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11/22/63 第3話「ハロウィーンの惨劇」【あらすじ感想】

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Episode3 The Kill Floor

 

【ざっくりあらすじ】
ジェイクは現実世界の教え子ハリーを救う為、ホテルもない小さな町で数日過ごすことにした。数日後のハロウィンの夜にハリーの父親は、別居中のハリーの母と弟妹をハンマーで惨殺しハリーにも深い傷を負わせるのだった。

 

 

ハリーの父、フランク

ジェイクはまず殺害犯となるハリーの父フランクに接触することにした。バーでフランクの知り合いだと嘘をつき、バーテンから情報を聞き出そうとするジェイク。すると、仕事を終えたフランクが仲間たちと現れた。

 

 

バーテンから見知らぬ男が自分を訪ねて来たと聞いたフランクは、威圧感を漂わせ仲間とともにジェイクの席へ着いた。ジェイクは小説のリサーチだと言い、この街へ来る前立ち寄った別の街でフランクの名前を聞いただけだと説明した。

 

 

妻と別居中のフランクは突然現れた謎の男を疑い、ジェイクを食肉工場へ連れて行った。傍若無人な振舞いをするフランクは、仔牛を連れてきてジェイクに殺してみろと迫った。拒んだジェイクの目の前でフランクは得意げに仔牛にハンマーを振り下ろし自分のチカラを誇示してみせた。

 

 

フランクの狂気を見たジェイクは、惨殺が起きるハロィンの夜、ハリーたち母子を町から遠ざける事にした。ハリーの家を訪ね、もっともらしく食事付宿泊券に当選したと伝えるジェイク。突然の幸運にハリーの母ドリスは、用心しつつもジェイクから渡されたチケットを見て笑顔になった。ジェイクは、学校を休んでいたハリーに「未来は明るいぞ」と声をかけた。子供のハリーも喜び、とたんに元気になったようだった。

 

 

 

ハリーを救うために

「町にハリーたちがいなくなれば、殺人事件も起こらない」
そう考えていたジェイクのもとに、フランクがやってきた。ジェイクが連れて行かれた先には、顔を殴られたドリスがいた。全てフランクにバレていたのだ。

 

 

ジェイクと妻の関係を疑っているフランクの怒りはすさまじかった。ジェイクは、フランクを止めるには殺すしかないと決心し、銃を手に入れた。

 

 

ジェイクが知る事件の内容はハリーが書いた作文のみだ。ジェイクは大人用おむつまで用意してハリー宅を見張り、その時を待っていた。

 

 

緊張しているジェイクに、後ろから思わぬ人物が襲い掛かってきた。それはバーテンダーのビルだった。ビルは姉を12年前にフランクに殺されたと信じ、復讐を誓っていたのだった。

 

 

ジェイクはこれから起こる事をビルに説明し、未来から来たと真実を打ち明けた。しかし、そんな話をビルが信じるはずがない。ふたりが言い争っている間に、フランクが裏口から侵入した。

 

 

家からドリスの叫び声が聞こえ、ジェイクは急ぎ家へ入る。自分の部屋にいるはずのハリーに隠れておくように声をかけ、ジェイクは叫び声がする部屋を目指した。そこは、ハリーの作文通りフランクがドリスをハンマーで殺そうとしている現場だった。ジェイクはフランクを撃つが致命傷は与えられない。フランクの殺意はジェイクに向けられた。争った末、ジェイクはフランクを殺害した。

 

 

フランクを殺害しハリー母子を救ったジェイクは、そのまま町から去ることにした。途中、手に着いた血を洗い流す為、車から降りたジェイクは「ドリス、タッガ、エレン」と、救った3人の名前をつぶやき続けた。

 

 

そのジェイクの前に、銃を手にしたビルが現れた。ビルはJFK暗殺を報じる記事の切れ端を持っていた。

 

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おちゃのま感想 ★★★☆☆

JFK暗殺阻止からいったん離れた繋ぎのようなエピソードなのですが、ジェイクにとっておそらく“JFK”より重要なハリーを救うお話です。

そもそもJFK暗殺阻止にジェイクがどれくらい情熱を持っていたのかも、この段階ではわかりません。なんとなーくアルの熱意と、アルが死んでしまった衝撃で過去へ来てしまった感じだったので。

歴史を変えようとすることへの猛烈な抵抗を感じ、未来へ戻ることにしたジェイクは、せめて自分の知るハリーの人生を救いたかったのだと思います。ささやかなひとりの人間の運命を変えるくらいなら過去の抵抗はないだろうと思ったのか、幼いハリー母子を見てしまったら見殺しにできない気持ちになってしまったのか・・・。

いずれにしてもフランクを自分の手で殺害してしまった事で、ジェイクの人生も変わるのだと思います。

次回は、いったん未来へ戻るのでしょうか。それとも、未来の記事を手にしたビルと何かあるのでしょうか。

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