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The OA【ドラマファイル】

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原題:The OA

The OA

 

 

作品データ

  1. ジャンル:SFミステリー
  2. シーズン:2(キャンセル)
  3. エピソード:16
  4. 主な舞台:ミシガン、サンフランシスコ
  5. アメリカでの放送:2016-19
  6. キャスト:ブリット・マーリング(OA、プレーリー)、ジェイソン・アイザックス(ハップ)
  7. メモ:最終話まで視聴済
  8. 4.0

 

 

 

ストーリー

7年前失踪したプレーリー・ジョンソンが橋から飛び降りる動画がネットにアップされ、プレーリーの養父母であるジョンソン夫妻はプレーリーを保護した病院へ駆けつける。運よく助かったと話しかける看護師に、「私はOA」と名乗ったプレーリーの背中には残忍な傷跡がある。さらに、失踪時盲目だったプレーリーは視力を取り戻していた。

 

 

世間が“奇跡”と騒ぐ中、開発に失敗した小さな町にある自宅へ戻ったプレーリーは、7年の失踪について語ろうとしない。橋から飛び降りたのは自殺ではないと訴えるプレーリーの話から、監禁場所には他にも人質がいたとわかる。他の人質の生死について聞かれたプレーリーの答えは、“私たちは何度も死んだ”という意味不明なものだった。

 

 

“ホーマー”という人物を捜し始めたプレーリーは、問題を抱える少年たちと知り合う。更生施設へ送られそうなスティーブを中心に、“境界線を超える旅を始める”と呼びかけたプレーリーのもとに、ジェシー、バック、フレンチ、そして彼らの教師であるベティが集まる。5人の力が必要だと説明したプレーリーは、まず自分のルーツから物語を始める。ジョンソン夫妻の養子になる前、プレーリーはロシアの財閥の娘“ニーナ”だった。

 

 

 

おちゃのま感想

ネタバレしてます!

残念ながらキャンセルされたドラマです。そういうわけで、ラストは次の物語へ繋がる内容で終わってますが、その部分を“余韻”ととらえれば、断然好みの謎に満ちたSFドラマでした。

 

 

のっけから、思い切りのネタバレになってしまいますが、主人公OA(プレーリー)が7年もの間、失踪していた理由は、ハップという“死”を研究する男に監禁されていたからでした。臨死体験した5人の被験者を言葉巧みに拉致したハップは死後の世界を解明するため、人里離れた場所で臨死の実験を繰り返している研究者。ハップに何度も殺されるOAたちは、足を踏み入れた死後の世界で“動作”を授けられ、その動作がもたらす力を信じ、それが脱出の手段だと確信してゆきます。当然、彼らを監視しているハップも動作の意味に気づき、OAたちが最後の動作を得るとリーダー格のOAを解放し、残りの4名を連れて消え、救助されたOAはいつしか愛しあうようになった隣の檻の住人ホーマーや仲間たちを捜す…というのがシーズン1の内容です。ちなみに、盲目だったOAの視力が戻った理由は、脱出を試みた際、ハップに頭を殴られたせいです。

 

 

OAがスティーブたち5人の仲間に監禁生活の物語を毎晩少しずつ語り聞かせる内容のシーズン1は、特に脚本と演出が素晴らしく、スティーブたちがOAの話しに引き込まれるように、ドラマを見ているこちら側も引き込まれ、続きを聞かずにはいられない気持ちにさせられます。そして、予想外のシーズン2へ。

 

 

シーズン1で明かされた、OAたちが臨死体験で得た動作の意味や、ハップに連れ去られたホーマーたちを救出するストーリーかなと想像していたのですが、まったく違う。シーズン2のテーマは死後の世界ではなく、パラレルワールドでした。興味深かったシーズン1からテーマが変わり、描こうとしている世界観が複雑になりすぎてしまったかな?という印象です。もともとシーズン5まで構想があったとのことなので、打ち切られたことでシーズン2が冗長な内容に感じてしまうのかもしれません。

 

 

ストーリー以外に目を向けると、主人公OAを演じ、原案から制作(製作総指揮にはブラッド・ピットも加わってます)まで関わっているブリット・マーリングの緊迫したOAの感情がまっすぐ伝わる表現力に魅了されました。そして、問題を抱えるスティーブたち少年の閉塞感と、彼らを包み込むようなベティのふんわりとした空気感のバランスが絶妙でした。

 

 

もしも継続されていたら、別の設定の世界でのOA、ホーマー、ハップの関係を中心に、救済の物語になるのかな。できることなら、いつかどこかで想定されていた結末を見たいと思うドラマでした。

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