Episode18 Laszlo Jankowics (No. 180)
リズを愛していたキャプランがリズ殺しの黒幕とは思えないレッドは手がかりを求め、証人保護下で暮らしているキャプランの妹モーリーン・ローワンを訪ねる。
キャプランの手がかり
唐突に訪ねてきたレッドを歓迎しながらも、姉は死んだと思っていたモーリーンは困惑する。そんなモーリーンが教えた手がかりは、キャプラン最後の恋人クララ・ムーアだった。お悔やみを言うためモーリーンを訪ねたクララはキャプランの弟子だと説明したが、モーリーンは姉の恋人だと直感したのだ。
“キャプランの弟子”クララ・ムーアは、レスラーが殺したマルコ・ヤンコヴィッチ(シーズン6第8話)の息子であるラズロ専属の掃除人だった。父の麻薬ビジネスを継いだラズロは売り物の液状LSDに溺れ、レッドいわく「父親を超えたイカれ具合の男」だ。そんなラズロの下にいるクララと会うため、レッドはブラックリストとして“ラズロ・ヤンコヴィッチ”の捜査を指示する。
ふたつの捜査
ストレスフルなアラムを気遣うクーパーの案で、チームは二手に分かれて捜査することになった。ラズロが襲撃した幻覚剤を使った治療研究のラボへはパクとデンベが向かい、クーパーとレスラーは元汚職刑事コールと一緒に殺された弁護士ラクロイ宅を家宅捜索する。
9人が殺されたラボで唯一生き残ったエイヴリーは「犯人の顔は見てない」と話していたが、襲撃犯が使った銃弾についていた指紋から逮捕された仮釈放中のグラハムの証言で、ラズロとの繋がりが判明する。ラズロの父マルコが仕入れた原材料で麻薬を作っていたエイヴリーは、幻覚剤が合法化される見通しになったことでラズロを見捨てたのだ。
一方、ラクロイ宅を捜索したクーパーとレスラーは、ラクロイとコールが組んで詐欺を働いていた証拠をつかむ。コールが24時間態勢で監視していたIT長者のマーチは、でっちあげの訴えで接触したラクロイに示談を勧められ、家族を守るため150万ドル支払っていた。
黒幕の罠
空港近くのモーテルに身を隠したエイヴリーを見つけ出したレッドはチームには知らせず、ラズロを呼ぶ。ラズロの前で芝居を打ったレッドは思惑通りクララ・ムーアを誘き出し、キャプランの情報を手に入れる。クララもキャプランは死んだと思っていたが、2日前、キャプランの手書きメモが寝室に置かれていたのだ。
キャプランがクララを呼び出した建物の前に止めた車の中には、レッドとクーパーがいた。ふたりは死んだはずのキャプランが黒幕という仮説を信じられずにいたが、建物の窓際に立つ女性はキャプランだと確信する。
偵察のため建物に入ったウィーチャたちが襲撃される。罠だと叫ぶウィーチャの声と共に、キャプランがいた部屋は爆破された。
パクの人事評価
レッドとの間に溝が出来たうえ、チームを率いることにストレスを感じているアラムは、部下になった同僚たちの人事評価に頭を悩ませる。体調面が心配なパクに「現場から外されたら耐えられない」と直訴されたアラムは、パク自身に人事評価を書いてもらうことにする。
「報告は不要なほど体調は良くなっている」とアラムに説明したパクだが、レッドの情報で追い詰めたラズロを体調問題のせいで取り逃がしてしまう。自分の問題を認めたパクは、真実を記入した人事評価をアラムに手渡した。
おちゃのま感想
う〜っ、もどかしいっ(TдT)
キャプランの生存が確認されないまま爆破だなんて、しかもウィーチャまで巻き添えに・・・。
レッドもクーパーも窓際に立ってた女性は“キャプラン”だと断言してたけど、そっくりさんの妹モーリーンという可能性はないのかな?今回の黒幕は手の込んだ策で攻撃してると思うので、モーリーンを利用するくらい考えそうな気がします。もしくは、モーリーンも黒幕の一味だったかも。もっと疑うと、モーリーンは整形したキャプランだったとか。証人保護で別人として暮らしてたモーリーンに化けるのは簡単ですよね・・・。疑うとキリがありません。
ところで、アラムは頑張ってるけど、チームがバラバラに見えて、なんだか落ち着きません。クーパーは追い詰められてるし、パクは現場を去る決心をするし。ここからクライマックスへと気持ち盛り上げねば!