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11/22/63 第1話「ウサギの穴 PART1」【あらすじ感想】

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Episode1 The Rabbit Hole 1

【ざっくりあらすじ】
高校教師のジェイク・エッピングは、行きつけのダイナーで離婚の書類にサインしているわずか数分の間に、店主のアルがひどく老け込み病人になった姿を目撃した。アルは自分の余命は長くないと話し、突然歳を取った理由を説明する前に店の奥にある倉庫へジェイクを連れて行った。

 

 

倉庫の先にある世界

アルに言われた通り暗い倉庫を進むと、突然ジェイクは見覚えのない場所へ出てしまった。驚いて戻ってきたジェイクにアルは「倉庫の暗闇の先は、1960年10月21日に通じている」と説明した。

 

 

アルがジェイクにこのタイムトラベルの秘密を打ち明けたのは、死期を悟り自分では成し遂げられそうにない使命を託そうとしたからだった。アルはケネディ大統領を救えば世界は今よりよくなると信じ、JFK暗殺阻止を計画していたのだ。

 

 

アルは“ウサギの穴”と呼んでいるタイムトラベルの掟をジェイクに説明した。倉庫の向こう側は決まって「1960年10月21日11時58分」で、いくら向こうで過ごしても戻ってきた現実では2分しか経過していない。向こうへ戻るたびにリセットされる。何かを永遠に変えたい時は、もう戻れない。と。

 

 

 

本気だったアルの計画

突拍子もないアルの頼みを受けるかどうか迷いつつも、話を聞いているジェイク。アルは、すでにかなり暗殺犯とされているオズワルドについて調べていた。実際に間近で本人に会ってもいた。しかし、本当に暗殺犯だという確証がつかめず、オズワルド殺害を実行するに至らなかったのだ。

 

 

アルは、ケネディ暗殺の6ヶ月前(1963年4月10日)に起きた元テキサス州知事候補のウォーカー暗殺未遂事件の犯人がオズワルドかどうか確認しろとジェイクに話した。同じ型の銃が使われたその事件の犯人がオズワルドなら、大統領暗殺犯もオズワルドだとアルは考えていた。もしオズワルドが犯人だったら、殺して戻ってこいとアルは話した。

 

 

アルは過去でのふるまい方や賭けで資金を手に入れる事を教え、偽のジェイクの身分まで準備していた。しかし、いくら現実世界では2分の事だと言われても決断できず、ジェイクは一旦家へ戻った。眠れぬ夜を過ごし、アルの家へ戻ったジェイクは息を引き取ったアルを発見した。

 

 

 

過去へ・・・

ジェイクはアルの遺志を継ぎ、ウサギの穴を通り抜けた。
そこは前回と全く同じ「1960年10月21日11時58分」だった。同じように「ここにいてはダメだ」と男が声をかけてくる。ジェイクは男を無視し、先へ進んだ。

 

 

アルから教えられたように時代に合った身なりに変身したジェイクは、車を手に入れた。資金を補充する為、車のディーラーに賭けをしているバーを教えてもらい賭けをした。いきなり36倍の賭けに勝ったジェイクは、目立つ存在になってしまった。

 

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おちゃのま感想 ★★★★☆

原作を読んで以来、映像化を楽しみにしてたドラマです。

 

本当は約90分の特別版のところを2話に分割しての放送でした。なので、ちょっと最後の終わり方が変な感じ。おそらく(まだ第2話を見てないんだけど)、この“ウサギの穴”のタイムトラベルのルールと、タイムトラベル初心者ジェイクの様子を第1話にまとめて、序章的なエピソードになってるんじゃないかな。どうだろう。

 

ジェームズ・フランコさんのジェイクが、本を読んだときに想像したジェイク以上のジェイクって感じで、まさにピッタリな印象です。柔和な雰囲気で親し気なところと、素顔にどこか影を匂わせるあたり。

 

「タイムトラベルでJFK暗殺を阻止」なんていう重いテーマがデンとあるドラマだけど、読後の感想は大きなテーマは“愛”だなと思ったので、そのあたりの作品のイメージにもあってる感じです。

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