Episode15 Worth
【ざっくりあらすじ】
聖域に戻ったニーガンに“何者か”と問われたドワイトは、救世主の掟通りに「ニーガンだ」と応えた。その返事に満足そうなニーガンは「時期が来たらわかるだろう」と意味深な笑みを浮かべた。
サイモン
サイモンは指示に従わずヒルトップを襲撃した訳をもっともらしくニーガンに説明し、埋め合わせはすると約束した。以前サイモンが犯した“ある町の子供を含む男性全員を殺した”話を持ち出したニーガンは、あの頃からずっと監視してきたと言い「ひざまずけ」と命令した。いったんはルシールを手にサイモンの後ろに立ったニーガンだが、突然「すべてを許す」と告げた。
「失望させない」とニーガンに誓ったものの、サイモンの不満は変わらない。ドワイトを説得したサイモンは自分に従う手下を集め、ニーガンを殺す計画を発表した。サイモンは実行役をニーガンに妻を奪われ顔を焼かれたドワイトに任せると決めたが、ドワイトはサイモンの裏切りをニーガンに知らせていた。
サイモンに従う反乱分子を一掃したニーガンは、「ボスになりたいなら、ボスを倒せ」とサイモンに決闘を挑んだ。素手で戦うニーガンとサイモンを、救世主たちはただ黙って見守った。
戦いが終わり、サイモンは聖域を守るウォーカーになった。
ニーガンの罠
ドワイトは、ニーガンとサイモンが決闘している隙に逃げようとしたグレゴリーに地図を託した。地図には、ニーガンが「明日の午後、行く」と話した場所と、ニーガンの計画とともに「ニーガンを殺し、戦いを終わらせろ」というドワイトのメッセージがあった。
グレゴリーはドワイトの地図をヒルトップへ届け、ニーガンの計画をリックたちに知らせた。
サイモンを始末したニーガンは、ドワイトに「右腕に昇格する」と告げた。思わせぶりなニーガンに調子を合わせたドワイトが部屋へ戻ると、ドワイトの裏切りを知るローラが待っていた。ジェイディスのゴミ山を出発したニーガンはアレクサンドリアから逃げたローラを拾い、ドワイトが内通者だと知ったのだ。
ニーガンはドワイトを利用する作戦を考え、思惑通りドワイトはリックに偽情報を届けた。
ユージーンの戦い
ダリルとロジータは、銃弾製造工場から出てきたユージーンを捕らえた。ユージーンは救世主の仲間になった原因はロジータを救うためだったと話し、言い訳を喋り続けた。
救世主の中で居場所を確保しているユージーンは逃げ出すチャンスを逃さなかった。車に群がったウォーカーを倒すためダリルが離れた隙に、ユージーンは口に指をつっこみ食べたばかりの“イワシ入りマカロニチーズ”をロジータめがけ吐き出した。
ロジータとダリルは逃げたユージーンを追うが、どこにも見当たらない。ふたりが去ると、燃え殻の下に隠れていたユージーンが立ち上がった。銃弾製造工場へ戻ったユージーンは、ヒルトップへの攻撃を知らされた。ユージーンは銃弾作りで戦いに貢献すると宣言した。
アーロン
シンディたちを説得するため浜辺に残ったアーロンは、ウォーカーだけでなく飢えとも戦っていた。シンディたちはアーロンが森に居ることは知っていたが、殺さず放置していた。
死んだように見えるアーロンを、シンディたちが取り囲んだ。人の気配で意識を取り戻したアーロンは、隠れて暮らす生活から脱却する方法は戦うことだと訴え、再び気を失った。
カールの手紙
カールがリックに遺した手紙には、幸せで安心できた世界でのカールの幼い頃の記憶が書かれていた。
この世界で戦うことを覚えたカールは、いつしか愛する人を守ることが“大人”になることだと学び、命を尊重できる世界にすべきだと悟っていた。カールはリックにニーガンとの和平を望み、前の世界と同じように普通の幸せを感じられる世界にして欲しいと願いを託していた。
カールの思いを無にしたくないミショーンは、無線を使いニーガンに呼び掛けた。ミショーンは「カールの望みだから」と言い、手紙を読み始めた。カールの手紙には、終わらせるには和平しかないという訴えと、もしパパが和平を提案したら受け入れてという願いが記されていた。
静かにカールの言葉を聞いたニーガンは、「ひざまずいて投降しても許しはしない」と言い、無線を踏み潰した。
おちゃのま感想 ★★★
ドワイト危うし。なところで最終話へ続きました。
ドワイトは、逃れようがないですよね~。非常に恐ろしいことが待ってそうです。
カールの死には意味を持たせるべきだと思うので、リックは和平の道を探り、応じないニーガンと結局戦うことになるのかな?
浜辺を襲ったのはサイモンだったんですね~。なるほどな、今更の新事実でした。アーロンが説得中の浜辺のみなさんが鍵になるんでしょうかね~。しかし、彼女たちは武器をリックたちに差し出しちゃったんですよね?移動手段もなさそうだし、どうするんだろう?
次回は最終話。わたしは、ただただ戦いを終わらせてと祈っております。