ブラインドスポット 2 第9話「裏切者」| あらすじ感想

Episode9 　Why Let Cooler Pasture Deform

【ざっくりあらすじ】
サンドストームの“第2段階”が実行されると知ったジェーンは、ロマンの部屋に隠していた携帯からウェラーたちに知らせた。ジェーンが送った情報から推測できた計画は電力網の破壊だった。実行されれば大惨事になり、ウェラーたちはサンドストームの拠点を目指した。

サンドストームの罠

ジェーンが使った携帯の中継局と手がかりからサンドストームの拠点を特定した。ウェラーはジェーンの救出を指示し、ナズは情報が欲しいという理由でシェパードを殺さず捕らえることを求めた。

チームが現場へ向かおうとした時、ウェラーにアリソンが事故に遭ったと連絡が入った。連絡してきたのはアリソンの恋人コナーだ。ウェラーはナズにサンドストームの件は任せ、アリソンの病院へ駆け付けた。

しかし、病院にアリソンはおらず、コナーもウェラーには連絡してないという。嵌められたと気づいたウェラーがパターソンに罠だと知らせると、現場のチームとの通信ができなくなっていた。

最初からジェーンがFBIに寝返ったと知っていたシェパードは、ジェーンを利用しFBIに罠を仕掛けたのだ。狙いはウェラーのチームを全滅させること。しかし、ウェラーに利用価値があると考えるシェパードは、ウェラーを作戦から外す策を講じたのだった。

嵌められたチーム

現場へ到着したチームは通信ができなくなっていたが、ナズは今日をのがせばチャンスはないと作戦続行を決めた。しかし、途絶えていた通信が戻ったことで罠に嵌められたと気が付いたナズが撤退を指示すると、同時に爆発が起き建物が倒壊した。

生き埋めになったナズは金属を棒でたたき合図を送り続けた。リードは瓦礫の下敷きになり動けなくなっている。別行動だったザパタは無事で、かけつけたウェラーと合流した。

ウェラーがナズの合図に気づき、ナズもリードも救出された。しかしリードは重傷で病院へ搬送された。付き添うザパタに、リードはジョーンズを見殺しにしたと打ち明けた。

ボーデンの過去

ボーデンはシェパードがジェーンを監視するため送り込んだスパイだった。

妻のクリスと国境なき医師団で働いていたボーデンは、2013年のアフガニスタンで“オリオン”の存在を隠滅するため爆撃されたジェーンを助けたのだった。ジェーンが思い出した指輪の女性はクリスだった。

当時、ボーデンは危険に巻き込まることを恐れジェーンを保護することをためらったが、クリスが「怪我した人を助けるのは義務」と主張したのだ。回復とともにジェーンはボーデン夫妻と打ち解け親しくなった。ある日、ボーデンとジェーンが山歩きをしていると、ジェーンを殺すためボーデンの自宅がある村が攻撃されたのだった。

荷物をまとめているボーデンの指輪を見たパターソンは、ジェーンが調べていた指輪と同じものだと気が付いた。裏切り者がボーデンだと悟ったパターソンは銃を構え、ボーデンも銃を持った。今朝まで恋人として幸せな時間を過ごしていたふたりは撃ち合うことになってしまった。

ロマンの選択

シェパードはジェーンとの絆を断ち切らせるため、「ジェーンを殺せ」とロマンに命じた。

姉を殺すことができないロマンは、シェパードに向け引き金を引いた。しかし、弾は入っておらずシェパードは裏切ったロマンを撃った。弟を守るため、ジェーンはシェパードに襲い掛かった。

不利になったシェパードは武器を捨て、素手での戦いに変えた。倒れたロマンはシェパードが落とした銃を拾い、シェパード撃った。とどめを刺そうとするロマンに、シェパードは「あなたを愛してくれた人間を撃つの？」と命乞いをした。銃声を聞いた仲間が駆け付け、ジェーンはロマンを連れて逃走した。　

撃たれたロマンは病院を拒み、医薬品を置ている隠れ家へ行くことを希望した。ジェーンは、ロマンの傷の手当と同時に、自分の記憶を消した薬をロマンに注射した。

おちゃのま感想 ★★★★