターソンは、昨夜クラブで知り合ったリンカーンがいることに驚いた。リンカーンは、ワイツの甥だった。
パターソンの不自然な様子から、リッチはリンカーンと何かあったと気が付いた。カマをかけられたパターソンはうっかりリンカーンと寝てしまったと認めてしまう。研修は終わり、推薦を得たリンカーンはロス支局へ行くことが決まった。リンカーンを祝福したパターソンは、明朝ロスへ発つというリンカーンを自宅へ誘った。
チームの秘密
ワイツから、ザパタは生きていると知らされたリードたちは安堵した。しかし、ザパタの生存を証言したのは、殺されたキラの娘だった。キラ殺害の容疑者になったザパタはマデリンのフィクサーだと考えられている。信じないリードたちに、ワイツはギャンブル依存症だったザパタがチームを裏切った過去を暴露した。
今回、融通の利かないワイツと仕事をしたことで、パターソンはリッチが再三「ジェーンの治療法が見つかるかも」と訴えている『秘密の書』を秘密裏に探すことにした。
ウェラーの疑念
毒を仕込んだ注射器を準備したものの、レミーはウェラーを殺さなかった。隠し持っていた注射器をウェラーに見せたレミーは、ZIP中毒が悪化した場合に備えて作った毒だと説明した。
ウェラーが勝手に毒を処分したと知ったレミーは怒りを抑え、「外の空気を吸ってくる」と外出した。そのレミーをウェラーは尾行している。レミーは廃車の中で見知らぬ女性と会っていた。
おちゃのま感想
今回は、支局の中からチームを支えるパターソンとリッチを中心に描かれたエピソードでした。「事件はラボが解決してるの!」というパターソンの強い思いが伝わる内容です。なので、アクションシーンは音声のみ(-_-;)
今回もワイツにはイラっとさせられましたが、ワイツが出張ってるせいで、支局長としてのリードの存在感が消えてます。ワイツはマデリンとどんな会話をしたんでしょうね?懐柔されてないことを願うばかりです。
そして、ウェラーが活動開始!あのレミーを見る目!次回が楽しみ~。