Episode16 The One Where Jane Visits an Old Friend
【ざっくりあらすじ】
シェパードのアジトに現れた謎の人物の特定はできず、ジェーンはレミーとしての過去に苦しんでいる。ウェラーの勧めでセラピーを受けてみても、複雑な事情を理解してくれる医師はいない。焦るジェーンは刑務所にいるボーデンを訪ねた。
ジェーンのセラピスト
ジェーンがボーデンにセラピーを頼むことにしたと知らされたパターソンは「ジェーンが立ち直れるなら」と受け入れ、ザパタやリードも同じだった。一方、面会に現れたジェーンに「私を助けて」と乞われたボーデンは、あっさり断った。
塀の中のボーデンに権利はなく、「聞くだけ聞いて」と必死なジェーンの前に座っている。なんの助言もしないボーデンに苛立ったジェーンが席を立つと、ボーデンはセラピーを始めた。ジェーンの話はすべてレミーを別人として語っていた。「辛くても真実を受け入れないと前へ進めない」と指摘したボーデンは、レミーとの出会いを振り返る。過去に向き合ったジェーンは、闘いにボーデンを巻き込んだことを謝った。それはジェーンがレミーを自分だと認めた証拠だった。
ボーデンの助言で、ジェーンはレミーも信じる“正義”を行っていたのだと受け入れた。必要とされるのは嬉しいだろうと問われたジェーンは、チームのもとへ戻った。
メキシコから来た殺し屋
すでに鑑識が調べたマデリンのオフィスを捜索していたリードとザパタが襲撃を受けた。狙撃の角度から割り出したビルに居た人物は、マデリンにデル・トロを貸したコルテスのいとこアロンゾだった。自称ビジネスマンのアロンゾの裏の顔は、カルテルの殺し屋だ。
拷問のうえ殺されたHCIグローバルの元幹部の遺体が見つかり、殺害現場の近くでアロンゾが目撃された。アロンゾの目的はデル・トロ殺害の報復だとわかり、チームはデル・トロ殺害に関わったボストンの保護を決めた。
支局に連れて来られたボストンはリッチを無視し、ミッドタウン・トンネルに入ったまま行方がわからなくなったアロゾン捜索に手を貸した。ボストンの助言で、トンネルを抜けたアロンゾの車が見つかり、ホテルにいるアロンゾを逮捕した。
逮捕されたアロンゾは「ビジネスマン」だと主張したが、ホテルの地下に武器が見つかった。しかし、アロンゾ拘束後もHCI幹部の殺害は続いた。アロンゾ以外にも、幹部を狙う人物がいるのだ。
嘘と取引
ザパタがチューリッヒで手に入れたマデリンのデータから『ヘリオス』という言葉と、HCI幹部6名の名前が判明した。マデリンの思考で考えたザパタは、アロンゾの犯行を利用したマデリンが居場所や目的を知る幹部を殺していると確信した。チームは残された生存者ケイシー・マルコのもとへ向かうが、すでにマルコも殺されていた。
マルコの部屋でマデリン専属パイロットのJBのポケベル番号と、呼び出すための暗号が見つかる。JBことジェームズ・ケリーは元ドクターヘリのパイロットで、クロフォードに誘われHCIへ転職した人物だ。計画を知る最後の人物、マルコを殺したマデリンはJBの飛行機で高跳びするはずだ。「使わなきゃ意味ない」と訴えるザパタにウェラーも賛成し、マルコの番号でJBと接触した。助かりたいならマデリン逮捕に協力してとザパタに求められたJBは、協力の見返りに1000万ドル要求した。
FBIに現れたJBはさっそくビットコインの口座を示し、1000万ドルの入金を求めた。取引には情報が必要だと言われたJBは、マデリンが1時間以内に国外へ逃亡すると教えた。リッチとボストンが仕組んだ偽取引の1000万ドルの入金を確認したJBは、ザパタを連れマデリンとの待ち合わせ場所で待機する。時間になってもマデリンは現れず、ザパタとJBの会話を聞いていたボストンは、JBのウソを見破った。ボストンの提案でJBにカマをかけると、案の定ウソをついていたことが判明した。
マデリンの行方を追うチームは、JBの前職であるドクターヘリに目を付けた。調べると、JBのかつての副操縦士が飛行中だとわかる。ヘリの目的地、ブルックリン西医療センターへ向かったチームは、ヘリを待つマデリンを逮捕した。しかし、セラピーを終え復帰したジェーンがマデリンの手下ドミニクに捕まってしまった。
おちゃのま感想
びっくり。
ボーデンが再登場しましたよー。パターソンは受け入れていたけど、心中穏やかなはずないですよね。ボーデンのセラピーで、ジェーンは完全復活でしょうか?しかし、シェパードが遺した元アジトの謎は解けてません。
そして、こちらも予想外なんですが、案外あっけなくマデリンを逮捕しました。ジェーンが拉致されてしまったので、マデリンとの闘いはまだまだ続きます。マデリンはワイツを抱き込んだと言っていたけど、どうなんだろう?
再登場といえば、ボストンもでした。元気そうに創作活動しているようでよかったです。