Episode8 We Fight Deaths on Thick Lone Waters
【ざっくりあらすじ】
強盗団が環境サミットで“高価な何か”を盗み、会場前で車を爆破し逃走した。強盗団にはウェラーとジェーンが潜入していたが「待機」の連絡を最後に消息を絶っていた。連邦検事の指示で検事補のワイツがチームの捜査に立ち会うことになった。
事件メモ
爆破現場で同じ強盗団に雇われていたリン・バートンとクライヴ・ドイルを逮捕し、今回の雇い主は悪名高い武器商人のニコ・マルコーニだと判明した。成功報酬はひとりあたり200万ドルと破格の値段だ。
消息を絶ったウェラーとジェーンを捜すナズたちは、逃走車両の黒のキャデラックを追跡しジェーンを発見した。ジェーンが戻ったことで事件の詳細が判明し、強盗団が盗んだ“アイテム”が世界で唯一津波爆弾を作れるミンシア・チェン博士だとわかった。ウェラーはチェン救出とマルコーニ逮捕のためエミールの船に潜入し、ジェーンにFBIへ連絡するよう指示したのだった。
報酬の支払いが現金だったと聞いたパターソンは、聴取中にリンが「送金」という言葉を使ったことに気が付いた。ジェーンの話でリンがエミールの仲間だとわかり、爆発に使ったバンから回収したリンのハードディスクを調べると、リンがマルコーニのビジネス用送金サイトを作っていることがわかった。チェンの売買が成立した瞬間リンにも取り分が入金される仕組みで、逮捕されたとしてもリンは十分な金を手に入れることができるようになっていたのだ。
FBIに口座を押さえられたうえ人身売買の罪も加わると言われたリンは、マルコーニがダークウェブのオークションでチェン博士を売るつもりだと教えた。
オークションはすでに始まり、付録としてウェラーも売り出されていた。場所の特定には何週間もかかり、リードは自分たちが落札するしかないと主張した。しかし、ワイツは合法的な手段しか認めないと却下した。
ジェーンがワイツを引き付けている間に、チームはリンのオフショア口座の金を全額使いウェラーとチェンを競り落とした。取引が成立すると、ジェーンはワイツにウェラーたちのいる場所を教え、応援を送るよう求めた。自分の指示を無視されたワイツは怒りをあらわにするが、ジェーンは「自分流を貫いて連邦捜査官と民間人を見殺しにするか、指名手配犯を逮捕して手柄をものにするか」とワイツに問うた。
チームが受け渡し場所へ行くと、ウェラーとチェンは監禁されていた小屋から脱出した後だった。森に隠れていたチェンを保護し、逃走しようとしていたマルコーニも追跡していたウェラーが逮捕した。今回ウェラーたちを雇ったエミールがマルコーニ本人だった。
無事事件を解決し、大物の指名手配犯を逮捕したが、ワイツは勝手な行動をしたナズを恫喝した。ナズはワイツの脅しにひるまず冷静に対応した。
ナズはパターソンにシステムすべてにアクセスできる権限を渡した。これまでNSAが捜査してきたサンドストームの全データを渡されたパターソンは「光栄です」と感謝した。
凶器のナイフ
ザパタから凶器を盗んだことを打ち明けられ、凶器はフレディのナイフだったと知らされたリードは、裁判にフレディを巻き込んだ自分を責めた。
ナイフを盗むとき、証拠保管庫で知人に合っているザパタは凶器を戻す方法が思いつかず悩んでいた。リードは、証拠を置き間違え謹慎期間中の鑑識官の車にナイフを隠す計画を考えた。
ウェラーとアリソンの子供の性別発表パーティから抜け出したリードは、「二度と戻るな」と言いフレディを逃がした。凶器のナイフはリードの計画通り鑑識官の車にザパタが隠した。
弟、ロマン
ジェーンの部屋をロマンが訪ねた。FBIの内通者からジェーンが寝返ったと知らされたロマンはそのことには触れず、「第2段階が始まる」と言い、ジェーンに「その時はそばにいて欲しい」と話した。
おちゃのま感想 ★★★
今回は、サンドストームから離れたエピソードでした。
そんなわけで、ジェーンがFBIに寝返ったとロマンに知らせた人物も判明せずです。ロマンもスパイの存在をジェーンに知らせるわけにはいかないだろうし・・・ですね~。
う~ん、誰なのか非常に気になってます。
このところナズがチームに馴染んできてるので、怪しいのはボーデン・・・?(*_*;
ロマンがジェーンに「第2段階が始まる」と意味深なことを言っていたので、次回はサンドストーム関連の話かな~?