Episode5 Freedom & Whisky
【ざっくりあらすじ】
ボストンへ戻ったブリーは自分の出生の真実に戸惑い、受け入れることに苦労していた。ブリーは母のクレアに反発し、大学を辞めて家を出るとまで言い出した。親子喧嘩をしているクリスマスのランダル家にスコットランドからロジャーがやってきた。
ロジャーの知らせ
ロジャーが突然ボストンへ来た理由はブリーに会いたかっただけでなく、ジェイミーの消息をついに見つけたと確信したためだった。
クレアたちが帰った後もジェイミーを捜したロジャーは、クレアがジェイミーに教えたという「自由とウイスキー」の詩が1765年の雑誌に引用されているのを見つけたのだ。詩を書いたバーンズは当時6歳のはずで、未来を知るジェイミーが雑誌を作ったとロジャーは確信したのだった。雑誌を発行したのはアレグザンダー・マルコムという人物で、それはジェイミーのミドルネームだった。
突然ジェイミーが見つかったと知らされたクレアは「知らずにいたかった」とロジャーを責めてしまった。20年前に味わった別れの苦しみと、ブリーのことを思うとクレアは喜ぶことができなかった。
ブリーの思い
フランクを記念した奨学金制度が設立された。式典にはフランクの愛人サンディも出席しており、学部長はクレアにフランクの教え子としてサンディを紹介した。クレアはその場を去ろうとするが、背を向けたクレアにサンディは悲しみをぶつけた。
クレアとサンディの様子を見ていたブリーは、サンディはフランクの愛人だと気が付いた。ブリーはスコットランドで約束した通り真実を話してとクレアに言い、クレアは何年も前からフランクとサンディは恋仲で結婚するつもりだったと教えた。
ブリーは、自分の存在をフランクやクレアが憎んでいたのではないかと悩んでいた。クレアは、フランクにとってブリーが生きがいだったと話し、ブリーが生まれた瞬間の喜びを教えた。ブリーはクレアとフランクの大切な娘なのだ。
再び遠い過去へ
クレアはロジャーに口止めしていたが、ブリーにジェイミーが見つかったことを報告した。ブリーは驚き以上に喜び、クレアをジェイミーのもとへ送る決心をした。
ブリーに励まされたクレアは、再び過去へ旅する準備を始めた。クレアは役立ちそうな物を病院で手に入れ、それを隠せる服を作り始めた。
クリスマスのプレゼントに、ブリーは骨董品店で見つけた古い硬貨を、ロジャーはスコットランドの歴史の本をクレアに贈った。ふたりに感謝するクレアに、ブリーは「もうひとつあるの」と小さな箱をプレゼントした。そこには、石を通るのに必要だとゲイリス(ジリアン)が考えたトパーズのネックレスが入っていた。
出発の日、クレアは友人であるジョーへ渡して欲しいと退職届をブリーに託し、ブリーに名義を変えた銀行口座や自宅の譲渡証書を手渡した。そして、ジェイミーから贈られたジェイミーの母の真珠のネックレスをブリーへ贈った。
スコットランドまで見送ると言うブリーに、クレアは自宅での別れを希望した。「心穏やかに行きたい」というクレアの希望通り、ブリーはいつもように玄関で母を見送った。
母を見送ったブリーは涙をふき、ロジャーが食べたいと言っていたボストンクリームパイをふるまった。ロジャーはクリスマスプレゼントをブリーに贈った。それは、クリスマスにクレアがブリーに読んでいたクリスマスキャロルの本だった。
1766年 エジンバラ
1766年のエジンバラにクレアは居た。
ロジャーが見つけてくれた“アレグザンダー・マルコム”の印刷屋のドアを開けると、奥から懐かしい声がした。
忘れることのなかった背中にクレアは声をかけた。声の主を見たジェイミーは、そのまま昏倒してしまった。
おちゃのま感想 ★★★★
ほとんど1話まるっとクレア側のおはなしでした。
前回までのクレアとブリーを見て、なんだか寂しい気持ちになってしまってたので、ふたりの関係をちゃんと描いてくれてよかったです。
二度と会えないかも知れないと覚悟のうえでクレアを送り出したブリーは、ひとりになって大丈夫かな~?クリスマス休暇が終わればロジャーは帰っちゃいますよね?(´・ω・`)
それにしても、ジェイミーが印刷屋さんになっていたのは意外でした。それって、ジェイミーなりに未来のクレアへのメッセージになると考えたんでしょうかね~。
20年ぶりに過去へ戻ったクレアは若々しい見た目に変化してました。老けメイクが抑え気味になってる・・・(;^_^A
ジェイミーは倒れちゃったけど・・・次回が待ちきれませんっっ。